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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「サード・ウォッチ」の記事一覧

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サード・ウォッチ#79&80「コラテラル・ダメージ 前後編」

前編
手を尽くしたもののエミリーの意識はなかなか戻らず。手を握るしかできないフェイスは自分と母との確執を思い出し輪をかけて落ち着かなくなる。 見舞いに来てくれた母親にも不満を吐き捨てるようなことしか言えず自己嫌悪にはまる。ようやく目覚めてくれたエミリーの謝罪の言葉を遮り母親として娘の無事を心から感謝するフェイス。
ドク&キムが搬送した薬物中毒患者は犯罪防止課のクルーズの妹だった。行動を共にしていたボスコは妹かわいさから捜査とは思えない立ち回りに振り回され当惑。それでも何とか妹からドラッグ工場の場所を聞き出し、一掃しようとするが妹が土壇場で寝返る。工場に飛び込み警察が来ることを告げると主は薬品を投げクルーズやボスコを巻き込んで家は爆発。

娘死亡でごたごたするのは嫌だし、安易な人死にも嫌だからエミリーが目覚めてよかった。
目覚めた時の「謝らなくていいよ」はこの後も続いてくれるのだろうか。
自分の母親や医者に啖呵を切ったようにエミリーの言葉を信じて守ってあげられるのだろうか。ここのうちは不安定だからな。
もうひとつ不安定な家族(姉妹)が登場したのも心配だ。
警察官のヤク中妹、姉妹共爆発に巻き込まれどうなることやら。
クルーズの強引な捜査に熱血とは違うものを感じたボスコは戸惑い気味。
でっち上げ捜査(未遂)や虚偽の臨終の宣告を目の当たりにしているだけにね。

後編
燃えるドラッグ精製工場に消防や警察が到着するが、通報したボスコの姿が見当たらないことに不安を感じるデイヴィス。中にいるのなら崩落の危険があるため放水ができない。火の手の中、なんとか安全な場所を確保したボスコはようやく外との連絡がつき地下室にいることを告げ救助される。

スパドラのエピソードガイドによるとサリーの人が監督。気分が悪いからお休みではなかったと判明(笑)。
サリーの天敵チェフチェンコのRoy Scheiderが2月10日に亡くなられたとか。

火災の中、ボスコの活躍はさすが。やはりこの前の「クリミナル・マインド」は気のせいだったんだ(笑)。
病院へ搬送されたあと見舞ってあげるのもボスコらしい。事件で妹を亡くすことになってしまったクルーズの家を訪ねるのも実にボスコらしい。
フェイスのことが心配だったらそうしてるもの。
だらかこれもヨーカス家を訪ねることと違いはない!と思ってたのに。ああ、そうですか。他の女性には感じなかった嫌なものを感じるのは何故だろう?
オープニングにクルーズの人の名前も登場するようになったのでこれが続くのかね…。

意識の戻ったエミリーは退院。一揉めあるかと思ったが「差し出されはしたが、ドラッグをやったのは自分」の素直な告白を真摯に受け止める大人のフェイスだった。母親への暴言も悔いてるし。本当にヨーカス家は落ち着いてしまったのだろうか。
フェイスの回想で警察学校時代が登場。ボスコと同期だったんだ。
初日から「母ちゃん」呼ばわりで何も変わってないボスコが微笑ましい。
お互い苦手分野を助け合いながら卒業に至った「友」と呼ぶのにふさわしい相手。
ただ、フェイスの警官志望の理由がフレッドとの離婚を前提にしていたとは。それを聞いても穏やかでいてくれるフレッドでようございました。
しかし回想シーンのカツラは…(笑)。

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サード・ウォッチ#77「再会」 #78「吹雪」

再会
治療中のセクハラで逮捕されたカルロスは保釈金5万ドル、一部を都合してくれたのはデイヴィスだった。カルロスは同僚の後押しで無罪になると思い込んでいたが、みんなの態度は意外に冷たいものだった。内勤を命じられ、有罪になったら医者になれないし罪状が罪状だけにカイリーにも会えなくなるかも…救命士を退職すれば訴えを取り下げてくれるかも…と不安に押しつぶされそうになる。

寒さもあったかもしれないが、カルロスの表情が本当にやつれて見えた。
能天気にみんなの指示を期待していたのに、期待外れどころか味方がいなかったショックは計り知れない。
頼られたデイヴィスは正しくないかもと思いながら被害者の少女との面談を取り付けてあげる。…失敗?
キムに「君がいたんだから君が見るべきだった」と言うドク、真っ当な意見だけれどそういうあなたもカルロスを信じてませんよね?自分をこんな気持ちにさせたキムに対してのお説教に聞こえた。
フェイスが学生時代の友人のDV事件に巻き込まれる。レズビアンカップルのDV事件をボスコは揶揄するけど、フェイスには大切な友人だったようだ。
表沙汰にはしないながらもフェイスが信じたように自分で関係を見直せる人だった。

吹雪
大雪のNY。BFエリックと出かけたエミリーは車中でドラッグをすすめられしぶしぶ試すが、二人とも過剰摂取で朦朧状態。エリックは目覚めたが車はガス欠、助けを求めに外に出るが行き倒れる。病院に居たフェイスはフレッドからの「エミリー不明」の電話を受けると、そこには一緒に出かけたエリックが搬送されてきた。エミリーもこんな状態で放置されている、と必死の捜査が始まる。

強盗事件以降、いい方向に向かっていると思っていたフェイスとエミリーの関係。うまくいってはいるのだろうが、BFという新しい問題の前でぎくしゃく気味か。
ドラッグをすすめられ試したのはそんなフェイスへの反抗心もあったかもしれないが、あの時の表情には躊躇いもあったと思う。
好きな子に嫌われたくなかったという乙女心をフェイスはわかってあげられるだろうか。許せとは言わないが。これが原因でまたヨーカス家が荒れそうな気配。

デイヴィスの口利きで仕事に復帰でき、アパートも見つけたサリーは落ち着いたと思ったのに。デイヴィスも心配するほどの酒びたりらしい。「日も出てないのにサングラス」の理由もそういうことか。
失職の不安で動揺しているカルロスへも心無い現実を吐き捨てるし。
デイヴィスもどうしていいやらお悩み中。彼が見限ったらもうサリーはお終いだと思う。
カルロスといいサリーといい、放っとけない性格なんだなデイヴィスは。だから警邏局長にも見張られちゃうんだ。

Jason Wilesゲスト出演のクリミナル・マインドで混乱してしまったので、TWを見て心底安心。
これといった見せ場はなかったけれど、ボスコはやはり正義感あふれた警察官でなくちゃ。

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サード・ウォッチ#76「崩壊」

建築現場で正規の労働者とスト破りで働く者の間で揉め事が起き、仲裁に呼び出されたサリー&デイヴィス。しかしその目の前で足場が崩れる。ドクが新人と組むためカルロスはキムと組み腕を怪我した女子高生の処置にあたるが、後に「身体に触れられた」と訴えられ逮捕される。

サリー復帰おめでとう!
前回までの濁った顔つきとは違い、純粋に仕事のできるありがたさを感じているよう。もちろん、友だちのありがたさも。
「かまわないでくれ、大丈夫だ」をその通りにとらえてはいけないことの見本。
デイヴィスが実直なだけでない、篤い心をもった男でよかった。
足場の下敷きで救出待ちの男の語る他愛もない夫婦喧嘩の話に時折見せる複雑な顔は気になるが「電話するか」と気遣えるから大丈夫か。
下敷きさんは搬送中に心停止になったらしいが助かったかな。サリーの心が彼の生死にかかっているようで…。

人の心にまで考えは及ばないが仕事はできる救急新人の話もあるが今後尾を引きそうなのはカルロスの逮捕。
女子高生の腕をつる処置時に身体に触れた、これをセクハラと訴えられる。
一度そう思うと勇気付けるための肩たたきも触るためとしか思わないんだろうな。
テレビで見る限りでは(笑)この時カルロスに下心があったとは思えない。
でも現場到着時「女子高生だ~!」って喜んでるし、日頃の女性とお付き合いしたい病を見ているキムには不愉快かも。
その一方で「カイリーと動物園に行けるんだ」と喜ぶ顔もあるわけだけど。

ボスコとフェイスは久しぶりに正規コンビ。
救急新人に犯人を逃がされるというピンチはあったがなんとかセーフ。
手錠を自前で買うというのはびっくりした。
しかもボスコは高級手錠を買ったようでフェイスに呆れられてた。
何もかもが犯罪防止課譲りのようで。かぶれてるとも言う?(笑)
一方のフェイスはエミリーの「撃った人の人数は?」に悩むが正直に接したことで信頼をえられたよう。ヨーカス家はこのまま落ち着くのかな?

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サード・ウォッチ#74&75「澄んだ瞳 前後編」

ボスコは犯罪防止課の仕事で銃撃犯と思われる男を拘束。被害者が犯人だと認めたため逮捕するが、大丈夫と思われた被害者が死亡。証言が無効となり犯人ヴァーノンは釈放されてしまう。目撃者だった少年ミゲールの証言が求められるがヴァーノンを恐れて拒否される。しかし付け狙われる恐怖から証言して刑務所に入れることに同意する。ボスコがミゲール母子を迎えに行くとミゲールの口を封じようとヴァーノンの差し向けた男がいた。取り逃がすがミゲールは救急車が必要な怪我を負い、その搬送途中バンが救急車に体当たり。降りてきた男はマシンガンをミゲールに撃ち込むのだった。

ミゲールの命は助かったものの証言を頼んだことを後悔するボスコと、ミゲールのためにも犯人を捕らえようというクルーズが対照的。無謀な男として有名なボスコが怯むほどにクルーズは上手だった。救急車襲撃犯を聞き出すため、下っ端にクスリを仕込むぞ!と脅しをかけるのは序の口。追い詰めた襲撃犯が銃を下ろさないと見るや仕留めてしまう。「またヴァーノン犯行の証拠を失くした!」と怒るボスコの目の前でクルーズは息をしていない襲撃犯に臨終の宣告をし、「ヴァーノンがやりました」という証言を得たと言う。その場を見ていたのはボスコだけ。彼が頷けば証拠として採用される。ヴァーノンが犯人で地域を不安に陥れているのは確か。しかしこれは捏造。熱血ボスコはそういうことは苦手だ。持ちこたえられるだろうか。子供を利用するクルーズのやり方に否定的なフェイスはすでにボスコの様子に疑問を感じているようだし。
で、思い出したけどフェイスは証拠がないけど犯人の男にボスコの制止を振り切って見殺しにしたことがあったな(#5「怒りの制裁」)。

仕事復帰したサリーはやる気ゼロ。フェイスから休暇を取ってリフレッシュをすすめられるが、老人ホームで暴れ制止に来た警邏局長らに暴言を吐き停職。「仕事を取り上げたらもっとダメになる」とデイヴィスは警邏局長に取り消しを求める取引を持ちかける。彼も生真面目警官だから、かなりの抵抗があったはず。それもサリーのためだからこそ。それに応えられるかね、サリーは。「大丈夫だ」って言いながらビールラッパ飲みしてると真実味なしだ。

襲撃された救急車に同乗していたドク&カルロス。現場で動けなかったことにショックを受け、自分を卑下し続けるカルロスに苛立つドク。銃撃が止むまで身を伏せることで精一杯だったとドクも自分にちょっとがっかりしているとのこと。仕方のないことだとは思うけど、カルロスを黙らせるためか?(笑)事実、「(現場に残したのは)お前ならできると信じたからだ」の言葉に「褒めてるの?」と明るい表情…がんばれ、カルロス(笑)。

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サード・ウォッチ#73「母の勇気」

フェイスとエミリーの関係をなんとかしようと考えたフレッドは二人で買い物に行くことを提案。エミリーはふてくされ、フェイスは緊張気味。それでも出かけ、途中小切手換金に立ち寄った銀行で強盗事件に巻き込まれ行員と他の客と共に人質となってしまう。

「ママの仕事なんてどうでもいい」で始まり、「(買い物は)いつでもいいよ」で終わるエミリーの語り。連れて行かれそうになった自分を盾となってかばうフェイスの姿に親子であることを思い出した様子。警官であり母親であることを同時に知り、フレッドの作戦はある意味成功。でも母親の偉大さと一緒に深い恐怖も経験したことは心配。
強盗事件発生の知らせがフェイスの機転と知ったボスコは銀行に駆けつけ、病人発生の連絡で救命士に変装してドクと銀行内へ。フェイスとボスコ、二人の連係プレーはさすがだった。フェイスの視線の意味を逃さず、犯人に飛び掛るタイミングもぴったり。伊達にパートナーではない。
本日他の方はほとんど登場せず。救急車でドクとカルロスが来たけれど、カルロスは発砲現場で怯え、ボスコ変装のため服を脱がされて震えてました。とりあえずボスコの服を羽織ったらどうかな?(笑)
きっとサリーはまだ飲んだくれてるんだろうな。

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