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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「本&読書メーター」の記事一覧

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肩こり・腰痛特集?

Tarzan (ターザン) 2011年 2/10号 [雑誌]
「Tarzan (ターザン) 2011年 2/10号 [雑誌]」
 [雑誌]
 出版:マガジンハウス
 発売日:2011-01-27
 価格:¥ 500
 by ええもん屋.com

幸いにして腰痛はないけれど、ひどい肩こりと頭痛もちなので、雑誌でそういう特集があるととりあえず見たくなる。
しかし、これには手が出せない(笑)。
Tarzan といえば体脂肪のかなり少ない人が好む雑誌というイメージなので、ぼんやりとした体型の私は書店、コンビニ、図書館でこの雑誌を迂闊に手に取ることができない。
表紙に“肩・腰、痛みの85%は、自分で対処できる”とある。
確かに、秋頃に買った日経Health にあった回し運動は自分には効果があって軽減されていると感じている。
しかし、Tarzan 買うような人はよく運動する人ですよね。
肩こりなんて無縁の方々だと思ってた。
これ以上何をどうするのだろうか?と違った興味がわいてくる。
もしかしたら読者層を広げる作戦だろうか。
でも手に取る勇気はない。

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「刑事のはらわた」 首藤瓜於

刑事のはらわた (100周年書き下ろし)
「刑事のはらわた (100周年書き下ろし)」
 [単行本]
 著者:首藤 瓜於
 出版:講談社
 発売日:2010-10-06
 価格:¥ 1,680
 by ええもん屋.com

たいへんにお気に入りである「刑事の墓場」の続編だと思っていたら違いました。
主人公八神は警部補から警部への昇進時、県警本部の鑑識課配属となるのですが、鑑識のような専門性の高いところは職人の修行と同じで途中からの参入などありえないと思っていた。
下っ端から始めるならともかく八神は警部、いくつかある班のひとつの長なわけですよ。
まあ警部が下っ端なんて有り得ないですけども。
そんな導入だから、経験豊かな部下と初心者上司の軋轢、実は昇進に見せかけたイジメなのでは?(やっぱり「刑事の墓場」を引きずってる・笑)等を期待したが、そんなものではありませんでした。
経験が浅いからこそ慎重に手順を大切にする八神が(ウィーン警察のヒト刑事は見習え!)、ああなってこうなっていくそういう物語。
ラストは「これがあの八神なのか…」と呆然としたが、父親の言葉を辿った結果と思うと納得できるような気がする。
「はらわた」は「はらわた」、そういうことなのです(笑)。

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「タンゴステップ 上下」 ヘニング・マンケル

タンゴステップ〈上〉 (創元推理文庫)
「タンゴステップ〈上〉 (創元推理文庫)」
 [文庫]
 著者:ヘニング マンケル
 出版:東京創元社
 発売日:2008-05-23
 価格:¥ 1,029
 by ええもん屋.com
タンゴステップ〈下〉 (創元推理文庫)
「タンゴステップ〈下〉 (創元推理文庫)」
 [文庫]
 著者:ヘニング マンケル
 出版:東京創元社
 発売日:2008-05-23
 価格:¥ 1,029

善悪を超えた意志の強さを感じる。
親を殺された復讐劇であることは早いうちに語られるが、そこから私の知らないナチの思想へと広がりをみせる。
かつてのパートナー、モリーンの死を知ったステファンは、病気休暇中に自分の病気から逃れられるかのように権限のない捜査へと入り込んでいく。
ここら辺、規則的にどうなのか?と思わないでもないが、地元の警官との関わりはステファンという人を知るのにかなり大切なことだったと思う。
病気のことでいっぱいいっぱいなのに敢えて捜査に加わり、そしてやっぱりところどころで感情爆発、生身の男だと感じらる。
ステファンは一応の解決をみた後、治療を終え、モリーンの死を「過去に追いつかれた」と表現する。
この言葉はとても重い。
モリーンの娘がその過去を踏まえての未来に力を注いでいたのだと思うと皮肉で哀しい。
最後のイギリスへの旅で、モリーンというパズルを組み終え、それを新たな自分のスタートとするステファンをヴァランダーはちょっと見習った方がいいと思った(笑)。

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12月のまとめ

なんと、関西のJ:COMではコミュニティチャンネルでこの一月から「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」が放送されるのだとか。
基本チャンネルに入ってない地域では放送してほしいですよ、J:COMは。
WEBでも公開中だし、DVDも発売になるとはいえ、見られる地方があると思うと面白くないよね(笑)。


12月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2150ページ

キッドキッド
よくないことをしているのは確かだけれど、スピード感にのせられてキイチのことがどんどん好きになっていく。矢能と会わせてみたい(笑)。
読了日:12月26日 著者:木内 一裕
松嶋×町山 未公開映画を観る本松嶋×町山 未公開映画を観る本
町山さんの「アメリカ横断テレビガイド」のドキュメンタリー映画版とでもいいましょうか。うちはMXが見られないからとりあえず本を読みましたが、どれもこれも見たくなってきた。でもネットでは解説部分ないんでしょ?
読了日:12月22日 著者:町山 智浩,松嶋 尚美
しろくまカフェ マンゴー味! (フラワーコミックススペシャル)しろくまカフェ マンゴー味! (フラワーコミックススペシャル)
パンダママやキノボリコーヒーの番外編を加えてパワーアップ。コーヒー豆より分けるパートさんたちがエネルギッシュ!
読了日:12月18日 著者:ヒガ アロハ
俺俺俺俺
とても不思議なエネルギーに引き込まれる。自分のイヤなところが他人のものとして外から見えてしまうのは恐ろしい。崩壊してからの再生はある意味現代に必要なことなのかもなあ…としんみりしてみたり。
読了日:12月18日 著者:星野 智幸
七つの海を照らす星七つの海を照らす星
連作短編だけれど壮大な長編でもあり。こういうリンクし続けた話は好き。そして海王さんに「腕貫探偵」の影を見た(ウソ)。些細なことだけれど、今でも「つっぱり」って言うのかなあ?(笑)
読了日:12月13日 著者:七河 迦南
石黒正数短編集 2 (リュウコミックス)石黒正数短編集 2 (リュウコミックス)
ポジティブ先生、好きかも(笑)。ちょっとしかないところがまたニクイ。
読了日:12月10日 著者:石黒 正数
それでも町は廻っている 8 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 8 (ヤングキングコミックス)
あとがきにある、「歩鳥だからってどうにもならないこと」というのに納得。ホントに「それでも町は廻っている」のだなあ、と。あと、著者近影が偽ホームズでなくなってるっ!(笑)
読了日:12月09日 著者:石黒 正数
愛おしい骨 (創元推理文庫)愛おしい骨 (創元推理文庫)
ミステリ部分よりも、人が人を想う気持ちにやられる本。
読了日:12月08日 著者:キャロル・オコンネル

読書メーター

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「キッド」木内一裕

キッド
「キッド」
 [単行本]
 著者:木内 一裕
 出版:講談社
 発売日:2010-09-17
 価格:¥ 1,575
 by ええもん屋.com

読み始めたらあっという間。
キイチの面倒見の良さ、行動力、判断力がどんどん好きになっていく。
敵側にも敵対心以外のものを持たせる何かがあるのが伝わってくる。
会話部分も好きだけど、人物の背景語る時のたたみかけるようなリズム感がまた好き。
前の本でもそう言ったら「説明じゃないの?」と返されたことがあったが、私は好きなのだ。
店がなくなってしまったキイチの今後を想像して、脳内に矢能が浮かんできてしまった私はどうかしてますか(笑)。
キイチに年齢と男気をもっと足すと矢能になるような気がする。

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