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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「映画・DVD」の記事一覧

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28日後…

28日後... (特別編) [DVD]
「28日後... (特別編) [DVD]」
 [DVD]
 レーベル:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
 発売日:2010-06-25
 by ええもん屋.com

最近映画を続けてみているのは、HDDの整理という意味もあります。
そして今回見たのがこの「28日後…」。
もうどんな映画なのか、録画する時に仕入れたはずの情報は忘れてしまってます。
凶暴ウィルスに感染した人たちがゾンビとなって人間を襲ってくるというホラー映画。
ゾンビのスピードが早くて、これは怖い。
でも本当に怖いのは生き残った人間でした。
軍隊が食料と安全を保障してくれる。
しかし、ほとんどが脱出か死亡してしまったイギリスで未来のない使命に士気を鈍らせないために少佐が隊員に「女」を保障したというオチ。
少佐が実に毅然と統率しているのが不思議だったのにはそんな理由があったのですね。
事実を知ってしまった主人公が、助けてくれたうえに苦難を一緒に乗り越えてきた女性を救うためにゾンビたち以上にがんばるわけですが…。
ハッピーエンドはハッピーエンドだけれども、私的にはゲートに突っ込んだところで終わって欲しかった気もする。

この映画を何故録画したのか理由を忘れていたのですが、途中でわかりました。
少佐役の Christopher Eccleston のせいですよ。
軍隊とか警察の上に立つ役は彼向き。
また、顔からちょっと離れている耳たぶが好きだ(笑)。
後ろからでもすぐにわかるから便利だし。

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エグザイル / 絆

エグザイル/絆 スタンダード・エディション [DVD]
「エグザイル/絆 スタンダード・エディション [DVD]」
 [DVD]
 レーベル:キングレコード
 発売日:2009-05-27
 by ええもん屋.com

「非情の掟」と監督、主要俳優がかぶってるけどベツモノ。
絆を描いているところは通じてますが。
若い頃から外れモノ、しかしギャングの世界で仲間を見つけた、その絆は例えボスの命令でも揺らぎません!という想いにあふれていて素晴らしい。
しくじって逃亡していたウーの家で、始末の命令でやってきた二人とそれを阻止しようとする二人、とりあえず銃撃になるけれど「座って話そう」で引っ越しの片づけ、銃撃で壊れたタンスの補修までやっつけて、みんなでごはんを食べるシーンへと流れることの、なんとも自然なこと(笑)。
これは彼らがどんな仲間だったかを強く感じさせる。
しめくくりはいっそ気持ちの良いくらいの銃撃戦。
弾き飛ばした缶が落ちるまでにすべて終わってるんですよっ!
生死もそうでなければおさまらないだとうと納得のいくもので私は満足。
オネエチャンが金塊かっさらうのも含めて。
他のジョニー・トーの映画では今まで気が付かなかったけれど、血しぶきってあんなに細かかったですか?
まるでミストで、撃たれた側の様子が透けて見える効果を狙ったのでしょうか。確かにキレイだったけど。

私は呉鎮宇(フランシス・ン)さんが結構好き。
なので、クライマックス前にウーの嫁を外へ連れ出した後急いでドアをふさいでニヤッとするシーンにやられました。
中華鍋振ってるシーンも見られたし、彼のファンにはたまらないですね(笑)。

余談。
ウーの嫁の人、真木よう子さんにやらせたいと思った(笑)。

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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア


この映画が好きで、日本でのリメイクに期待と不安を感じ、結果悲しくなったのでオリジナルを再見。
脳腫瘍と骨肉腫で残された時間が長くはないと知らされた二人が天国での会話についていくため、まだ見たことのない海を目指す。
ルディだけが見たことないと思ってたのに、最後の最後でマーティンもだったとわかるのは忘れてたなあ。
たまたま電車で乗り合わせ、病院も同じで、診断日も同じ、あげくに入院した部屋も同じだった二人、こうなったらもう行動を共にするしかない。
ギャングの車を盗んでの逃走劇に必死さも悲壮感もないのがいい。コント風味だし。
車を奪われたギャングがとことん間抜け。
確か近い頃に見た「es」でシリアスだった Moritz Bleibtreu にショックを受けたっけ(笑)。
車を盗まれて、警察官に返してもらった♪とボスに報告するも、届けるはずの金がなくなっていて大目玉。
で、ボスの経営するストリップバー(売春宿)でアニキとタオルたたみでご奉公というのも好きなセンス(笑)。
始まりはこのバー、最期の道へと通じるのもここ、意外に運命の分岐点であったことに溜息が出る。(あ、ガソリンスタンドに来るおまわりさんもだ!)。
ギャングのボスの大ボス、カーティス(Rutger Hauer)が「天国では海と太陽の話をするもの」の共感者で、見たことないのでは困るだろうとの英断を下す男気もかっこいい。
金がなくなったのは、部下が間抜けだからだものね。
警察とギャングの間抜けさと、銀行員、店員、トルコカフェの人たち等の気の良さ(笑)のバランスも好き。
中古車ディーラーの、支払い済んでから通報するしたたかさもね。
先に死しか待っていない病気モノは涙の強盗(あるいは押し売り)になりがちで好きではない、っていうか見ない。
これはその中で疾走することを楽しむ二人が好きだ。
だから、海を目の前にしてかわす「話すことがある」、「わかってるよ」はじ~んとくるのでした。

es[エス] [DVD]
「es[エス] [DVD]」
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 レーベル:ポニーキャニオン
 発売日:2003-01-16
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チェイサー

チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD]
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 レーベル:角川エンタテインメント
 発売日:2009-10-02
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完全にネタバレしてますからね。





すごかった。
連続殺人犯を見つけたが証拠がなくて釈放せざるを得ない、泳がせてしっぽを捕まえてやるという警察物語かと思ったら。
執念で犯人を追いつめるのは元刑事のデリヘル経営者ジュンホ。
しかも当初の理由は、自分のところの女の子が客と姿を消してしまうことが相次いだため、売り飛ばしたのなら移籍金でも取ってやろうというもの。
しかし、犯人の「ミジンはまだ死んでない」を聞いてからの暴走、ミジンの娘を連れての捜索、ミジンからの電話に気付かなかったと知った時、刑事時代にも出会わなかったであろう本当の事件に人としての心を取り戻しながらも奥底に仕舞い込む、そんな凄まじさがあった。
ミジンの娘の存在も大きい。
賢い子で、ジュンホが娼婦から聞き出している「変な男」の情報から、ママに何があったかを悟り、無音の号泣…。
ジュンホの目的ももう金ではない、とにかくミジンを助けなければと。
奇跡的に自力で脱出したミジンも悲惨。
普通だったら助かるよね。
絶命したかに見えるタンスへのもたれ方に絶望の深さを見た。
この数分前なんだよね、ジュンホに電話したの。
恋愛関係にあるわけでもない二人のすれ違いがこんなに切ないなんて!
尾行していた女刑事、何してたのさ!と思ったら、何やらカットされている場面があるらしい(私が見たのはWOWOW放送版)。
あれ以上、間抜けな警察の醜態をさらしているのだろうか。
犯人の感情のなさも気持ち悪く、適役。
性癖を尋ねられると荒れてたけれど、「自動車泥棒じゃなくて人を殺してるのです」みたいなことを歩いてきた道を話すくらいの感覚で言うのが気持ち悪い。

最初から最後までエネルギーにあふれた映画だった。後味悪いけど。
実際の事件がベースとのことだけど、暴力シーンの湿ったような音、はたまたハンサムが一人も出てこないところとか、すっごくリアル(笑)。
ディカプリオ主演でリメイクされるらしいけれど、どの役さ。
ミジンか?(笑)

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「モンティ・パイソン アンソロジー」発売


2009年アメリカで6夜連続放送された40周年記念ドキュメンタリーがDVD化。
生々しいインタビューも、というところが気になる。
特典スケッチとして、
死んだオウム、スペイン異端審問、シリー・ウォーク、チーズショップ、スパム等も収録されているらしい。
ダイジェスト・ハイライトというのは気になるけれど、わりととっつきやすいチョイスだと思うので(笑)初めての人にも安心ですね。
最近買い物してないからなあ…買うかもしれない。

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