死者と会話ができて、それが犯罪捜査の助けになる…なんてきくとズルイ気がする。
シリアスオカルトなら見ないことにしようと思っていたが、番組解説を見ると旦那さんもいて3人の子供のママでもある側面も描かれているということなので見てみることに。
もちろん吹替え版。字幕だけだと仕方ないが、両方ある時は吹替え版。
だって字幕を追っていると見逃しちゃうんだもの。
裁判所で働くようになったアリソンは頻繁に死者(事件の被害者かな)が語りかけてくる夢を見る。
旦那さんは仕事とロースクールに入るためのストレスだというが。
試しに旦那がその夢の概要を書きとめ、方々の捜査機関へ送る。
するとテキサスでおきた事件にヒットしてしまう。
で、そこに呼ばれて捜査の手伝いをする。
捜査といってもアリソンの場合、現場や当事者から直に読み取ってしまうのですけれど。
テキサスの警部の反応が本当のところだろう。
実は弁護側の回し者で、裁判になったら
「警部、あなたは霊能力者と捜査をしたのですね?」と信憑性を貶める魂胆だ、と。
でもアリソンは勝手に知ってしまったことを教えているだけ。
やっぱりこれで事件が解決してしまうのはズルイ気がするが、
犯行の告白を聞いた隣の監房の少年を薄気味悪がらせて、
正当に証言を得ることができたらしいからOKなのかな。
そう思わせるにはシリアス一辺倒ではない描き方かな。
テキサスでの無意味な大名行列(笑)とか。
シリアスすぎないけれど、コメディでもない、微妙なバランス。
特に悪い印象ではないから、もうちょっと見てみようかな。
Executive ProducerにはKelsey Grammerの名前が。フレイジャーさんではないですか。
アリソンの旦那さんはドーン・オブ・ザ・デッドで、冷静なカッコイイ役どころだったし。
アリソンのパトリシア・アークエットも3人の子持ちの主婦という役がリアルな体型。
肥満じゃないけれど実に逞しい。
予知夢っていうから見たことがこれから起きると思ったのに、死者が語りかけてくるのはちょっと違うかも…と首を捻っていたら
オープニングで見ていた夢、あれが予知夢であったとう最後のオチ。
そうでしたか。最後まで見ないで突っ込んではいけませんね。