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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「ザ・ソプラノズ」の記事一覧

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ザ・ソプラノズ#81「窮塞」

ギャンブルで負けが込みたまに勝つと全てつぎ込み大失敗、を繰り返しているトニー。何気なく訪ねたヘッシュからは借金の催促をされ、さらにご機嫌斜め。反対にブランカと出会ってから落ち着いたアンソニーは彼女との結婚を決意、プロポーズするが。

お子様!ファミリーの上に立つ男か?と疑うほど今日のトニーは子ども。
手元に金があれば全て使い、誰もそれを止めないなんて。ボスだから止められないのか。
元手がなければないでカーメラの事業の成功を「自分の取り分も当然あり」と言って呆れさせ、失言だったと謝っては、自分が手を回したからこその儲け、と繰り返す。
多少の違反のお目こぼしを前提に雇った住宅検査員だから、売りつけた後で屋根が落ちるんじゃないかって夜も眠れないんだろ!は許しがたい暴言。
ヴィトージュニアの悪さに環境を変えて出直したいママの願いもギャンブルの結果次第なんてがっかりだ。
メルフィの言うようにセラピーを休みがちのせいかね。金の問題じゃない、着たり来なかったりなら治療を止めましょうの言葉がお子様に届いたでしょうか。
ヴィトーと言えば、プッシーのところをトニーが世話しているようにヴィトー家の面倒はフィルが見なくちゃいけないでしょ。組が違うからですか?でも親戚でしょ。
そんな決心がないなら仲間の制裁はやっちゃだめだし、ボスになろうという人のすることでない。Nancy Sinatraをゲストに就任パーティー開いちゃったけど。

荒れてるトニーを心配してるのがクリスだけってのも変な感じ。
シーズン前半の終盤はクスリでとんでもないことになってたのに。
映画が彼を大人にしたのか!と思ったのに予告ではまた誰かさんが余計なことをそそのかしてたなあ。
ブランカにふられたアンソニーもだめだめに逆戻りみたいだったし。
そうか!トニーはだめだめな人がいないとしっかりできないのか!(笑)

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ザ・ソプラノズ#80「厄災」

もう夕べ次の回放送してますけど…。

トニーが若い頃に始末した男の捜査で地面を掘り返すことになる。危険を感じたトニーはポーリーとマイアミへ一時避難。身を隠しに行くのに道中お喋りの過ぎるポーリーのことが心底心配になるトニー。ポーリーは親父の代からの貢献者(?)だけど口の軽さが災いの元になってることも確かなわけで。

ジョニーへのジニーの悪意ジョークの出所もトニーは確信してるな。
船に連れ出されたポーリーと一緒にこっちも気が気じゃなかった。
「俺の番が来たのなら言ってくれ」と夢でプッシーに語りかけるのが哀しすぎる。
女房も子どももいない、ファミリーが家族で一人でテレビを見て本気で笑い転げてる姿に苛立ちと憐れみの両方を感じているようなトニーの表情が秀逸だったな。
本当の母親を知った時の荒れっぷりを想い出してよけいに哀しい。

お久しぶりのアンクル・ジュニア。武勇伝を披露したり、賭場を開いたりとそれなりの立場にあるらしい。
一番の仲良しが中国系の青年ってのが不思議だった(OZに1話だけ出ているようだけれど記憶なし。不法入国船に乗ってたのかな?)。攻撃性を持ったアウトローなところに惹かれたのか?
薬を飲んでたら廃人になる、とジュニアの薬の時間に騒ぎを起こし飲まないでいられるよう力を貸してたのは事前に打ち合わせ済みだったのかもしれないがその後のジュニアがおとなしく薬を飲む様、それを非難する青年を見ると「あうんの呼吸」だったような気もする。
だから体制に従った(大袈裟)ジュニアが許せなかったのかな。
でもジュニアって勝手な人だから打ち合わせを無視した可能性大(笑)。
脱走を手引きしてやろうとする仲間の電話を打ち切るのも、病状が進んだからなのか勝手な人だからなのかいまひとつ判断が難しい。
腕にギプスをはめて猫を撫でるシーン、青年とのことが頭にあるかどうかも不明の表情だ。
ポーリーパートとアンクル・ジュニアパート、どちらもはらはらしっぱなしで疲れちゃいました。

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ザ・ソプラノズ#79「末期」

クリスの映画が完成し試写会が行われる。
「映画は記録に残る、よくやった」とクリスを讃えるトニー、素直に喜ぶクリスだった。
しかし、この二人以外はモデルにした人物への内心の想いを勘繰っていた。
ボスが主人公の婚約者に手を出す設定はトニーとアドリアーナの仲を疑っているということ、ラストのボス惨殺は恨みの気持ちの表れ、と。
カーメラにそう聞いてしまったトニーはもうクリスの何もかもを疑ってしまう。
最近姿を見せないのは後ろめたくて避けているからだ、と。
クリスはクリスでカーメラの言い掛りがトニーの気持ちであるかのように、この前褒めてくれたのに本当は怒ってるのか…と。
カーメラが何も言わなければ二人とも幸せな気分でいられたのに。
トニーはメルフィの前で涙ぐんじゃいましたよ。
確かにアイディアを出したけれど、クリスにそんな含みを持たせた悪賢いことできるわけないでしょ。
映画でトニーらしき男を演じるのはDaniel Baldwin。
あの腹は…役作りなのか、特殊メイクなのか、本当なのか…(笑)。
トニーの本物腹テーブルにはかなわないけど。
今回も映画鑑賞時(脚本家の言葉を確認するためでしょ?)におやつをのせて健在。

ええ、意図的に避けてる話題がありますよ(泣)。
トニーの「ジョニーみたいに刑務所の中で終わり」って言葉は積み重なった刑期だけではなく、肺癌の情報からってことか。
飛行機代を払ってまで名医の治療を受けたが下された診断は転移があって余命数ヶ月。
刑務所に入って健康的な生活を始めた途端の発病、もう手の施しようがないなんて。
病棟付きの元医者囚人の「あれだけ治療をしたのなら癌も弱ってるはず、3ヶ月なんてことない」という言葉は本心だったのかな。心理的刺客だった、なんてことはないかな。
だって、ジョニーは彼の言葉に勇気付けられて、好きなことして(タバコだけだけど)、昔の派手な話を披露して、ちょっとだけでもNYのボスだった頃をかみ締めたと思うもの、彼を信用していたもの。
思ったよりも進行が早く、あっという間に意識混濁。
刑務所にいながらもジニーと娘たちに看取ってもらえただけ幸せだと思わないといけないのかな。
意識がはっきりしていないジョニーの靴をぴかぴかにし、最期のタバコをすすめるジニーにもう…。
先週、フィルの見つめるジョニーの写真がかっこよすぎたのは今日を迎えるための演出だったのかな。
ジニーとのエピソードがあってから、とても好きな役だった。
みんなの前での最期が娘の結婚式から連れ戻され泣く姿となったけれどそれは変わらない。
かっこ悪いなんて思わない。
さよなら、Johnny Sacramoni。

何故、ジョニーが死ななければならないのかというと健康上の理由から半引退を決めていたフィルをもう一暴れさせるためのようだ。
トニーBに弟を殺され、NYの跡目争いで子分を殺され、ジョニーもいなくなった。
元々血の気の多い男だから、健康なんて気にしてる場合じゃないとなっても不思議ないよ。

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ザ・ソプラノズ#78「波紋」

2004年のジョニー・サック逮捕時に落とした銃を拾った男が事件を起こし、そいつの取引材料で地元警察に逮捕されるトニー。組織犯罪として検挙したいFBIは地元警察の先走った逮捕を非難し不起訴にさせる。沈んだ気分のところにジャニスとバカラがトニーの誕生日を祝おうと家へ招待する。

バカラはあんなに生意気だったっけ?すべては酒の勢いか?
でなきゃ、直前に仕事を任せてくれるような話を聞いておきながらあんな狼藉働くとは思えない。あ、その仕事が気に入らないのか(笑)。
トニーとバカラの喧嘩は迫力あった、大きいもの同士だから。そこにジャニスが止めに入ってもう画面にみんなが入りきれなくなってました(ウソ)。
誰が良くて誰が悪いなんてことはないが、喧嘩の成り行きにトニーは不満。
その理由が「自分が負けたとカーメラが思っている」というもの。わー、お子様だ。
表面上は一応和解だが、腕力での仕返しをしないだけで精神的にはかなり追い詰めてる。
トニーはバカラが見つけてきた仕事相手カナダ人の厄介事解決をバカラに指示。固まったままとりあえずこなすが…。
組織のボスにたてついてこの程度で済んでるのだからよしとしないといけないように思う。
気乗りしてなかったトニーを無理矢理誘ったことを心底後悔しただろうな。

で、ジョニーは?
フィル復帰祝いの店にあったあの写真の意味は?
IMDb見たらシーズン後半の出番があと1話だけなんですけど。
それにジャニスってジョニーの家に住んでなかったか?
湖畔の家に引っ越したのか?それとも別荘?
ジョニーの写真と「ジョニーみたいに刑務所の中で終わり」というトニーの言葉が気になってドラマの内容どころじゃなかった、というのが本音であります(笑)。

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読まなきゃよかった…

コラム雑誌として読んでいるTV雑誌のある方のページで、「ザ・ソプラノズ」アメリカでの最終回の様子が書かれてました。

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