マイケルの計画は刑務所周囲に張り巡らされたフェンスに電流を流すこと。
余計出られないじゃん、というのは素人、脱獄のプロは腐敗臭防止薬品を死体に噴射する時にフェンスにも多めにかけてもらうよう墓堀人を言いくるめる。
薬品と電気の熱でフェンスが溶けるのでそこをくぐって脱出だ!
このフェンス作戦のためにわざと停電にして、ルチェロが建築家マイケルに相談してくるのを見越してたという優れた頭脳。
電気を復旧させることが目的だから作業自体になんの細工も要らないから安心だ。
そして命令するルチェロに対してちょっと嫌がってみる小芝居も忘れない。
電源入れる時に見張られてたのはちょっぴりはらはらしましたよ。ちょっと困り方大袈裟だったし(笑)。
さらにマイケルはマホーンにも小芝居を仕掛けてる。
「何も知らないよ」では観察され続けるので「脱獄メイトにしてあげるから協力しろ」とフェルトペン探しの任務を授ける。
キレモノのマホーンだったら見抜けただろうに。
マイケルもまさかフェルトペンが本当に見つかるとは思っていなかったのか、「見つけたよ」「助かった、ありがとう」で次の任務を与えないから、余った時間でヘイワイヤーの幻影と出世したティーバッグさんからの差し入れでキレモノ感覚を取り戻したマホーンが見抜いちゃいました。
やっぱりマイケルはこうでなくちゃね。さすが
学はあるが利口じゃない男だ(笑)。
ルチェロも鬼だよね、みんな思ってるけど言わないで我慢してるのに。
ルチェロとマイケルを天秤にかけ続けるベリックは浅はかにとりあえずの報告するから火傷の刑。
せっかく服が着られたのにまた脱がなくちゃ。
そして塀の外では前回のお届け物がサラの生首だったことで完全に首根っこを掴まれてしまったニイチャンが奔走するも、組織の女の暴走であわわわ…。
もう関わりを持ちたくないとニセの身分証明書を作っていたのに事の重大さを聞いてしまったスクレは、自ら新採用の墓堀人に志願するのでした。
なんていい人なんだ。マイケルよりもスクレの方こそ大切な人が困っているのを見過ごせない病なのではないだろうか。
マイケルが大切な人かどうかは疑問だけど。
さあ、これでスクレが薬品かけまくったらフェンスに穴が開いて脱出だ!
死体いくつくらいで穴が開くのかな(笑)。
ところでニイチャンはサラの頭をどうしたのかな?
本当にサラなのかな?今はいろいろな技術が発達してるからそうとも限らん。
面会に来たニイチャンの明らかにおかしい様子をつっこんで聞かないマイケル、やはりスクレほどの病ではないなと思わせるのでした。