森の中で女性の遺体が発見される。何故リリー達が呼ばれたかというと1990年の同じ日、同じ場所での事件と酷似していたから。両方被害者の身体にはマジックで×印がつけられていた。
現在の事件は容疑者がすぐに見つかり、自供もしている。この事件と過去の事件のつながりは…?
この現在の事件の容疑者ニールは統合失調症。そしてまたもやアンドリュー・シリンガー。どうして見かけると続いちゃうのか不思議。この前のERでは弁護士みたいで笑っちゃったが、今回ははまり役。でも犯罪者というより被害者でしたね。
1990年の被害者はリタ。金持ちグループからいじめられていたが、くじけない子だった。悲劇は金持ちの子ブランディの家のお泊り会に誘われ応じてしまったこと。ニールはブランディのお兄さん。
そこで見た親のお仕置きの酷さときたら。自分達では手を下さず、兄に妹の頭を水を張った浴槽に押さえつけさせる。ニールを病気にしたのはこの両親だ。ブレンダは攻撃的な性格が支えになったのか崩れなかったが、ニールは優しい子だったために壊れちゃったんじゃないのかな。実際にはブランディもモルヒネ中毒。壊れないはずない。
浴槽お仕置きの後、あの母親は娘じゃなく床に飛び散った水を拭いてたぞ。子供を叱るには両親どちらかが受け止めてあげる余地を残しておかなきゃ。あれは「叱る」じゃない。最低だな。
この前のWATでのイジメ絡みの事件を思い出す。同じ年頃の出来事みたいだし。女の子が絡むと陰湿。アル中で退学になった子の「これからは男の子と付き合おうと思った」はそれを言い表してるな。
リタのせいでお嬢様から見放されたと思ったグループの子が、慰めるリタを疎ましくなってつい突き飛ばしてしまった、という真相。
このことを隠し続けてドクターになっている気が知れない。
ドクターになりはしたものの、ブランディに真相を感づかれている。それをネタに薬を処方させられている。こんな形でもお嬢様グループとのつながりが。もう中学生の時のものとは意味が違うけれど。
ニールはリタが好きだったから、未解決であることに耐えられなく毎年発見された場所に来てしまう。それがたまたま薬のせいかリタを見つけたと思ってしまったのね。
逮捕ではなく医療施設行き。そこにはエリッサも入院しているようだ。話を聞きに行く時は拒んだものの、解決の報告に行った際にはエリッサに会いに行ったんだよね。
ニールにブランディは会わせたものの、続いて入ろうとした両親を締め出したスコッティ。いい仕事したよ!
彼女はお利口さんじゃないけれど、ニールには両親よりも必要だったものね。
しかし、1990年ならこの捜査は怠慢だったのでは?金持ちの多い地域だから遠慮しちゃったのか。
今日の収穫
ヴェラ、ハーディー・ボーイズ世代。お姉さんの方か。
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