タイトルに惹かれました。
実際に身体を壊すような食事ではなく、お国柄の違いでぎょっとするような危険度なのだと思っていたら、腹下されてました。
でも病院へ行くほどのことはないだろうと思う間もなく病院へ。
う~ん、本当に危険な食事なんだ…。
お招きいただいた先での被害なら仕方ないだろうけれど、機内食まで…。
かなり前の話でもあるみたいなので、著者あとがきにもあるように今はそんなことないのですよね?
そう信じていいのですよね?
いくら前の話でも、ロシアのマヨネーズの話はちょっとばかり解せない。
著者宅に居候していたイワン君が、マヨネーズを初めて見て、食べて虜になったという話。
以前見たテレビ番組で(世界番付だったかな?)、マヨネーズをよく食べる国の1位がロシアで、上位3位全部が旧ソ連。
料理に使い、料理にかけ、でっかいボトルがすぐになくなってしまうくらい。
容器もボトルというよりは、樽?と思いたくなる大きさです。
スーパーでも、いろんな風味のマヨネーズがずらりとならんでいて、端から一口ずつ舐めてみたいと思いましたよ。
若い世代が夢中という感じではなく、家庭で料理をするお母さんがふんだんに使っているのですよ。
なので、つい最近のブームというわけではないと思うのですが。
識者の方も「寒い地方なのでカロリーを摂るために根付いた知恵と思われる」みたいなことを言ってましたよ。
う~ん…
もっとも、「他国とあまり交流がない時代に、他国の物に似た自家製の物が発展していった、旧ソ連にはマヨネーズはなくサワークリームしかない」とあるので、テレビでやっていたマヨネーズ=サワークリームという意味なのかもしれない。
でも、マヨネーズとサワークリームを同列に並べるのはちょっと無理があるような…?
イワン君がウズベキスタンの人だからなのかなあ?と納得地点を見つけてみたり。
と、そんな疑問はありましたが、若い勢いって素晴らしいな♪と楽しめる飲食旅行記でありました。