海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。
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お料理ブログが大人気でレシピ本も何冊も出されているとのことですが、にせみさんのご紹介で初めて知りました。
そう言われてみると、ネットではあまり料理のヒントを探さないタイプでした。
本を頼りにするほうで、なかでも「きょうの料理ビギナーズ」です。
「きょうの料理」ではなくて「ビギナーズ」派です、永遠に。
さらには料理を紹介してくださる方も、コウケンテツ派です。
横道にそれすぎました。
上にも書いたように、レシピ本もブログも読んだことがなかったので、なかなか語り口に入ることができませんでした(笑)。
私は関東からでたことがないので、関西弁での文字は、多用される小さい「っ」をそれように音にするのが難しかったです。
読む時にそんなことするのは間違っているとわかってますけど、ついやってしまうのです(笑)。
それをクリアしてしまうと、最初の「お肉を食べるならささみ。ケーキを食べるなら和菓子」で、食べ物へのスタンスが似ていることがわかるのでたいへんに好感をもてました。
間に挿入されている、レシピ以外のふだんのご飯の写真も合わせて。
ちょっと一章だけ感じが違うところがありましたが、他は愉快に楽しめました。
クリームシチューは鶏肉派だったのですが、豚肉でも作ってみたくなります。
レシピの写真もかっこよすぎないのがいいです。
ワカメと春雨のスープのネギなんて、くっついてるところあるよね(笑)。
ふだんのご飯なんてそんなものなので一向にかまいません。
むしろ、そういうところが馴染みやすいのだろうな、と人気の秘密を見たような気がしました。
ネットで本のレビューを見てみたら、「味が濃い」というのが気になりました。
え、たいていのレシピ本の味付けって濃いですよね?
それに30歳くらいのお方と同じ味付けって、そもそも加減すること前提では?
年齢関係なく、育った環境で好みの味は変わるし、健康問題で薄味志向の場合だってあるじゃないですか。
うちは母の病気もあって、薄味で油・脂少なめな食事なので、たいていのレシピの通りでは味が濃すぎることになります。
豚バラ肉も使いたいのですが、これは脂が多過ぎて肉として考えるととてつもなく少量しか使えないので脂多めのロースに代用したりとか(本末転倒とも言う)、しょう油は大さじいくつとか、料理の種類に関係なく、たいていそのお家での目安ってあるじゃないですか。
山本さんの紹介されているのは、初めて学ぶ基本の料理ではないですよね。
それを見てアレンジできる人が楽しむものだなあと思いましたよ。
料理とは関係ないですが、お友だちと話されているマンボウの死因がとても気になりました。
デマらしいですが、そう思われてしまうほど繊細な生き物なのだな、と興味津々です。