見るもの減らそうと思いつつ、手を出してしまいました…。
AWAKE
交通事故から生還した刑事マイケルだったが、妻を亡くした世界と息子を亡くした世界を交互に体験している。
マイケルを担当する精神科医は、妻(息子)を亡くした喪失感への防衛本能が作ったものだと、それぞれもう一つの世界は現実ではないと否定する。
二つの世界を信じているのでは治療ができないという精神科医に、「どちらか一方を失うのなら治りたくない」とマイケルは言う…そう言って第一話はお終い。
これは精神世界のお話なのでしょうか、それとも事故によって二つの世界を行き来できる能力を得てしまった男の悲しみの物語なのでしょうか。
いや、まだはっきりしなくていいですけど(笑)。
それぞれの世界での性質の違う事件が、町や通りの名前、番地や駐車場ナンバー、犯人の髪の色などを微妙にリンクさせているのがまた不思議。
これも何か関係があるしるしなのかしら?
「OZ」のムカダ神父が、片方の世界の精神科医として登場。
彼に、後悔や喪失感等があちらの世界を作り出していると語られると私は信じる。
そう言われた時に「なるほど」と画面に向かって言ってしまったもの(笑)。
仕事上でも相棒が変わっているのがポイントとなるのでしょうか。
片方では、マイケルを大丈夫だと言った長年の相棒ではなくて、若手刑事と組んでいるのですが、元相棒によると彼はマイケルのお目付け役らしい。
その若手刑事、もうひとつの方では制服警官でまるで無関係な存在ではないのがまた気になるところ。
性質の違う事件がリンクしているのと同じような感覚「かしら?
とりあえず、どんな世界観なのかもう少し見てみないと。
HOMELAND
8年間行方不明だったアメリカ兵ニック・ブロディがアルカイダ基地から救出され、アメリカ国民はその帰還に湧きかえる。
しかし、CIAのキャリーは8年前に「アメリカ人捕虜が寝返った」という情報を聞いており、ブロディがそのアメリカ人捕虜なのではないか?と疑念を持つ。
彼女は違法な手段でブロディの生活を盗聴・録画するが、意外にもテレビ中継された映像の中にスパイかもしれないヒントが隠されていた。
一緒にいた伍長は殺されたのに何故ブロディは8年も生かされていたのか、生きていたとなれば寝返った男である可能性が高い…となるのはキャリーが優秀だからなのでしょうか。
それとも薬の力に頼っているために抱いてしまった妄想なのでしょうか。
どうやら彼女は優秀だけど問題も多く、直属の上司が自分のクビをかけて籍を置かせているらしい。
違法捜査のせいで「弁護士を雇え」と言われたものの、テレビ映像でのメッセージともとれる指の動きを発見したことでとりあえずクビの皮はつながった様子。
こうなると英雄の帰還的な扱いだったブロディはスパイにしか見えない。
しかし、家庭では死んだと思われていたので親友が妻と愛し合うようになっていたり、息子は「はじめまして」だし、8年の歳月が重たいです。
この8年、彼はアルカイダ側に教育されていたのだと思うと、この現実と見合うだけのものだったのか?とさらに重たい。
想定外の心の負担が見所になるのかしら?
まだスパイだと決まったわけではありませんが。
キャリーが違法盗聴をセッティングさせたのが、David Marciano さんじゃないですか。
あまりそういうこと得意そうに見えなかったのですが…私の中では「ザ・シールド」でのビリングスさん(自動販売機さんと呼んでいた・笑)のイメージしかないので(笑)。
でも違法だけども真面目にセッティングし、キャリーの弱味(薬)を見つけても弟にさえ教えずに彼女を諭すというヒーロー的な役じゃないですか!
ちょっと見直しました(笑)。
少し前に、
ドラマに出てくる薬について、呑もうとしてはじめて薬がないことに気づいて慌てるのは信じられない、と書きました。
しかし今回、盗聴セッティングの弟が、キャリーの鎮痛剤を勝手に呑もうとして素性のわからない薬を発見したというシーンがありましたよね。
これですか!こうやって自宅の薬が減っていくこともあるのですね。
それなら、少し納得…かな?(笑)
「AWAKE」も「 HOMELAND」も、もう少し見てみないと…と言いつつ、見てしまいそうな気がします(笑)。