ロックビルで主婦が姿を消す。
この街では数年前にも主婦が連続して姿を消し、遺体で発見されるという事件があった。
その事件を担当していたのはジャック。
当時の犯人は現在服役中。共犯者もいない。ということは模倣犯。
ビデオで刑務所に面会に来たという新しい弁護士を見てびっくり。
ジャックとは因縁のあるスポルディング校長だった。
弁護士に成りすまし、一連の犯罪の情報を仕入れ、模倣犯罪をすることで、
被害者全てを救えなかったジャックを精神的に追い詰めるという復讐。
おまけにドリスという名の女性ばかりを候補に挙げていた。
それはジャックが少年の頃に自殺したお母さんの名前。
もう、ジャックに精神的ダメージを与えることのみで計画された事件。
もしかすると、ターゲットの女性を決めるときには目の保養として少年のいる家を優先したかもしれないが。
スポルディングからのメッセージで、ドリスであることの意味を改めて思い知らされた後、
ヴィヴィアンにその理由を告白するところは
ビビアンの懐の深さを皆が拠所にしている感が伝わってくる。
ボスでさえも。
スポルディングにとっては捕まるも捕まらないも、もうどうでもよかった。
目的はジャック。彼がダメージを受ければそれでいい。
しかし、まだあの15分のことを根に持ってるのか。
「15分なんてどうでもいい」ってことはどうでもよくないってことだ。
これでもうスポルディングが新たな問題を起こすことはなくなったが、
お母さんの自殺を強く思い起こさせ、かつ自分の死を目の当たりにさせる。
スポルディングは勝った気で死んでいったのだろうな。
先週のダニーの「ボスまで?」という言葉はここに効いてくるのかもしれない。カウンセリングが必要かも。
スポルディングの登場ということで、今シーズン初のめそめそジャックを期待しましたが(笑)、
めそめそを通り越してしまいました。
ダメージは受けたものの、誘拐された女性はとりあえず命は助かったのが救いかな。