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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「本&読書メーター」の記事一覧

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10月のまとめ

2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1646ページ
ナイス数:24ナイス

シンヂ、僕はどこに行ったらええんやシンヂ、僕はどこに行ったらええんや感想
ブログで読んではいましたが、まとめて読むとずしりときますね。
読了日:10月31日 著者:喜国 雅彦
バスカヴィル家の犬 (新潮文庫)バスカヴィル家の犬 (新潮文庫)感想
ジェレミー・ブレッド版の「バスカヴィル~」にかなり魅せられたのでその勢いで。ドラマを見ているのに、ハラハラドキドキされて気持ちよかったです。ただ、モーティマー先生のワンコが…。
読了日:10月29日 著者:コナン・ドイル
教科書に載ってないUSA語録教科書に載ってないUSA語録感想
芸能ゴシップから、政治ネタまで、言葉から見るアメリカ。楽しかったです。澤井さんのイラストもステキすぎ。
読了日:10月20日 著者:町山 智浩
餓鬼道巡行餓鬼道巡行感想
リフォームのため台所が使えなくなったので、レンジでチン食品を買ったり外食したりの日々がいつものように勘繰りすぎたりなんやらかんやらと。串カツ、まだ引き摺ってましたね(笑)。
読了日:10月16日 著者:町田 康
東京飄然東京飄然感想
みみっちいことこのうえなくて大好き。特に串カツの話など。
読了日:10月11日 著者:町田 康

読書メーター

バスカヴィル家の犬、ようやく読み終えました。
BBCのシャーロック2にバスカヴィルがあると知ったので、その前に読み終えるつもりだったのに。
しかし、このドラマと小説はベツモノだったので問題なしです。
というか、ジェレミー・ブレット版のバスカヴィルはかなり原作に忠実ですね。
特にモーティマー先生が、ホームズの頭蓋骨にご執心なところとか(笑)。
小説でもモーティマー先生はすてきなお方で、この話にしか登場しないというのにかなりのファンになってしまいました。
ワンコもとってもかわいかったのに、小説では気の毒でなりません。
というわけで、ホームズ物は長編もかなりいけるな!と。
緋色の研究と二冊しか読んでないけれども。

あと、町田康さんは、かっこよくさえ感じられるみみっちさがよろしいです。
スピンク日記の続き、早く読みたいよ。

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イラストも合わせてとっても愉快。「教科書に載ってないUSA語録」 町山智浩



この前もちょっと触れましたが。
週刊文春の連載「言霊USA」をまとめたもので、ほとんど初読み。
ふつうの英語もままならないのにこんなの読んでしまうと間違った知識が植え付けられはしないか…という心配は無用。
生活から生み出された言葉は、文化を知るうえで大切なことでありますからね。
覚える必要なかったりするし。
生まれた背景の解説も時に厳しく、時におちょくり、たいへん楽しかったです。
また、澤井健さんのイラストも一緒で楽しさ倍増(開始当初はなかったのかしら?)。
時に、町山さんの文章よりも辛辣だったりするのもステキです。
「映画秘宝」の澤井さんの連載も今月号で75回、そろそろまとめて読みたいですわ。

「McMansion」の項のイラストで初めて知ったのですが、
「Mc」って、「~の息子」って意味だったの?常識?
ロシア系名前の「~ビッチ」と同じなの?
これを知ったのも数年前、やはり外国語は奥が深いですね♪(無知は棚に上げます)

それにしてもサラ・ペイリン、大人気(?)だね!

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串カツ!(笑) 「東京飄然」 町田康



町田さんの本は小説なのかエッセイなのかの区別がつきにくい。
小説と思って読み始めてもそこには町田さんがいるようだし、エッセイだと言われても「そんなことあるかいっ!」の連続で元はあったとしても針小棒大と思われることが多いもの。
それがいけないというわけではなく、好きなのでいいのですが。
ただ、自分はエッセイ寄りのものを好んで読んでいるように思う。
本の厚みで選り分けているような気がしないでもないが。

で、「東京飄然」。

旅に出たくなった。なぜか。理由などない。風に誘われ花に誘われ、一壺を携えて飄然と歩いてみたくなったのだ。

と始まり、気儘にふらふらと出かけて街の匂いを嗅ぎ、風に触れ、何事もない風景が町田節で語られるのだと想像するが…。
みみっちい(笑)。
串カツの件が、カッコイイまでにみみっちい!
大阪でふらりと入った串カツ屋で、自分だけ串の数が一本少なかったことに抗議できない。
確かに、そこで「一本少ないですよっ」と言って訝しげに見られてから出された一本はおいしくないだろう。
なので泣き寝入る気持ちはわかる。
ただ、そこから引き摺る引き摺る(笑)。
何事にも「規定料金を払ったにもかかわらず一本少なくされて文句も言えずに引き下がった男」として周りから蔑まれているような被害妄想にとらわれ、とうとう東京でリベンジを決意する…ってどうよ(笑)。
しかも本数にこだわりすぎて、ただただ疲れて寂しくさえなっているという(笑)。
そしてこの一連のこだわりを飄然者としてどうか?と反省。
飄然者だからこそ、こだわれるようなそんな潔ささえ感じて私は大好きです。

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9月のまとめ

9月はなんといっても、「いとしのムーコ」!
いつもフルスロットルなムーコがかわいくてしかたありません。
またワンコと暮らしたいなあと思えてきますが、病気になったまさへの薄情な家族の姿を知ってしまったため、もうワンコをあんなかわいそうな目に遭わせるわけにはいかないな…と何重にも悲しくなります。
なので全力ムーコを愛でることにとどめておこうと思います。
こまつさんの、ムーコのことをわかっているようでいてわかっていないところもまたいいですよね。
もう、ホントにいっぺん犬になっちゃいなよっ!
あと2巻ではうしこうさん食べ過ぎ。
ピザを焼くことをひらめいて、結果一瞬で燃やしてしまう姿が目に焼き付いて離れません。


2012年9月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2383ページ
ナイス数:19ナイス

へんなことわざ (角川文庫)へんなことわざ (角川文庫)感想
お国柄や地域性を感じられて楽しめます。でも…アルマジロって食べるの?(笑)
読了日:9月30日 著者:のり・たまみ
いとしのムーコ(2) (イブニングKC)いとしのムーコ(2) (イブニングKC)感想
ムーコのおはながつやつやでなくなる大ピンチ!しかし乗り越えて余りあるエネルギーににっこりします。
読了日:9月21日 著者:みずしな 孝之
大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄感想
「シャッターアイランド」かな?と思いながら読みましたが。ああ、そうでしたか。登場人物すべての、何かを含んだ感じは好みでした。
読了日:9月21日 著者:首藤 瓜於
特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
特捜部も、犯人も、描写がびっしりですがボリュームを感じさせないですね。今回は犯人パートが濃すぎて特捜部の印象が薄く感じそうでしたが、カールの過去の事件、アサド、ローセ&ユアサ、彼らの謎めき具合も半端ではありません。
読了日:9月15日 著者:ユッシ・エーズラ・オールスン
サブカル・スーパースター鬱伝サブカル・スーパースター鬱伝感想
今読むべきではなかったかもしれない。吉田さんは心身共に健康的だな!と。
読了日:9月6日 著者:吉田 豪
アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858)アイ・コレクター (ハヤカワ・ミステリ 1858)感想
時間はそのままなのに逆行する章立て(ページ)、盲目の彼女の見るヴィジョンの意味するところ、それらが判明した時は「おーっ!」となりました。
読了日:9月4日 著者:セバスチャン・フィツェック
言霊たちの夜言霊たちの夜感想
誤変換、聞き間違いを元にしていてつっこみながら楽しめます(イントネーション気にせんかいっ!とか)。最後は現代社会を憂うような雰囲気も。
読了日:9月1日 著者:深水 黎一郎

読書メーター

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目からハムはなかった…「へんなことわざ」 のり・たまみ



以前タイトルに惹かれて「目からハム」という本を読んだ。
ふざけていると思ったら、イタリアで本当にあることわざだというので驚いた。
意味としては、目からウロコだそうで、生ハムの国ならではと納得したのを思い出しました(?)。
知ってる言葉が載っていると、へんな優越感にひたれると思ったのですがありませんでした。
一般的というか、みんな知ってることなのかしら?
というわけで、取り上げられていることわざ・格言はどれもお初のものでした。
お国柄や日本のものでも地域性があって、マメ知識として楽しめます。
インパクトがあったのは、表紙にも描かれているアルゼンチンの、「急にアルマジロをプレゼントされる」ですかねえ…
意味は「棚からぼたもち」みたいなものだとか。
食べるんだ…おいしいんだ…(涙)。

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