忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「本&読書メーター」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「いとしのムーコ 3巻」 みずしな孝之




ムーコだよ~!
リアルムーコも言ってたけれど、みんなのおうちにもあるといいと思う。
私も今月まんが買い過ぎだけど、買ったもんっ!
お花見ではじまるのも、今の季節にぴったり!

3巻の表紙も、おはなつやつや!仕様で、ムーコが元気であることに喜びを感じる。
2巻では風邪ひいちゃったけど、今回は全開の天真爛漫、パワフルモードで大安心(おなかぐるぐるはしてるけど)。
が、こまつさんの鬼っぷりが憎々しい。
できているようでできていない意思の疎通はワンコ飼いなら経験ありだけど(最後の「Sign!」みたいにね)、あれはヒドイ。
いつまででも「待て」ができるって!!!
うしこうさんじゃなくても泣いちゃうよ。
ムーコがあんな顔になっちゃっても平気で待たせている神経がわからん。
鬼こまつ~!
小松乙女という桜を「ムーコの樹」と言うのなら、食い気とこまつさんラブでいっぱいの乙女心(ムーコごころ、と読む)をわかってあげて!

ムーコが冷え冷えシートを貼ってもらうのは見たような気がする。
缶バッヂ応募券の号だったのかしら?

拍手

PR

現代のまだらの紐!(笑)「よつばと 12巻」あずまきよひこ&「それでも町は廻っている 11巻」石黒正数

どうしても出ると読んでしまう2冊。



ツボ表現がたくさんあるので好き。
寂しくなってとーちゃんにぽんぽんを要求、ヘルメット似合うと言われれば「よつば、そういうところあるから」と断言、恵那のネックレスへのすがすがしいまでの羨ましがり方、等等。
しかし、今一番タイムリーなツボは「またいう」だ。
目を三角にするところまでツボだ。
母がよく言うのですよ。
一人に話せばみんなに伝わったものと解釈しているらしく、これで何度イヤな想いをしていることか…(笑)。
よつばはいいな。
まわりの人がみんな子どもの自分を忘れてしまってはいないから、遊んであげている感がないものね。
13巻では何して遊ぶのかな。




帯に、「11巻は恐怖それ町」だ!
とあるけれど、怖いというかいつも以上に謎、謎、また謎が濃かった。
新キャラ(だよね?)の城嶋さんの乱暴な性格のうえの正義感、どうやって培われたかね?(笑)
モリアーキーって、歩鳥に対してもっと攻撃的じゃありませんでしたっけ?
これじゃふつうに「いい先生」だよ…
これが時系列の妙なのかしら?とそういった謎も深まる。
歩鳥が夢で見たトリック、「現代のまだらの紐」は是非ネタとして誰かに使って欲しい。
ジョセフィーヌがどうやってカレーライスを覚えたのか、シャンプー「フサ王」も自分で選んだのかなとか、そこも是非知りたい。

今月まんが買い過ぎ…
これで23日には「ムーコ」の3巻も出るんだよ…

拍手

先にドラマを見ていてよかった気がする、「靄の旋律」 アルネ・ダール



AXNミステリー1月のスウェーデン特集で放送された「靄の旋律」の原作。
ドラマは複雑な事件を淡々と描いている印象で入りやすかったですが、原作はぎっしりと隅から隅までハードだった。
私の理解力では、ドラマを先に見ていて流れがわかっていたから読めたようなもの。
おもしろくないわけではないけれど読み進めない、そうなる心配を常に孕んでいた印象。
事件が複雑だった、というわけか。
でも、ところどころにユーモアが挿入されていたのは意外でしたよ。
重厚一直線だと予想していたので。

A班のメンバーに関しては、特にドラマチックに盛り立てるでもないのに浮かび上がる感があって、ドラマよりはとらえやすかったかな。
ドラマのおかげで肉付けしやすかったということかもしれないけど。
A班の存続が微妙だったドラマとは違って、小説では常設班となることが明言化されてますね。
シリーズが進むにつれ、それぞれのこれまでの背景や変化などが楽しめるのでしょうか。

ドラマの方で、「ポールが立て籠もり犯を銃で撃ったことが問題視されているのに、同じことしたチャベスは新聞で英雄扱いされていて解せない」というようなことを書きましたが、小説で解明されましたよ。
小説ではポールも新聞では英雄視されてましたね。
ただ、警察の服務規程違反であるために内務監査の対象となっているわけでした。
ということはチャベスも?
でも彼はもう特捜班のメンバーなので、警察のルール適用外かも。

ありがたいことに、AXNミステリーではこのシリーズを一作では終わらせず、「靄の旋律」を「スウェーデン国家警察特捜班」シリーズの第1話と名称変更して、新エピソードも4月から放送とのこと。
小説の翻訳はこれ以降出ていないようだけれど、出ていたとしてもドラマを見てから読むかもしれない。

で、ドラマでの最重要人物、警察署内の清掃員は?(笑)

拍手

文庫版、「ねにもつタイプ」 岸本佐知子



文庫になっていたことは知っていた。
が、四つも追加されているとは知らなかった。
元本はあっちに行ったりこっちに行ったりしているのでちょうどいいと自分を納得させて購入。
とりあえず、読んでいない追加分だけ読んだ。
これらを読めていなかったなんて、なんともったいない。
クラクラしっぱなしだ。
特に「ツクツクボウシ」のねじれた季節感にはまいった。
四つだけだと途中までねじれた感じでおさまりが悪いので、また最初から読み直したい。
そう決意させる作戦なのかもしれないとちょっと思ってみたりもする。

拍手

2月のまとめ

小説2冊はどちらもしんどかった。
読むのがではなくて中身が重たすぎて。
そのトゥーマッチな感じが欲しくて読んでいるのだからいいのですけども。

萩尾望都さんの対談本を読んで、まんがにちょっと手を出してみましたよ。
他のはやっぱりトゥーマッチな気がしたので、2歳の猫を主人公にした「レオくん」を読んだのですが(1冊完結だしね)、これがまた読みようによってはトゥーマッチ。
そしてどうしてもクマのパディントンと比べてしまう。
人間世界でふつうに会話していることが基本なのは同じだけど、人間世界に対応できないことに出会うとパディントンは「クマ」と呼ばれながらもその扱いは人間の個人差といった感じ。
でもレオくんでは「やっぱり猫には無理か…」とさみしい発言が。
どっちがよくて悪いということはないけど、能天気な私にはレオくんのまわりをつらく感じたり。
でもパディントンのまわりの人に「どうかしてるぞっ!」といつもつっこんでるのですよね、私(笑)。


2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1881ページ
ナイス数:20ナイス

きのう何食べた?(2) (モーニングKC)きのう何食べた?(2) (モーニングKC)
読了日:2月24日 著者:よしなが ふみ
六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
いくつもの話が詰め込まれた感じでしんどかった。でもこの詰め込みは「悪」を語るのに必要だったわけで。
読了日:2月21日 著者:ドナート カッリージ
ラジオのすごい人たち: 今こそ聴きたい34人のパーソナリティラジオのすごい人たち: 今こそ聴きたい34人のパーソナリティ
読了日:2月16日 著者:豊田拓臣
レオくん (フラワーコミックスアルファ)レオくん (フラワーコミックスアルファ)感想
「お外に出して」のパラレルワールドが愛おしい。レオくんの冒険を人間に置き換えると目頭が熱くなる…。
読了日:2月16日 著者:萩尾 望都
西原理恵子の人生画力対決 5 (コミックス単行本)西原理恵子の人生画力対決 5 (コミックス単行本)感想
ピキザク!!!(笑)
読了日:2月15日 著者:西原 理恵子
待ちうける影 (創元推理文庫)待ちうける影 (創元推理文庫)感想
30年以上前のものとは思えないテーマ。とりあってくれない警察、ことなかれ校長、マードックが神経を病んでしまったのか?と思ったら。なによりも一番怖かったのは、買い物メモだ(笑)。
読了日:2月9日 著者:ヒラリー ウォー
物語るあなた 絵描くわたし 萩尾望都 対談集 1990年代編物語るあなた 絵描くわたし 萩尾望都 対談集 1990年代編感想
話がおもしろいのはもちろんですが、本の作りそのものにも熱意を感じる。だって、会話にあがった該当ページを掲載して注釈までつけてるのですよ。
読了日:2月6日 著者:萩尾 望都

拍手

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]