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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「映画・DVD」の記事一覧

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シークレット・ウィンドウ

シークレット・ウインドウ コレクターズ・エディション奥さんと別居中でだらけた生活を送っている作家モート。
彼のところにシューターという男が「俺の作品を盗作したな」とやってくる。
シューターの持参した原稿は確かにモートの作品と酷似している。
「俺の作品なのだから、結末を元通りにして俺の名前で出しなおせ」とシューターは執拗につきまとう。
有名になるとストーカーまがいの人に苦労するのね、と思いきや…

ジョニー・デップ好きなので彼の映画はたいてい見る。
日頃、変わった嗜好を指摘される私ですがこれは否定されない(見ている箇所は違うかもしれない)。

テーマが盗作。もう少し早く見ていたらあの絵画事件とリンクしてしまうところだった。
映画は盗作のようで盗作ではないのですけれどね。
そんなに時間は長くないし、だらだらしてなくてよかった。モートはだらだらした作家だけれど(笑)
スティーブン・キングの原作だし、お話の想像はつくがそれでも楽しめる。
やっぱりジョニー、いいなあ。
お気に入りシーンはシューターに追い込まれるモートが顎をうがうがさせるところ。
顎の不具合をかかえる私にはリアル…

書き直しをせまるシューターがジョン・タトゥーロ。彼もまた怪演。
「名探偵モンク」を知る人には
アンブローズ、外に出られるじゃない!と余計な突っ込みの楽しみも。

しかしキングは壊れてしまった作家を描くのが好きなのかなあ。

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アナコンダ2

アナコンダ 2
「異常犯罪捜査犯」のジャック・ヘイル役、ジョニー・メスナーが出演しているということでチャレンジ。

ボルネオのジャングル地帯に7年に半年だけ花を咲かせるという蘭。
この蘭の花の成分が細胞を不老化させることに目をつけた製薬会社&研究者チームが雨季にもかかわらず蘭の採取へと向かう。
メスナーさんは彼らを乗せていく船の船長さん。
その行く手には巨大なアナコンダが待ち受けていた。

いやー、でかい!人を丸呑みですよ!
蛇の生態はわからないが、本当に人間を襲うのだろうか。しかも餌として。
船上にまで攻撃してくるのは恐い!
でもタイトルのアナコンダが活躍(?)するのは映画のラスト近く。
そこまではチーム毎、またはチーム内での人間関係とか意見の対立とか。
船が壊れたため、仲間の船へと向かうために沼を歩いて渡っている間を縫うようにしてアナコンダが泳いでいくシーンは豪華だった。
あとは大量のヒル、滝つぼドッボーン、毒グモとジャングルパニック勢ぞろいといった感じ。
一人、また一人と命を落とし、人間関係の編成が変わっていく。これも辺境地パニックならでは。
欲を出して仲間を裏切り、蘭の採取を強行した男は、毒グモにさされアナコンダの巣窟へと落ちていくのでした。
で、ジャック・ヘイル船長さんは生き残った金髪のお姉さんといい感じになるのでした。
ここでもかよ!

ジャック・ヘイルinボルネオ!!
なんかジャックが出張中な感じだった。そう思って見ているからだろうが。
お金につられて危険を承知で川登を強行し、結果滝つぼに落ち後悔している表情などジャックそのもの。
だって同じ俳優なんだから。
またこの映画もドラマと同じで純粋なファンからは怒られるような楽しみ方。
楽しかったですよ。アナコンダがウワーッ!てすごい勢いで飛び出してきたり、船長さんの飼っているおサルさんが可愛らしかったり。
巨大蛇の裂かれた腹から人間の足が突き出ているショッキングなシーンも満載だし。
でも何故かワッハッハ映画なのでした。

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オールド・ボーイ

オールド・ボーイ スタンダード・エディション

ドラマが多少余裕なので録りだめ映画でも。
「JSA」のパク・チャヌク監督、そして韓流映画四天王の一人チェ・ミンシク主演。
巷で言われていた四天王には納得できず(もう誰も言ってないけど)
アン・ソンギ、ソン・ガンホ、ホ・ジュノ、チェ・ミンシクの四人を独自に選んでみました。
ハン・ソッキュを入れてもいいかな(笑)。

酒癖の悪いサラリーマン、オ・デスが酔っ払って暴れ、警察から帰る途中何者かに拉致され監禁。
テレビのニュースでは奥さんが殺され、自分が容疑者らしい。
そしてそのまま15年。
食事や散髪、身の回りの世話はあるが出てくる食事は餃子ばかり。
いったい誰が何のために?
従来の酒癖の悪さから思い当たるヤツがたくさんいるのでヒントもない。
自殺を試みても助けられるし、脱走の準備が整うといきなり解放。
そしてこの15年間の謎解き&復讐が始まる。

監禁事件の首謀者は解放されたオ・デスの前にチラチラ現れてヒントを出していく。
で、たどり着いたのは胸の悪くなるような真相…。
この真相は生理的に受け付けないけれど、パワフルな展開は結構好み。
監禁には15年必要だった。オ・デスの奥さんを殺すのにも意味があった。
娘を一人にさせるため。
ラスト、舌を失い喋れないオ・デスの表情。
「私は獣にも劣る人間ですが、生きる権利はあるんじゃありませんか?」
この言葉のままかも。ああ、複雑。

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「モンティ・パイソン レアリティーズ コレクターズBOX」予約したです

モンティ・パイソン・レアリティーズ コレクターズBOX (初回限定生産)

思い切って予約しちゃったよー!あー、大金だ。どうしよう。
でも見たいものは見たい!
「モンティ・パイソン関連は繰り返し見るから」と手元におくための言い訳をしております。
初回限定生産だし。
初回限定っていい言葉だなあ(笑)。売るほうにも買うほうにも。

「モンティ・パイソン」のテレビシリーズが始まる前に彼らが手がけていた
「アット・ラスト・ザ・1948・ショウ」と「ドゥ・ノット・アジャスト・ユア・セット」の2番組が紹介されているらしい。4枚組み。
モンティ・パイソン前夜!メンバーみんな若いんだろうな。
今でも繰り返してみることの多いフライング・サーカスのDVD。
それにこれが加わったらどうしたらいいのでしょう。

こんなものが発売されること、さっき知ったばかりなので興奮しております。
さっき知ったばかりなのに、もう予約していることには触れないで下さい。

まだ「モンティ・パイソン研究入門」読み終わってないのに。

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約三十の嘘

約三十の嘘 特別版

こっちに引っ越してきて、初めて映画のことを書きます。なかなか見る機会がなくて困りものです。

詐欺師5人が集結。3年前に組んだ仕事で金を持ち逃げされて以来らしい。
粗悪寝具を売りつけるために、列車で目的地へと向かうが、途中から3年前の失敗の原因である女が合流。
粗悪品販売は成功するが、帰りの車中で金を入れたトランクが紛失する。お互いを疑うのだが、そこはみんな詐欺師。何が本当で嘘なのか、わからない。
犯人を捜す過程で、この6人の人間関係が伝わってくる。恋愛感情、それを超越した仲間意識。
恋愛感情を持ち込むと、ちょっと甘すぎる気がしないでもないけれど、あれがないとこの騙し合いが成立しなかったのかもしれない。
ほとんどが列車内。限られた人間、空間で見せてくれます。
CKBの音楽もカッコ良く、面白かった。
日本の映画って、最近の若手俳優がボソボソ喋るのが聞き辛くて敬遠してますが、これはそんなことなくて良かったな。
田辺誠一さん演ずる詐欺師が、牧場経営なんて胡散臭そうなパンフレットをうっとり見ているシーンがお気に入り。あんた詐欺師だろ、しっかりしろよ!と突っ込みました。

この映画、脚本が土田英生さんだということで気になってました。
舞台の脚本を書かれているそうですが、知りませんでした。
出会いは図書館の新しく入った本のコーナーに燦然と輝く、自家中毒という本。土田さんの、お悩み相談という体裁のエッセイ。
全く知らない人なのに、何故かこの本が私を呼ぶので借りたところ、とても面白かったのです。
それ以来、気になり続けていました。ツッチャーの映画だ、と。
ついでに本も紹介。

自家中毒―ある劇作家の肖像

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