海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。
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いつもお世話になっているにせみさんが紹介されていたのを見て、たいへんに興味を持ちました。
大橋ツヨシさんファンである姉へのクリスマスプレゼントを兼ねて買いましたよ(2巻のカバーを外すと「クリスマスプレゼントに~」と書かれていたのでびっくりです)。
読み終えたらしいので借りてきました。
いや~、ツボでした。
ふつうにかわいいのに、どこかへんてこりん、それでいてやっぱりかわいい♡、オカリナ吹いてる助手が特に(笑)。
そして、おじいさんの存在感といったら!
天国で困っている人がいないか探しに行ったおじいさんの留守を守るために助けてもらった猫たちが「ねこたん」になったとか、うるうるきちゃいますよ。
2巻の、おばあちゃんの引っ越し掃除のお手伝いの話なんか、おじいさん探偵がどんな人だったかが心に沁みてきました。
といっても泣けるマンガなわけではなく、くだらなかわいいのです。
年頃の娘を想っておばさんに変装したお父さんの話などかなりのお気に入りです(気付かない娘も含めて)。
これはきっと姉が買い続けると思うので、発売されたら借りるのを忘れないようにしようと思います。
ハルチカシリーズの5作め。
ずいぶん間が空いたようですけど、年明けのアニメ放送に合わせたかったとか?
最終話は描き下ろしだし。
でも!大人の事情があったとしても関係ありません。
短編集でありながら、タイトルにもなっている最終話で前の話が集約されていく感じがとても好きでした。
さらに最終話、ハルチカパートと草壁先生パートがちょっとずつちょっとずつ近づいていくのも、たいへんに好みでした。
デジタルツインはついていけない感じもしますが、「みんなどこにいるのだろう」とか、ネットを介しての自分は本当の自分ではないとか、やっぱり高校生に背負わせるには重い気がしないでもないことを投げかけるあたりが、青春モノの枠だけでは括り切れない魅力なのだろうなと思えました。
このシリーズは、話が進むごとに仲間が増えていくところが魅力でもあります。
この人がどうやって加わったのか思い出すためにも、また以前の本を読めばいいのです。
文庫もあるんだから。
待たされたから☆ひとつとか、そんなレビューはおかしいです。
読んだうえでそんなことが言えるとは…と思いますよ。
アニメ版の表紙もあるのですね。