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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「本&読書メーター」の記事一覧

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「内澤旬子のこの人を見よ」 内澤旬子



「おやじがき」は、町に溢れる愛すべきおやじたちのみでしたが、これは人類全方向バージョン。
いろいろ見る対象が広がっても、ウチザワ視点は変わらず。
文章部分も多い分、読んでいるこちらにも想像を膨らませる材料が増えています。
大雑把に言うと、街角、喫茶店やスナックなどの店内、電車内と分けられてます。
店内は、「そこに集う」という目的があるわけで、街角で偶然見ちゃった人にはかなわないような気がしていた。
が、(例によって)私は甘かった。
ウチザワ眼鏡にとまるお方は、どこであろうと関係なく輝いているのでした。
カフェで新聞紙かけてお昼寝してる紳士なんて、会いたいと思って会えるものじゃないよ。
この紳士には「新聞と午睡」とつけられているように、紹介される101人にタイトルというか図鑑の俗名のようなものがあるのですが、これもいいです。
一番気に入ったのは「読みほじり」。
脳内に浮かんだそのままですよ♪
「カフェ勉ハーレム」ってのも、実に微笑ましい。
イラストも文も、一見ひねくれているようで実は真正面の着眼点がとてもおすすめです。
カバーも凝っていて、帯に見える部分までがカバーと一体となった付録の立版古(立版古って初めて知った)。
もったいなくて作れません。

各イラストに内澤さんの署名というか、〇に旬の字が添えられているのですが、これがまた観察されたその人からポロリとこぼれてきたようで、間違いなくその場で一緒だったのだなと思えてくるのがまたステキ(笑)。

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「ジャック・リッチーのあの手この手」 ジャック・リッチー



心はへこみ切ってますが、この本は面白かった!
数冊出ている短編集の中では「カーデュラ探偵社」が特に好きですが、これもよかったです。
タイトルに「あの手この手」とあるように、バラエティーに富んでます。
はかりごと、まよう、たわむれ、おどろき、あやし、と分けられてますがそれぞれの中味もまた分野にとらわれることなくいろいろです。
最後にオチがつくのもいいですが、「リヒテンシュタインの盗塁王」、「ポンコツから愛をこめて」のようなさわやかな話も大好きです。
特に「リヒテンシュタインの盗塁王」が大お気に入りです。
くすっとしたり、ほんわかしたり、膝を打ったり、短いのに入り込ませてくれるそんな世界が、気落ちしているあなたにも(笑)超おすすめです♪

   

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「教場」 長岡弘樹



警察学校が舞台と、少し変り種で興味を惹かれました。
試験に合格したものを警察官に育てるのはもちろんだが、どちらかというと不適格者を摘んでいく、そんな風に感じました。
かといって、真面目で優秀で何の躓きもない者は、それはそれで難しい、と。
校内で起きてる事件がえげつなく、犯罪だろうとも思うわけですが、退校になったものはここじゃないところでそれ相応の裁きを受けているのですよね?
それだけが心配(笑)。
生徒たちを導く教官の風間が、どこか結城中佐を思い出させて続編を読みたい気にさせます。
そう、「教場」の続編だけじゃなく、本家結城中佐にもまた会いたいですよ。

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「最後のおでん 続・ああ無情の泥酔日記 増補新装版」 北大路公子



WEBで書かれていた日記を本にした「枕もとに靴」の続き。
いいですねえ、やっぱりこのテイストですよ。
「苦手図鑑」は面白いものの、何かが足りない気がしていたので。
何者にもとらわれずに書き綴っていたものにはかなわないということですね。
でもサンデー毎日に連載していたという「頭の中身が漏れ出る日々」、「生きていてもいいかしら日記」には同じテイストを感じたなあ。
この二冊でお父さんの魅力にやられたが、このWEB日記ではお母さんもかなりだった。
そうなると妹さんが唯一まともかもと思えるが、斉藤くんに成り代わってのキミコへの仕返しはやはり…だ。
ご近所さんとの闘いも好きだが、姪っ子へのウソも魅力的。
今、この姪っ子さんがどんな成長をしているのか是非知りたい。
そうなると、妹さんの仕返しは斉藤くんの時の比ではないだろう。
楽しみである。
あと一冊、旅日記があるらしいけれど、この勢いで読んでしまおうかしら、どうしようかしら。

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ようやく発見。LDK 2014年1月号



かかと特集を待っていたら、メインが2013年の総決算みたいなことになっていて、そっちはいいかな…(笑)という気になっていたら姿が見えなくなってしまいました。
ないとなると見たくなるもので、結局購入。
メイン特集は確かにこれまでテストされたやつの結果をバ~ンと見せてくれているので、毎号躊躇っていた方には買いだと思われます。
大掃除向けの特集もあるし。

で、私の見たかった「かかと特集」。
待っている間にだいぶよくなったので、読みたさ指数は下がってますが今後の参考のために、と。
液剤に足をひたして、1週間くらいすると皮がぼろぼろはがれる製品がテストされてます。
効果は確かで、身体に危険な成分というわけでもないのでよさそうだけれど、疑問に思っていた「はがれた皮は、どうなるのだ?」がやはり一番のネックのようで、「靴下をはいていただくしかありません」というメーカーのお言葉になるほど、と。
こうやってキレイにしたかかともその後のケアがなければ元通り、とのことなので保湿効果の高いクリームを毎日、という結論。
皮むき剤は使わないけれど、まあ、今のままクリームケアを続けて行こう、と私も結論。
でも、自分が使っていた「なめらかかと スティックタイプ」はテストされてないんだよね…。
シートタイプは取り上げられていたけれど、「休息時間」のシートに負けてるし(笑)。
「ハンドクリーム特集」でも、私のお気に入りはテストされてないんだよなあ…。
そんなに珍しいもの使っているつもりはないのだけど。
近所の大型スーパーのコスメ売場で買ったんだもの、確かにもう置いてないけど。
でも今のひとつ前は「ニュートロジーナ」だったから!
これもそこそこ気に入っていたけれど、柚子ハンドクリームの方がより私向きだったのですよ。

ほのかな香りも、べたつかなさも、しっとり感も、今のところ私のベスト。
なんといっても、夏の微妙な手汗にも溶けてぬるぬるする感じがないのが決め手。
まあ、特集も結局は「使用感の好みで選んで問題なし(5位までなら)」としめられているので、そういうことです。

と、いうわけで誌面全体をながめると、柔軟剤、マッシャー、シャンプー等々、結構心を惑わされたな、と実感いたしました。

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