イマジカのitvコレクションのひとつ、「私立探偵 ジャクソン・ブロディ」全6話をようやく見終えました。
もう、イマジカではエピソード紹介のページにたどりつけないくらい寝かせてしまっていたようです。
ジャクソン・ブロディは、かつて警察官だったがいろいろあって今は私立探偵。
元同僚モンロー刑事に無理矢理協力させて、持ちかけられる事件に向き合っていくのでした、といったものです。
持ちかけられる事件に、自分のお姉さんやお兄さんのこととか、不本意な別の事件のフラッシュバックがきたりと穏やかではないです。
でも基本、彼は真面目でいい人なので任せておけば安心です。
「ここに来てよかったね」と依頼者に言ってあげたくなったりもしました。
犬を痛めつけている男をぶん殴ったのが、彼をひじょうによく表現していると思います。
だって、犬を痛めつけていた男、ただの通りすがりですよ。
そりゃ、ワンコちゃんもついて行っちゃいますよ。
余談ですけど、このワンコちゃん、達者でしたね~。
でも、ジャクソン・ブロディと初めて行ったお宅のドア前で何か食ってました(笑)。
そこにいさせるためだったのかなあ?と微笑ましかったです。
随分と間をあけてしまったので、お姉さんやお兄さんのこと忘れてました(
#1&2を見た時のもので思い出しました)。
そうなると、最終話、次の仕事依頼の電話を受けて終わった感じでしたけど、お兄さんのところにいってほしかったなあと思います。
仕事の依頼者については希望の持てるものでしたけれど、彼はある仕事のためにモンローと素直に向き合えなくなってしまい、自分の子どもを授かったかもしれないのに「手伝ってくれたただの友人」だし、大金は持ち逃げされるし、デボラは他所に行ってしまうし、最終話に娘は出て来ないし…と、ジャクソン・ブロディはジャクソン・ブロディであるだけというおしまいは、少しさみしくも感じました。
でも、ああ、そうだよな…という気持ちの方が大きいとも言えますけれど。
キャラクターは好きなので、もっと見たい気もしますけれど、このラストを見ると続いて欲しくないですね。
特に、やっと気持ちが通じたモンローには近づいてはいけなくなった切なさは、心の中にしまっておきたいほどです。
原作も読んでみたいですけれど…(笑)。
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