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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「その他のドラマ」の記事一覧

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マードック・ミステリー2 #13(26)

シーズン2最終回。
今日のウィリアム・マードック刑事はご機嫌斜め。
地質学者の死体発見現場に呼び出されると自殺っぽいのに「殺人事件だ」と騎馬警察のジャスパー・リニー巡査部長が言い張る。
この人、ポーズも博識なところも、空気が読めないところもマードックとそっくり。
それ故何かと意見が衝突。
それもそのはずで、ジャスパーはマードック刑事のお父さんハリー・マードックの息子だと。
お父さんはそんな感じではないのに、息子二人が似てるとは。
遺伝子の力は偉大ですね。
事件は結構どうでもよくて(笑)、図らずもな親子三人の再会がおかしかったです。
マードックさんはいつもより言葉遣いが乱暴でぴりぴりしてるし、ジャスパーはそれを見てもマイペースだし。
ドクター・ジュリア・オグデンとの関係も、何やら復活しそう。
ジュリアが最近親しくしていた気球男、ユーモアもあって楽しそうな人なのに問題ありだったの?
あれはただ、ジョージや警部がマードックを応援していただけなのかしら?
今シーズン、急接近して職場でのいちゃいちゃが目に余ると思っていたらジュリアの過去の告白で関係解消。
なるほど、これをしたかったからいちゃいちゃさせてたのかと納得したものでした。
お互いに別の人と接近させておいて、やっぱりやり直そう!と、気球で再出発を誓う二人…ミステリードラマのシーズンエンドとは思えないさわやかさでした。

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デイ・ブレイク #12&13(最終回)

ガーザ殺しの真相を突き止めたのに、同じ日繰り返しの輪からは逃れられずヤケクソになっていたものの、リタの秘密が漂い出し、彼女を守るためにまた立ち上がるホッパー刑事。
リタのミステリアスな部分は、
酒乱の父に殴られている弟(前科者の青年がお父ちゃんに殴られちゃうってのは…屈強な男だったのかな?)を助けようと、うっかりお父さんを殴り殺した、
死体を運んでいる途中、テールランプの故障で警官に呼び止められ死体が見つかるが、チャドが闇組織と彼らに通ずる敏腕弁護士に助けを求め、揉み消しに成功、
後に闇組織は、怖気づいたガーザの告発発言に彼の口を封じることにし、選ばれたのが工作員に貸しのあるチャド、犯人はホッパー。
ホッパーのお父さんもガーザと同じく丸め込まれることをよしとしなかったから自殺に見せかけて殺されていたのでした。
だから今回息子がまた犯人に選ばれちゃったのか~。
ホッパーの家に指紋つきの銃や血まみれの服を隠したのもチャドだったの~?
なんか、ショック(笑)。
ガーザ殺しに端を発して、警察内部や市関係者の汚職を暴くこと(逮捕者がすごい数だった)がこのパラレルワールドの命題だったのですね。
すべての駒をそろえて午前9時の判事会議を迎え、攻撃の手を一網打尽も気持ちよかった。
アンドレアも突入してきたし。

前日に、午前9時の会議の招集を知らされて「だいぶ先の話だな」と呟くとか、ホッパーのセリフの端々がおかしくて好きだった。
血まみれの服が見つかったら「それは初めてだ」、昨日は~と問い詰められれば「昨日の定義にもよる」、助けられなかった女性を目の前に「明日早く来れば助けられるかも」とか、事情知らなければ「はあ?」と言われるようなことばかりだもの(笑)。
ゲームのように小さいミッションをクリアすると次に進むという展開も面白かったです。
繰り返しの象徴としか見ていなかったことが、後にキーになっているのも私は好きだった。
朝一でリタにかかってくる電話の主とか、バス事故&マーゴとか。

これは確かにそうそう続けられるネタではないだろうけれど、打ち切りというのは気の毒なくらい私は楽しかったなあ。
ただ、最後のシーンのあの男、誰?(笑)
あんなに大写しになるということは重要人物?全く記憶にないのだけれど…。

というわけで、緑のポロシャツ姿のAdam Baldwinに早く会いたいな♪

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デイ・ブレイク #11

前回、ガーザ殺しの真犯人とそのからくりを突き止めようやく疑いの晴れたホッパー刑事。
あれれ、残り3話はどうなるの?と思ったら心配ご無用、また繰り返しの日の始まりでした。
ガーザ殺しの解明が繰り返しの理由ではなかったのですね。
しかし、これはクリアしなければならないポイントだったらしく、今までとはかなり違ってきています。
父親と同僚だったニックとデミアンにはつながりがあるようだし、何よりも急にリタの存在がミステリアスになりました。
何回目かのあの朝、リタがチャドに電話した本当の理由が気になりますねえ。
あの日はリタもチャドも殺されてしまったので、何をやっても抜け出せない!とやけくそになっていたホッパーも、またいろいろ計算しながら立ち回らなくてはならないですね。
このホッパーの、失敗を教訓にして次の日を始めるけれども、あちらを立てればこちらが立たずなところが好きであります。
その時の表情含めて(笑)。

最初は保身のために内務にホッパーを売ったアンドレアが格好よくなってきた(=男らしい)のもいい感じ。
今回のタイトルが「裏切り」だったので、彼女がまた元に戻ってしまうのかと思ったけど格好いいままだったのは嬉しい。
しかし、あと2回でどうなることやら。

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マードックミステリー2 #10(#23)

電信会社で働くベロニカの死体が発見された。
手首を切っており自殺と思われたが、ためらい傷もないため殺人として捜査される。
同僚のベスによると、ベロニカは電信で男性と交際していたが最近破局したらしい。
ベロニカの交際相手AKは4週間前に解雇された元同僚で、電信の記録をたどるとベロニカ以外にも多数の女性と同じように交際しており、金の無心までしていたという。
真相に気付いたベロニカが殺されたのではないか?とマードックは推理するが…。


真犯人の意外性のなさよりも、振り込め詐欺、成り済まし詐欺、と現代にも通じる話題が楽しめました。
電信オペレーターが暇な時に楽しんでる会話って、チャットですよね。
ネット社会への警告がこんな昔のカナダから発信されていたなんて!(ドラマは最近のものだとわかってはいますけど・笑)
あんなに大勢に対してそれぞれ違ったAKを演出するベスはすごい。
電信の記録は残すと言っていたので、メモを見ながらだったのかしら。

事件は解決したものの、犯人との会話に自分の境遇を使われたイーニドは、マードックとの関係を少し考えたい、と。
相手がイーニドとアーウィンのことを知っていたのはマードックのせいではなく、イーニドがかつてベスと同僚だったからなんだけど。
犯人とのやりとりを任された時に「交際相手はいるけど微妙、これからのことも考えないと」とあてつけみたいなのもよかったです。
だいたい、この二人の急接近は、アーウィンの宇宙人事件がジュリアとマードックの破局の直後だったことも大きいだろうし。
そういえば、前回盛られた毒と高熱でうなされていたマードックは、二人の女性の間で苦悩するようなおめでたい夢を見てましたね。
今回はジュリアがなんだか都合の良い妄想に浸ってるし、ここの大人はどうなってるんだっ?(笑)
そんな中、巡査頭(笑)のジョージは大人でしたね。
図らずもコカイン中毒(アルコール依存症にコカインなんて。しかも病院が出してるとは。アルコールから気が逸れればいいという考えなのか?)で部下の信用を無くしかけてる警部に、巡査を代表して意見できるし、謝罪した警部からの仕返しの強要にも最適な対応。
一時、後ろ向きに走る馬とか、ディッシャーに憧れているような発言が目立ちましたが、ジョージ路線を取り戻したようで好印象でした。

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デイ・ブレイク #1~3

ホッパー刑事は、身に覚えのない検事殺害容疑で逮捕される。
追求やら逃走やら散々な一日を過ごし、黒幕と思われる男に注射を打たれ意識を失くし、再び目覚めると逮捕された日の朝に戻っているのだった。
そしてまた検事殺害容疑で追われることとなる。
ホッパーは前日をやり直すかのように違った行動をしながら真相を探ろうとする。


サイファイ改めユニバーサルチャンネルで始まった、ホッパー刑事が悪夢の一日を何回も繰り返さなければならないという、パラレルワールドミステリ。
パラレルワールドモノは好きな方なので(森見登美彦さんの「四畳半神話体系」はとっても面白いと思う)、これも楽しみにしてましたよ。

ホッパーが解決しなければならないのは、検事殺害事件の真相と正しい一日の送り方(笑)。
事件の真相をつかむことが正しい一日なのかもしれないけど。
とにかく今は、繰り返しが面白い。
初めてのやり直しは、「どうなってるんだ?」で過ぎてしまったホッパーが、繰り返すうちにこの状況に順応してくるのが好き。
二回目にコーヒーショップに寄らなかったせいで一回目に出会った女性が怪我してしまったことに責任感じてるんですよ。
その次からは、まず朝コーヒーショップに寄って引き止めるなり電話するなりしてバスの衝突から救うという(笑)。
この時、ホッパーが「彼女を救う」ことにばかり集中していて、バスの衝突音に無関心なのですよ。
さらには、けが人が出ているのに、もう彼女を助けたから次へGO!と気持ちが切り替わってる。
バスの事故は避けられない出来事だから(初日に起きているから)、というよりは心の向きが違っちゃってる感じがして好きだなあ(笑)。

真相を見つけるために相棒アンドレアを向かった家のプールで女性の死体を発見すれば
「明日早く来れば助けられるかも知れない」だもの。
アンドレアじゃなくても「何の話?」って聞き返しちゃうよ。

相棒アンドレアに対する感情も、内務監査に自分を売って立場をよくしようとしたことを二回目に生かして「アンドレアを信じない作戦」を実行していたけれど、なんと彼女、その回は身を挺してホッパーを救うのですよね。
そうすると次の回では、「アンドレアは信じられる作戦」になってる。
ころころ変わるというよりも、彼女の根の部分を見つけたとでもいうようなそんな雰囲気に見える。

今後ホッパーは、何を見つけ何をポイントに悪夢の一日を繰り返していくのかな♪
でも、すでに知ってる一日だからって先回りして喋っちゃうのはどうなんだろう?(笑)
それも含めて楽しめそうかな。

ところで、CHUCK では目立たなかったけど、Adam Baldwin でかっ!
このドラマでは周りの人たちみんな普通サイズなのですね(笑)。
緑のポロシャツ姿、早く見たいなあ。

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