久しぶりに見たHOUSE。
もちろんゲストのZeljko Ivanek 目当て。
この2年間で16人の医者にかかったが病気が特定できず、自棄になって一番腕のいい医者に診断させようと銃を持って患者、看護師、医師を人質にして立てこもる男ジェイソンという役。
わあ、本当に病人みたいだ(笑)。
呼吸困難、動悸、胃痛、不眠、発疹…とあらゆる不快な症状を訴えるジェイソンの主張は「とにかく病名を知りたい」。
その結果、刑務所に入ることになっても、刑務所で腐っていくならそれでもいいと言ってますよ。
どこが悪いのかはっきりしないと保険も下りないとか、仕事に集中できずに花形プロジェクトを下されたとか、そんな背景も想像できますが…そんな無茶な!というのが正直な感想。
ゼルさんが演じるならなおさらです(笑)。
ラスト、フロリダに行ったことがあることから類鼻疽との推測で、抗菌薬が効果を表し、深呼吸できるようになり、満足そうな顔をハウスに向けるジェイソンを見ると、本当に「知りたかっただけ」のようで如何とも…。
家には戻らないつもりで片付けまくっているのも、何事もきっちりしていないと気が済まないというジェイソンの性分だったのかもしれません。
その性分で人質になった人たち、中でも命の危険にさらされた女医さん(ハンチントン病なの?)は災難でした。
病気を特定するために用いられる薬の実験台にされ続けるのですから。
この病気の女医さんが予期しない死との対面で、病気に立ち向かう決心をさせるというエピソードだったのかもしれませんね。
ジェイソンはそのために登場したのだと思えば、無茶も仕方ないか。
立て籠もりの緊張感あふれるエピソードなのに、弱々しい呼気でライターの火が消せない、ほっぺたを膨らませてみろと言われてぷぅ~っとしてみたり、とかわいい部分も堪能できました(笑)。
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