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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「本&読書メーター」の記事一覧

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4月のまとめ

4月は「MONSTER」読んでたのでこんなものでしょうか。
それにしても、読みだしたタイミングとアメリカでのドラマ化の具体的な話が重なるとは、予知能力を疑いたくなる(笑)。
細かくつっこみどころがあるという点では非常にドラマ向きともいえるので、純粋な気持ちとつっこみ心の両方ともが刺激されますね。

あとは「いくえみさんちの白い犬」、まだシロちゃんの室内犬作戦の「ばれてない、ばれてない」のお顔が頭から離れません。
なんてかわいいんだ~。
うちのまさもこんな顔して作戦成功させたのかしら?(笑)


2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:552ページ
ナイス数:15ナイス

MONSTER 全18巻 完結コミックセット(ビッグコミックス)MONSTER 全18巻 完結コミックセット(ビッグコミックス)感想
子どもたちに施した実験の結果モンスターが生まれたのだと思って読んでいたのですが。「母親から手を離された」これが根幹だったのだと思うと衝撃が大きい。
読了日:4月30日 著者:浦沢 直樹
暴行 (新潮文庫)暴行 (新潮文庫)感想
出来事をそのままに見せる手法で解決も批判もないから、フランクの正義感が強くこたえます。それにしても、この日この時、この場所濃すぎ(笑)。
読了日:4月23日 著者:ライアン・デイヴィッド ヤーン
いくえみさんちの白い犬 (愛蔵版コミックス)いくえみさんちの白い犬 (愛蔵版コミックス)感想
え、犬って臭い?犬派の私はショック。かわいい匂いしかしないけどな~(笑)。シロ、本当に健気でお利口さん。室内犬への道はうちも似たような経験が…。
読了日:4月11日 著者:いくえみ 綾

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いまさら…と思ったがそうでもなかったという事実(笑)。「MONSTER 全18巻」 浦沢直樹




「処分するけど読む?」と置いていかれたので読んでみた。
あまりにも有名だからストーリーなんてみなさまご存知なのですよね(私以外)。
孤児院を舞台にした人体実験で生まれたモンスター。
恐怖実験を実行するもの、生まれたモンスター、そういった恐怖なのだと読みながらずっと思っていたのですよ。
でもヨハンは恐怖実験などよりも深く深く傷ついた心を抱えていたという結末にはある意味ショック。
そうか、そういう話だったのか。
貸してくれた人は「おしまいにするための理由みたいでキライ」と言ってましたけれど、みんなの取り戻した日常と対比的にぶち込まれた感じは意外と好き。
読み間違いでもいい、私には面白かった(笑)。
西原理恵子さんの「人生画力対決 2巻」で、どんな絵でもそつなく見事に熟しているだけだったらこの結末も許せなかったのかもしれない。
が、浦沢直樹さんは描けなかったのですよ、あの有名なドラえもんをっ!
この件以降、好意的に見られるようになっているような気がする。
浦沢さんのマンガ、初めて読んだんですけどね(笑)。




ところでこの「MONSTER」、アメリカでドラマ化の話があるそうじゃないですか。
しかもHBOで。
時間も金銭面も惜しまずに使ってくれるでしょうから、期待できるかも…?

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「いくえみさんちの白い犬」 いくえみ綾



ノーマークだったのですけれど、アマ〇ン見てたらおススメに出てきたのでつい…。
アマゾ〇、恐るべし(買ったのは町の本屋さんですけどね)。

いくえみさんが漫画家ということは知ってるけれど、猫好きで有名なのは知らなかった。
「猫派のいくえみさんが犬?」という感想にもちょっと惹かれましたよ。

お向かいの家にある日やってきた成犬の白ラブ。
日陰にいるのが気になり、雪の中に座っているのが気になり、脱走しているのを見つけては声をかけ、そうこうしている2年後に自宅ワンコとして迎えたそうな。
もう2年前から飼ってるも同然ですね。
白いからシロ。
くすっとされちゃうような名前だけれど、この子は生まれながらにしてのシロちゃんだったのだなあと感じさせるエピソード満載。
ああ、うちもシロって候補だったんですよ。
そうすれば、役所の書類も「犬種:雑種 色:クリーム」なんて書かれなかっただろうに。
クリーム色として書類を書いた動物病院を恨んだよ…。

そんな話はどうでもよく、いくえみさんちのシロちゃんですよ。
人間の食べ物をあげてしまってお腹をこわしたり、ちょっと眉をひそめたくなるようなこともありますが、正直にさらしているので「みんなが通る道」として受け止めたいなと(笑)。
基本、暢気で穏やか、のびのびシロちゃんです。
いつもごはんやおやつのことを考え、散歩を楽しみにし、ワンコのお手本です。
わりとクールであまりひっついてこないタイプだったうちの犬を思うと、羨ましい限り。
そんな中、室内犬になる過程はうちも似たような感じだった。
最初は、散歩後庭で過ごし、ご飯を食べて夜になったら家に上げて寝るという決まりだった。
それがいつの間にか寝る前に家の中で遊ぶ時間ができた。
そうこうしているうちに家の中でご飯を食べるようになった。
散歩後、ひと遊びしたら内に入るようにしていたのだが、ある日庭につないで玄関に廻って入ろうとしたら「ワンっ!」って聞こえたのですよ。
これにはさすがに「早過ぎっ!」と。
でもうちの中に入っていてくれたほうがこっちも安心なんだよね、誘拐とかあるから(笑)。
とにかく、いいじゃないのちゃーわちならば。

表紙・裏表紙でシロちゃんだけがつやつや仕様(ムーコのおはなと同じかしら?)、前後の見返しを合わせると「ちゃーわち」という言葉が現れる仕掛け、呼ぶとやってきてパンチをかましてくれるパラパラマンガ、どれもワンコ好きの心がくすぐられますよ。
でも私が一番好きだったのは、2エピソードめの「ほしかったの かわいいから」。
子犬をかわいいと思うのは当然。
成犬のことをこんなにかわいいと素直に言えるところ、ストレートにじ~んときましたよ。
ワンコとの生活がまた恋しくなってきた…
無理だとわかっているからなおさら恋しい…
だからマンガやご近所ワンコで我慢するのだ…。

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3月のまとめ

継続購入しているコミックスの発売日が近く、ひと月に3冊というのはめずらしかったかも。
現在、イチオシのムーコがラストだったのも真打登場!という感じでナイスだ。

読みたい本が次々現れて、このシリーズ(または「この作家」)を読もうと思っても浮気心が出て放置することも多い。
百閒先生なんてもうずっと読んでない。
再読だとまず後回し候補になるし。
ほとんど再読なのに「ねにもつタイプ」はすぐ読んじゃうし。
結局、気分ですね。

2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2490ページ
ナイス数:36ナイス

逃北~つかれたときは北へ逃げます逃北~つかれたときは北へ逃げます感想
積極的な逃げが、かなりたのもしい。青森行くのにかなり手前で高速バス降りて「助走、長っ!」って話は、中国行くのに南アフリカから出発した誰かさんを思い出してしまった。
読了日:3月27日 著者:能町 みね子
ロンドン丼  英国暮らしは毎日がドッキリコ!ロンドン丼 英国暮らしは毎日がドッキリコ!感想
生活習慣が違う国だからこそ感じる生活感。公園のベンチの話は、ほぉ~っと何気に深いものが。
読了日:3月26日 著者:玖保 キリコ
でかした、ジーヴス! (ウッドハウス・コレクション)でかした、ジーヴス! (ウッドハウス・コレクション)感想
ジーヴスは、バーティーが困る姿を楽しむことを前提に解決策出してるよね(笑)。これが最後の短編集らしいけれど、長編も小さいことがいっぱい積み重なっているから同様に楽しいですよね。
読了日:3月22日 著者:P.G. ウッドハウス
いとしのムーコ(3) (イブニングKC)いとしのムーコ(3) (イブニングKC)感想
いつまででも「待て」ができる、と得意そうなこまつさんは鬼。でもムーコが大好きな人だからいいですけどね(笑)。
読了日:3月22日 著者:みずしな 孝之
一私小説書きの日乗一私小説書きの日乗感想
食べたもの、ぶつかった人、したこと(笑)等を正直に記したもの。ぶつかっては和解、そしてまた衝突、清々しくもある。
読了日:3月19日 著者:西村 賢太
やっちまったよ一戸建て!! (2) (文春文庫PLUS)やっちまったよ一戸建て!! (2) (文春文庫PLUS)感想
不動産屋さん、建築士さん…想像以上に愉快な方々。吹き抜けトイレはかなり衝撃的。その後に住まわれている方の、というか購入すると決めた時の気持ちを知りたい。
読了日:3月17日 著者:伊藤 理佐
やっちまったよ一戸建て!! (1) (文春文庫PLUS)やっちまったよ一戸建て!! (1) (文春文庫PLUS)
読了日:3月17日 著者:伊藤 理佐
それでも町は廻っている 11 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 11 (ヤングキングコミックス)感想
恐怖というか、謎、謎、また謎の連続。モリアーキー先生ってもっと歩鳥に対してバチバチしてませんでしたっけ?これも時系列の関係かしら?それとも「ミラクル・オブ・ザ・奇跡!」のひとつ?(笑)
読了日:3月10日 著者:石黒 正数
よつばと! 12 (電撃コミックス)よつばと! 12 (電撃コミックス)感想
ツボ表現がいっぱいで楽しい。
読了日:3月10日 著者:あずま きよひこ
ねにもつタイプ (ちくま文庫)ねにもつタイプ (ちくま文庫)感想
文庫版には四つ追加があると聞いたので読む。四つだけ先に読んだが途中までねじれたまま放置されているような気がして、結果、全部読む。
読了日:3月5日 著者:岸本 佐知子
強欲な羊 (ミステリ・フロンティア)強欲な羊 (ミステリ・フロンティア)感想
まさか?、やっぱり?、とイヤな予想をそのままなぞられるようでした。強かと紙一重のアチラ側が気味悪くも読むのを止められないというところです。ラストで連作短編だったのか!と驚きましたが、それ以上に「ホラーだったんかいっ!」と(笑)。
読了日:3月3日 著者:美輪 和音
みずいろメガネみずいろメガネ感想
ぷーすけ、死んじゃってたんだ…。
読了日:3月1日 著者:中野 翠

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DVD発売記念?「でかした、ジーヴス」 P.G.ウッドハウス



先日、DVD発売正式決定を知り、ならば続きを、と。
そしたら偶然にもDVDに収録されている「犬のマッキントッシュの事件」が!
ひとつの話だけを1話にまとめているわけではないらしいですが、運命を感じる(笑)。

これが短編集としては最後らしい。
が、長編でも短編でも小さいネタが詰め込まれていることにかわりはない、かな?
窮地に陥ったバーティーをジーヴスが助けるのだけれど、かなり追い込まれた状況になったのを救うというのが効いている。
だからいつもバーティーはジーヴスに大感謝、ジーヴスも「ありがとうございます、ご主人様」と敬意を忘れない。
でもそこにわざと話をややこしくしているジーヴスが見えるような気がする。
だからこそこっちは愉快なのだけれど。
ホント、名コンビだよな~。

この前はまだ画像が借りられなかったけれど、さっき見たらあったよ~。


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