35年前、「ゆかいなクーパー家」の子役で大人気だったクリスティーンが自伝出版の当日、車に爆弾を仕掛けられるという事件が発生。
ドラマの大ファンだったモンクさんは、サイン会会場から現場へ駆けつけ、クリスティーン本人を目の前にして大興奮。経歴を買われてボディガードに雇われるが…?
好きなドラマがあって楽しみにしていたとか、普通の人の面があってよかったですね。
しかしやはり度は越えてる(笑)。
繰り返し見ているわけではないのにセリフやしぐさ、果てはクリスティーンが左手で書いた文字まで見分けられるとは。
ここで注目したいのは、ディッシャーの推理が当たっていたということだ。
「右利きの人が左手で、左利きだったら右手で、両利きだったら…?」と余分なこともくっついてますが、当たっていたと言っていいと思いますっ!
彼女の自伝は、今までのスキャンダラスな生活を綴ったもので、そういうものに免疫ないモンクさんのテンション下がりっぷりはよかったですね。
あのままのハイテンションだと、解決後2~3日は眠り続けたかもしれないもの。
それにしても、ナタリーが食べてしまうほどモンクさんに見せたくなかった73ページには何が書いてあったのでしょう?
車爆破後の初対面時、差し出された手にいやそうに触れてモンクさん用のティッシュで拭いたことと関係が?
クリスティーンは何かとんでもないものを触ったのだろうか(笑)。
真相は、クリスティーンの自作自演。
シルバーグローブ賞ノミネート時に、偶然担当会計事務所のスタッフと知り合い票の工作を依頼、最近になって工作をばらすぞと男が脅迫してきたため、男の計画犯罪と思われるよう仕組んだのでした。
真相に気付いたモンクさんが、クリスティーンにぶん殴られ、夢の中でドラマの中に入り込んで真相を披露するのは面白かったです。
パパに「出て行かないでいてくれてありがとう」と言うのは、お父さんの失踪が相当なトラウマなのだな、とちょっと切ないですけど。
大好きだったスターを前に、きゃあきゃあはしゃぐモンクさんを見ていて、自分はまだまだだな、と安心しました(笑)。
それとも、私の「○○さん愛はまだまだ足りない」と言うべきか?
そういえば、予告がありませんでしたね。
NHKの予告は、ドラマの核心に迫りすぎているのでありがたいと思うべきなのか?
モンクさんはそういうドラマじゃないけどね。