今年、初めて苦瓜を植えました。
ここ数年、お浸し、炒め物、カレー、スープ…と食べる機会が増えてきたので、それならグリーンカーテン効果もあるし、ということで。
成長不良気味ながら、第一号がなんとか食べられる大きさになりましたので昨夜早速食べました。
やはり最初は定番の苦瓜炒めでしょう。
うちの場合は苦さを和らげるために塩もみし、材料も豚肉と玉ねぎで甘みを補い、最後に溶き卵を回しかけます。
「これだけやっても苦いね~」というのを楽しむわけですが、うちでとれた苦瓜さんは苦みが激薄。
なんとなく、家庭菜園のものって苦みが濃いような印象があったのでもろに肩透かしです。
苗にもいろいろ種類があるようなので、苦みが少ないものを育てていたのかもしれません。
無頓着なのは、苗を買うことも水、肥料やりも親に任せたからです。
彼らお得意の丸投げを受け継いだのではなく、「たくさん食べたいから植えたい」というので「自分で面倒見るならいいよ」と許可してあげたので、あえて無頓着でいたのです。
しかし案の定、一生懸命だったのは最初だけ。
親戚から子犬のまさくんを譲り受けた時を思い出しました。
気が付くとプランターはからからだったり、実がなる前に葉っぱが枯れてきたり…。
ええ、こっそり水やって肥料もやりましたよ、手遅れ気味だったけど!
やる気満々だったはずの受粉も、「蜂が飛んでるからいいね」と言っているのを聞きました。
おかげでそんなにたくさんはなっていません。
「グリーンカーテンにどうせ食べるからゴーヤを選んだけれど、とても食べきれなかったから今年は実のならないものにした」と聞いたりもするのでちょうどいいかもしれません。
しかし、グリーンカーテンとしても葉っぱがすかすかなので別の対策をとることとなりました、とほほ…。
植える時に、夢を膨らませてこんな本を買いました。
植え方、育て方、レシピやうんちく等々、ためになりました。
たくさんとれて困ったら、お茶を作ろう!と100円ショップで乾燥用のネットまで買ったのに…(←バカ?)。
この本読んでね、と渡したのだけどなあ…。
まあ、何よりも「苦瓜坊や」がかわいいのでOKです。
苦瓜の端っこを頭の部分にして輪切りにしたものをつばにした帽子をかぶって、アロハシャツを着ているのです。
この子がいろいろガイドしてくれるので、とても愉快です。
ところどころにペットらしきものが登場するのもたまりません(お盆にキュウリやナスに足付けるやつの苦瓜バージョン)。
さあ、次の収穫はいつ?
そしてあと何回食べられるのかっ?(泣)