忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「本&読書メーター」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

1月のまとめ

「弱くても勝てます」、結構衝撃だった。
ものの考え方が特徴的。
世代の違いなのかもしれないが、彼らとの頭脳の違いのような気がする。
頭がよすぎて不器用な感じが愛しくさえある。

そして本棚整理していて出てきた二冊のヒラリー・ウォー(もう一冊は今読んでるところ)。
今では書店で見つけたものを買うことしかできないみたいなのが残念。
もっと読みたいのになあ。





2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1301ページ
ナイス数:27ナイス

冷えきった週末 (創元推理文庫)冷えきった週末 (創元推理文庫)感想
関係者の心の内に、じらされながら見事に引き込まれました。地道な捜査を一緒に体験する感じです。
読了日:1月26日 著者:ヒラリー ウォー
きのう何食べた?(1) (モーニングKC)きのう何食べた?(1) (モーニングKC)感想
炊き込みご飯作りたくなった。
読了日:1月21日 著者:よしなが ふみ
オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)
読了日:1月17日 著者:能町 みね子
オチビサン 5巻オチビサン 5巻感想
四季を楽しむのは変わりませんが、書き下ろしの「白黒オチビサン」はみんなの心のずっと奥に触れたような感じ。新聞連載の方では出番が少なめのジャックが健気で…(涙)。
読了日:1月11日 著者:安野モヨコ
おんなの窓 4おんなの窓 4感想
いつも汗かいて焦ってるところが好き。
読了日:1月10日 著者:伊藤 理佐
「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー感想
監督を含む部員たちから発せられる数々の名言が病みつきになります。「はい、泳げません」にあった著者とちょっとだぶる気もする(笑)。
読了日:1月9日 著者:高橋 秀実

読書メーター

拍手

PR

「冷えきった週末」 ヒラリー・ウォー



たまたま読んだ「この町の誰かが」をとても気に入り、それと同じ作家という理由で手に取ったため、この本がフェローズ署長のシリーズの最初でないというのは読んでから知りました。
順番を気にするタイプの私にしては失態ですが、そんなこと関係なくよかったです。

本当にこの事件は解決するのか?と心配になりましたよ。
本文374ページの346ページでですよ、フェローズ署長が謎が解けたらしきことを言うのが。
関係者の人間関係や思惑の書き込みが濃くて、満足が得られるジリジリ感を味わえました。
こんなにすごいのに、「小説としては長いけど、最後の方に糸口になるデータと疑問点がまとまってるから読みやすいよ♪」と寝言をおっしゃった方を私は知っています。
全部読んだうえで人に勧めるための言葉だったのだと思いたいです。
でないともったいなさすぎですよ。

二冊しか読んでないけれど好きなタイプだな~と思います。
しかし、もう書店に並んでいるものを探すくらいしかできないのですね。
何かをきっかけにぞろっと復刊されることを希望します。




拍手

つやつや感にうっとり。「井村屋さんのあずき日和」



あずきバーの登録商標が認められることになったのを記念して購入しました(ウソ)。
井村屋の「ゆであずき」を使った料理やおやつのメニューの本です。
ゆであずきは大好きで、若い頃には缶詰開けてそのまま食べたこともあります。
あとは、生クリームと混ぜてアイスを作った程度。
これもおいしかった!
ソフトクリームのコーンにのせたりもしたなあ。
そのまま食べるのはさすがにもう身体がついていかないので、お菓子や料理にちょっと使えるのなら楽しいかしら?と思ったのですが、料理にはちょっと遠慮します(笑)。
かぼちゃとあずきのいとこ煮くらいは大丈夫そうですが、にくじゃがやホイコーローって…。
気持ち悪そうって意味ではないですよ。
変に市販の調味料を使うよりは味の想像がつく分いいのかもしれませんけど。
なにせ、おやつなら私ひとりで隠れて食べてもいいですが、料理だとそうはいきません。
ちょっとくらいなら何を食べたっていいのは承知してますけど、うちの食餌療法している方は「足したら引く」ということをしてくれませんからねえ…。
お菓子もかなり危険ですが、何か食事とお菓子には独自の線引きがあるようなので。

この本は、そのままでも混ぜるだけでもおいしいのに、あれやこれやと足したりして見た目も実にキレイなもの満載です。
表紙のポットパイぜんざいの、スプーンにのったあずきのつややかさといったら、ヨダレものですよ。
そういうおやつを楽しみに開いたのですが、調味料やハーブと合せるといいというのは驚きです。
しょうゆ、みそ、塩等の和調味料はまだ想像つきますが、カレー粉、シナモンとか想像できない。
ミントやオリーブオイルとなるともっと無理。
だけど、ひとつひとつの写真を見ていると「アリかも」と思えてくるから不思議。
とりあえず、どら焼き食べたくなった(笑)。

最後のページにはゆであずきの商品Lineupも。
缶詰、チューブ、パウチ、アイス…と。
なるほど、パウチとチューブは便利そうだ。
何に便利なのかは内緒。

拍手

部員たちに著者の姿が微妙に重なる(笑)「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー 高橋秀実



超有名進学校である開成高校野球部の部活動ルポ。
他の部活動との兼ね合いで週一でしかグランドを使えない、そんな不利な状況を開成ならではの頭脳プレーでいわゆる強豪校に立ち向かうのかと思った。

下手なのである。
それも異常に。

と、著者も表現するくらいのお見事さだったようだ。

野球って危ないですね
危ないですよ

なんて会話が成り立ってしまうのも愉快だ。
内野は打者に近いからこわい、外野なら遠くて安心、と言ってしまえるのもいい。

賢すぎる故に下手なのではないだろうかとさえ思えてくる。
実際、開成に入るために勉強ばかりしていたというよりも、成績がいいらしいから勧められて受けたら受かったみたいな子が多いもの。
試合進行の妨げにならないような最低限のマナーとドサクサ、この二つがチームの持ち味。
いわゆる強豪校が聞いたら、どんな顔するだろうかとにやついてしまう。

著者と部員とのやりとりもまたおかしい。
質問に想定を超えた答えがかえってきて、著者が思わず「?」となることもしばしば。
他の学校で同じような取材をしたらやはり同じことになるのかもしれないが(高校生という意味で)、そこに彼らならではの思考があるような気もする(当然、監督にも)。
内野は打者に近いからこわい、
何故君がキャッチャー?と問われ、前のキャッチャーが引退したから、
打者はどんなにすごくても3~4割、守備は下手でも9割9分、その確実性が好き、
ガツガツするふり…等々名言が飛び出すのも多様な思考のなせる技のような気がする。
かえってきた答えに著者が「?」となるところに、「はい、泳げません」にあった、泳げないのに校内水泳リレーの選手になった著者のことが微妙に重なるのだけれど(笑)。

本を読み終えた後で、一番最初の著者の言葉をもう一度読むと強い同意を覚える。
この夏、開成高校野球部は注目されちゃうのかな。

拍手

12月のまとめ

伊藤理佐さんが好きなので、新刊出たのを見つけたら、つい旦那さんである吉田戦車さんの方の本を読んでしまいました(笑)。
でも面白かったのでよしとします。
早く元の方を読まないと!

読書メーターによると、2012年は72冊・20211ページ読んだようです。
月平均にすると6冊・1684ページだとか。
今年はどんな本に出会えるでしょうか。

2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2234ページ
ナイス数:24ナイス

逃避めし逃避めし感想
締切があるのに…という「逃げ」よりも、これがあるから乗り越えられるようなバランスのよさですかね。「詳しいレシピなし」に腕と魂を感じる(笑)。
読了日:12月28日 著者:吉田 戦車
吉田自転車 (講談社文庫)吉田自転車 (講談社文庫)感想
自転車+麺をすする=吉田戦車だったんだ。自転車のタイヤをたすき掛けにしてたのは、丸管蛍光灯を首に掛けて自転車乗ってた誰かさんを思い出した(笑)。
読了日:12月27日 著者:吉田戦車
なんらかの事情なんらかの事情感想
この本を読んで楽しめなかった人とは友だちにはなれないと思う。猿がボタンをつけてまつり縫いもしているというのはかなりツボ。
読了日:12月27日 著者:岸本 佐知子
スピンク合財帖スピンク合財帖感想
ポチ(町田さん)宅のスピンクのエッセイ第二弾!キューティーの他にシードも増えて、益々賑やかしいポチ宅です。ポチがのりうつったかのようなシードの言葉は圧巻(笑)。
読了日:12月25日 著者:町田 康
解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
過去と現在が交互に語られるのですが、どっちも気になって気になって。ミステリというよりも犯罪に手を染めざるを得なかった少年の青春小説と感じました。
読了日:12月16日 著者:スティーヴ・ハミルトン
第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)感想
本の感想ではなく、読んだことで又吉さんがどんなことを考えたか、思い出したかが書かれていて、「ここがいい!」と言われるよりもその本への興味が湧いてくる。又吉さんにもね(笑)。
読了日:12月6日 著者:又吉 直樹
続 取るに足らない事件続 取るに足らない事件感想
VOWのへんてこ新聞記事がかすんで見えます(笑)。当時としては大問題だったのでしょうが、殺伐感があまりなくて和んできます(申し訳ないけど)。それにしても記事探しを思うと頭が下がります。
読了日:12月4日 著者:早川いくを
取るに足らない事件取るに足らない事件
読了日:12月2日 著者:早川いくを
夏休みの拡大図夏休みの拡大図感想
想い出に予想もしなかった答えが見つかっていくのは面白いのです。でもこの二人、本当に親友なのかな…とかえって心が痛みました。
読了日:12月1日 著者:小島 達矢

読書メーター

拍手

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]