海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。
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サラ・ルンド、大失態!
息子が妊婦の彼女と一緒の姿を目撃して、身代金を届ける重大任務を失敗するという…。
そのせいでひとりでなかったことがばれたのか、見せしめに誰かが裁判所屋上から放り投げられましたね。
暗くてよく見えなかったけど、ヒゲ面だったみたいなので、サラが食いついていた「何かを隠していそう」な判事?検事?ですかね?(ちょっと島田雅彦さん似の)
イミーリェはまだ生きているのだろうけれど、かわりに誰かが死んでいいってことではない。
だいたい、サラのお母さんが電話や刑事部屋へ押しかけて言っていたことで推測してしかるべき、刑事なんだから。
彼女の体調が…とか言ってたじゃないですか。
もっとも、私生活への推理力が足りなかったからこんな状態なワケなのだけど。
こんなんじゃ、警察に任せられない!とシーランドの社長が言い出さないとも限らないよ。
でもこの元夫婦、なんとなく協力し合えるというか、互いを責め立てる部分がおさまっていい感じですけど、サラ・ルンドがまた起こすのか?という気もする。
新人君はがんばってるみたいだけど、接触してきた犯人が「借りを返してもらう」と言っている、その線は誰かが調べてるの?
大企業だから恨みを買いやすいでしょうけれど、ここまでってのは。
だからやっぱりあの秘書が…(笑)。
マードックの「死刑執行人」で、死刑囚の体重を量って絞首刑用ロープの長さを調節するのが執行人の仕事というのをやっていた。
短すぎるとうまく絞まらないし、長すぎると加速度が加わって首がちぎれるのだとか。
前任者が退職し、急遽見習いが担当したら、ロープが長すぎてひどいことに…とやっていたのですよ。
でも、ここで屋上から放り投げられた人の首は無事だったみたいですね。
タイムリーな話題で気になってしまいましたが、技術の進歩か?(笑)
北アイルランド、ベルファスト。
地元の名士モーガン・モンローの娘、アリス殺害事件の手がかりがつかめない地元警察。
捜査見直しのためロンドン警視庁へ応援を要請し、警視のステラ・ギブソンがベルファストに赴く…といった導入部。
捜査の見直しを頼んでおいて、連続殺人の可能性をみつけたら「それは違う」って。
事件が広がることが好ましくないだけじゃなくて、バーンズはステラと過去の因縁でもあるのでしょうか。
ステラも、優秀な警視なだけではなさそうな感じ。
傲慢さはないのに物凄い威圧感、ただものではないのだけは確かですね。
ホテルに送ってもらっている途中、事件現場の刑事に目を止め「紹介して」って…文字通りに紹介を求めていたようです。
刑事もあっけにとられてたよね。
彼女はまた、夢日記を書いているらしい。
今後の行動にどう関係してくるのか気になりますね。
対して犯人のポール・スペクター。
一見家族を大切にするカウンセラー、でも本当はトレーニング(ステラが握力の話しているところにボール握ってるシーンを入れたの、何故か好き・笑)も大好きな殺人鬼。
「趣味」の前に身体をあたためているのも、記録ノートも異常さを物語ってます。
でもまだどういった類の異常者なのかがわかりませんね。
異常に傾向も何もないですけど。
この犯人とステラや他の警官のニアミスにハラハラしていくことになるのでしょうか。
下着泥棒と関連付けるステラの言葉に、侵入者がいたと通報した弁護士が心配になり警官が尋ねるも…すでに犯行の真っ最中。
これでステラの目の付け所を信じていくことになるのかも…?
ところで、侵入者アリの通報で駆け付けた制服警官は銃を構えていましたよね。
ふだんイギリスの警察官は銃を持っていないと思ってましたが。
そこはやはり、北アイルランドがたどった歴史によるものなのでしょうか。
7月は混みそうですが今はまだすいているので、L&O S19を集中視聴中。
これまではオープニングに出てくる人はたいてい死体の発見者だったのに、このシーズンは被害者ですね。
久しぶりに見たのと合せて何か新鮮感が。
それにしても、集中して見ると、ひどすぎて人としての判断が鈍る。
障害を持っているからと子どもを捨てる親も、障害を持っているけれど一緒に暮らしたいからと成長抑制治療を受けさせたい親もいる。
先に見たのが捨てる親だったので、一緒に暮らそうとしているだけいい気がしてくるのだが。
具合が悪いところもないのに使うことがないからと切除、成長を抑制できれば自分たちで介護ができる、娘のためのようだが自分たちの負担も減ることは明らか。
どちらが先にあるかなんて判断できないよ。
ハイチからの児童売買もひどい。
あそこにいたら35歳までも生きられない、だから学校行かせなくても寝るところ、食べるものがあるだけ幸せ、って。
まず第一に、30万ドルもぽんと払えるのならちゃんとした家政婦雇えよ!と言いたいですよ。
どうしてどいつもこいつも迎えた養子を家政婦がわりにするのかな。
ハイチから養子を迎えたということがステイタスのひとつなのかね。
それにしては地下室とかに隠してるよ。
男娼の本出版、モルモン教原理主義…どれもこれもキツイ話。
荒んだ現実よりももっとひどくしておかないと…という気配りなのでしょうか。
結審してから「犯人違う!」のも…
それ以降は別進行で見せられていないだけ、ですよね。
そんな中、昨日見た11話「詐欺と現実」に出てきたOtto Sanches 演じる運転手さんはかっこよかった。
オープニングで社長の腕時計をちらっと見たりしていたので心配しちゃいましたけど。
最悪犯人、そうでなくても倒れてるの見て時計を取った、そんな役かと思ってましたが、社長とその仲間の偽善ぶりを堂々と証言ですよ。
キッドナップでのかっこいい誘拐犯に次ぐいい役で満足です。
そしてこの回の犯人、Robert Iler は、トニーの息子がそのままという感じでした。
これもある意味満足か?