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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「本&読書メーター」の記事一覧

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ミステリマガジン 1月号「ミステリが読みたい!」と、次号予告。



ミステリマガジンの1月号は、恒例の特集「ミステリが読みたい!」です。
ここ数年は、発売されたミステリの総目録があるので購入しています、年を返って見返したりしてないけど(笑)。
ランキングがどうのということを激しくは意識してませんけれど、多くの人が面白いというものは面白いのだろうな、という程度に参考にしています。
今年は、国内篇では連城三紀彦さんの「小さな異邦人」を読んだだけ。
海外篇は、読んでるの、持ってるの、借りたのを合わせて五つ目を付けたものがランクインしています。
「秘密」はミステリというよりも、ファミリーヒストリーを見ているようで、そのドラマ性が圧巻でした。
このランキングを参考にして本を選ぶことは、今回はないだろうな…と思います。

で、ミステリ好き、海外ドラマ好きとして驚いたのが次号予告。
なんと、特集が「ダウントン・アビー」だそうです。
ミステリマガジンで?と意外な気もしますが、そういった時代や伯爵家の様子を舞台にしたミステリも多いので、ドラマと絡めて解説いただけるのは楽しいかも。
次号も買うかもしれません。

ついでですが、毎号SFマガジンを購入している姉から、ハヤカワの雑誌、SFマガジン、ミステリマガジン、悲劇喜劇が揃って隔月化になると聞きました。
SFマガジンにはその旨のお知らせページがあったそうですが、ミステリマガジンには見当たりませんでした。
でも、ハヤカワのHPにはお知らせがありますね。
年一回+気になった号のみの購入者には何もいう資格はありませんけれど、さみしいなあと思います。
年6回の発行なら買うかな…という気もしてきますが、いかがでしょうか(笑)。



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新訳が…



マーケットプレイスでの買い物を練習するために購入した「失踪当時の服装は」。
買った時、文字の小ささにまで考えが及ばす、愕然とした話を書いた覚えがあります。
でも、だいぶ間を置きましたけど読みましたよ。
警察の一人称的な進行で、たいへんに緊迫した読書でした。
それが、今回新訳で出たのですね…
新しくしたということは、文体も多少読みやすいうえに、もちろん行間や文字の大きさだって違っているのですよね。
まだ老眼ではないけれど(気付いてないだけ?)、読みやすい体裁になっている方がいいに決まってます。
感想の日付を見てみたら、まだ今年じゃないですか。
ちょっとばかり悔しいと思ったっていいですよね…。

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11月のまとめ

犬系の本、読みすぎ…(笑)。
犬系に限らず、角田さんの本は猫が出てくるし、オチビサンの友だちはワンコや猫、ウサギだし、動物本ばかりじゃないか…。
どれもおもしろかったけど「犬たちの明治維新」は別格。
犬がどうやって町犬から家庭犬になったのかがわかる生活文化史です。
犬の供出の話など、涙なくしては読めなかったよ。
椋鳩十の「マヤの一生」、読んでるはずなのだけど、心に残っていないということは感受性の鈍い子どもだったのかしら。





2014年11月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1343ページ
ナイス数:45ナイス

オチビサン7巻オチビサン7巻感想
月の記憶がなくなっても、月を見上げて流す涙だけは残されたアカメちゃんの話、きつすぎ…。おじいとジャックの話は二人の関係がよくわかって深みが増しましたけど。強情なパンくいのエピソードがお気に入りです。
読了日:11月29日 著者:安野モヨコ
犬たちの明治維新 ポチの誕生犬たちの明治維新 ポチの誕生感想
明治維新は犬の生活にも大きな変化をもたらしたのですね。
読了日:11月24日 著者:仁科邦男
いとしのムーコ(6) (イブニングKC)いとしのムーコ(6) (イブニングKC)感想
こまつさんの鬼度があがっている。前は犬心がわからないだけだったのに、人としても問題アリのレベル(笑)。まあ、ムーコがかわいければそれでいいですけどね♪
読了日:11月22日 著者:みずしな孝之
近所の犬近所の犬感想
ワンコとのエピソード、いろいろで楽しめます。その中にあるから、女心をわかってない編集さんの話が際立ってました(笑)。
読了日:11月18日 著者:姫野カオルコ
まひるの散歩 (ORANGEPAGE BOOKS)まひるの散歩 (ORANGEPAGE BOOKS)感想
やっぱり、食いしん坊だと思う(笑)。猫ちゃん、美人ですねえ。
読了日:11月10日 著者:角田光代
旅はワン連れ (一般書)旅はワン連れ (一般書)感想
ビビリを克服すべくタイへと旅立ったマドちゃん。いろんな体験をしてお姉さんになったようでなによりです。あとがきのオチがナイスです(笑)。
読了日:11月3日 著者:片野ゆか

読書メーター

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「オチビサン 7巻」安野モヨコ



連載が朝日新聞からAERAへと変わったオチビサン。
AERAを読む習慣がないので、すっかりご無沙汰でした。
この7巻が新聞連載での最終巻になるようです。

今回のおまけの描き下ろし、白黒オチビサンは泣かせのエピソードがふたつも…。
おじいとジャックのエピソードは涙と同時にあったかさもあるけれど、アカメちゃんのはきつすぎやしないだろうか…。
お兄さんの記憶も消えてしまったのに、涙だけが残されたなんて。
それでも、アカメちゃんは豆粒町のみんなに囲まれて、以前地球にいた時のようなつらいめには遭ってませんけど、お兄さんはひとりで餅ついてるんでしょ。
その月を見上げて記憶もないのに涙を流すアカメちゃん…うわぁ~…ですよ。
なので、白黒オチビサンでは強情さで勝利した「パンくいのたたかい」が文字通りの勝利です。

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「犬たちの明治維新 ポチの誕生」仁科邦男



著者の「犬の伊勢参り」がたいへんに興味深かったので、こちらも。
幕末から明治への史料で犬関連の記述を集め、それを時代の流れにまとめあげた本とのこと。
人間にとっても変化の大きかった幕末から明治への時代、犬たちもこれほどまでに変化にさらされていたとは想像したこともなかった。
伊勢参りをみんなが応援してくれていた心温まる時代と、個別に人に飼われることが前提となった近代、どちらがよくてどちらが悪いということではないが、大きな変化に翻弄されたのは人だけではないと痛感。
歴史には疎いので、前半はちょっとばかりついていくのがつらかったりもしたが、犬の名前が何故ポチばかりなのか?とか、片野ゆかさんの「ポチのひみつ」で知った、西郷どんの犬好きぶりが一章かけてあり、読み応えあります。
今度は新たに、二葉亭四迷の犬好きさ加減に心惹かれましたよ。
犬のおかれた境遇を追ったものでありながら、人の生活とも切っても切れない、そんな文化史を学んだような気がする読書でした。
あくまでも気がするだけなのですが…。

  

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