1969年7月、アポロ11号が月面着陸した翌日に死体で発見された12歳のダニー・フィンチ。
連続殺人犯の逮捕で、被害者の一人と判断されて捜査は打ち切られていたが、ダニーの名前が書かれた手作りロケットが発見され、引退した当時の担当刑事がリリーの元へ再捜査依頼にやってくる。
あのね、前回と展開同じなの…(泣)。
女性だから、ガリ勉君だから爪はじき、認めてくれる人ができたけれど、自分の栄華時代を脅かされることにカッとなって撲殺って…。
計画性のない殺人とはそういうことだろうし、だから未解決なのだろうけれど。
考えてみれば、このドラマはどれもそうだ。
だから未解決なんだし、関係者が刑事を振り回すことでドラマが浮かび上がるわけですけども。
ダニーは友だち欲しかったんだね。
得意分野で頼られたことが嬉しくて、なんとか応えたくて、 それに応えられたら今まで感じたこともないような高揚感が待っていて。
乱暴者だった工場の管理者はそんなダニーに一番最初に気付いてあげられた人。
だから見つかったロケットを託すのはこの人で正解だと思う。
ダニーはこの後、チャックがいなければ仲間と頼り頼られ、少年らしい少年時代を過ごせたはず。
リーダーチャックにはそんなダニーは存在しなかったのですね。
自分が圧倒的に優位であるから受け入れることができたのであって、自分が手を差し伸べられることなんて育った環境からも想像できなかったのでしょうね。
それはそれで悲劇でもある。
現場を見たわけでもないのに、全てを察して心が壊れてしまったセスは気の毒だった。
チャックの医療費援助の理由は口封じの意味合いが強かったかもしれないが、寄り添ってあげたボビーの心にはロケット少年団の絆があったのだと、セスの部屋を片付ける姿から感じられました。
ところで、ボスはかばってたけど、ヴェラのミスだよ~。
セスが不安定なのはわかってるんだから一人にしちゃだめでしょう。
ああ、ヴェラだけのミスではないって意味か。
で、ポール・クーパーって誰?(笑)