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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「映画・DVD」の記事一覧

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HERO 英雄

英雄 ~HERO~ スペシャルエディション

チャン・イーモウ監督の豪華キャストの歴史物。 

秦王を狙う3人の刺客を討ち取ったと、証拠の槍と剣2本を持って無名という男が王の下にやってくる。そこで討ち取った経緯を語る無名。だが、王はそれが作り話であると見破る。男が王の下ににやってきた真意とは…?

いやー、美しかった! カッコよかった! 
ワイヤーアクションのシーンは、たくさんあるとかえってありがたみが薄れるというか。せっかくの中華圏映画の専売特許なのだから、もうちょっと出し惜しみしないと。それも気にならないくらい美しかったのですけどね。
映像が美しいのはもちろんだが、登場する人の心にもそう感じましたよ。
無名は代表して王を諭しにやってきたのですね。最後の最後に王を討つか討たないかは無名の判断だったのでしょう。討たなかった無名も見事。願いが伝わったはずの王の無名への行動も王としては譲れない決断。手厚く葬ったというところにあらわれていますよね。
友を失った長空はそれ以降武器をもたなかったとか。そう、この長空役のドニー・イェン、素敵でしたよ。冒頭のジェット・リーとのアクションシーン! さすがです。トニー・レオンファンの私もうっとりですよ。
マギー・チャンも強い女を美しく演じていて、さすがです。人気急騰のチャン・ツィイーも、かないませんな。

チャン・イーモウ監督の映画といえば、生活感があふれているものという印象が強かった。こんな豪華な、ダイナミックなのは始めてですね。
最近見た映画は娯楽優先で、ストーリーはあってないようなものばかりだった。昔のチャウ・シンチーのとか(好きなのですよ)。
久しぶりに見たストーリー映画でしょうか。

追記です。
最近地上波でこの映画を放送していた様子。でも私は録画したままのHDDからチョイスいたしました。これまた偶然です。ですから字幕で見ました。



初めまして! (ERi)

2006-02-01 14:35:53

初めまして!TBさせて頂きました☆
この映画、ほんと映像が美しくてかっこよかったですね。最後の秦王の決断の場面にも思わずほろっときちゃいました。
これからもちょくちょく寄らせてもらいますね☆



はじめまして (yasishi)

2006-02-01 15:52:49

ERiさん、はじめまして。コメント&TBありがとうございます。
ホント、美しい映画でした。なんかこういう映画を見ることを忘れていたような気がしました。
散らかったブログですが、またおいでくださいね。



中華もの (nyan-routine)

2006-02-02 15:59:02

 「Hero」「Lovers」は未だ未視聴。前者は中々面白かったという主人の薦めに「そのうち」を連発中。
 近く公開が予定されている「Promise」も良いらしいので、ここのところ映画に遠ざかっているので何かできっかけを作らないと、と思っているこの頃。(海外ドラマが忙しくて、なかなかついていけないのが実情です)



すぐ次がくる (yasishi)

2006-02-03 09:30:37

nyan-rouitneさん、こんにちは。
そう、ドラマは毎週だからすぐに次の回がやってきてしまうので、映画よりも優先順位が上がってしまいます。
私の映画鑑賞は基本的に録画ものなので、HDDの中には未見の映画がたくさんあります
また見たいドラマも増えるので映画はどんどん後回しです。
「HERO」は素敵ですよ。っていうか未見なのに読ませてしまって申し訳ないです。
でもそんなには書いていないから…。

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いぬのえいが

いぬのえいが プレミアム・エディション

1日に「チャンネルNECO」で録画したもの。
この日NECOではタイトルに「犬」のつく映画を何本も放送していた。戌年にちなんで。

可愛い犬がたくさん出ると聞いていたので楽しみにしていた。
いましたよ、可愛い犬が! 犬好きにはその姿を見るだけでもたまらない。
山田君とポチのストーリーが中核にあって、それをいくつかの短編が囲んでいるような構成。
オープニングのミュージカル風の話は単純でおかしくてよかった。
その後のドッグフードのCM製作に無理難題を課されるのも。タレント、ドッグフード会社の双方は満足できたけれど、出来上がったものはとんでもないもの。あんなCMホントにあったら感心するな。

おかしいだけで押して欲しかった。
山田君とポチの話ではポチが死んでしまうし、小さい頃から一緒に育ったマリモと女子高生(宮崎あおいちゃんは可愛かった)の話も、老衰(たぶん)で死んでしまうし。
犬を飼っている人は、今ここにいる犬にも必ず訪れるであろう現実が重なって胸が苦しくなったに違いないと思う。私も涙がこぼれてしまった。
ストーリーに感動してではなく、うちの犬にもやってくることを想像してつらくなってしまった。
映画を見ている同じ部屋の布団ですやすや眠っている姿を見ると
「おまえは死んだらいけないよ」と非現実的なことを願ってしまう。そんなこと無理なのは百も承知だけれど。
見た後、犬好きは絶対に湿っぽくなってる。感動とは違う涙を流したと思う。

エンドクレジットの最後に、「不適切な表現がありましたがそのまま放送しました」という意味合いの説明があったけれど、何が不適切だったのかわからない。私が鈍感なのだろうか。
強いてあげるとするなら、手術直前の女の子に犬を会わせてあげるために、ランドリーケースに犬をもぐりこませて病院の中に入れたことかな。
他には思い浮かばない。
正解は何だろう。ああいった断りを入れられると気になって仕方がない。

追記
いい映画と泣く映画は違う

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レジェンド・オブ・メキシコ

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード コレクターズ・エディション

録画したままだったのを見ました。
将軍マルケスが大統領の暗殺、クーデターを企てる。それを阻止するためにCIA捜査官(ジョニー・デップ)はマリアッチに将軍の暗殺を依頼する。マリアッチはかつてマルケスに妻子を殺されていた。妻子の仇を討つため、大統領を守るためマリアッチはマルケスに向かっていく。
というような映画ですが、見終わってもジョニー・デップしか残っていない。ふざけてるのかっていうような変装、仕込み。両目をえぐられて構える銃。
クライマックスの銃撃戦は楽しかった。ギターケースが火炎放射器に! コロコロ爆弾に! と秘密兵器(?)もイカシテマス。
でもやはりジョニー・デップの印象が強すぎます。私はファンだからいいですけど。エンドクレジットの最後にまだバーンと映るのです。主役の座取られてるよ、バンデラス。
こうなったら、目をえぐられてから目の変わりになったくれた少年を連れての盲目ガンマンの映画をジョニー・デップ主演でつくって欲しいくらい。

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つきせぬ想い

つきせぬ想い

原題 新不了情 1993年香港

アジア映画に注目し始めて10年ほどになるだろうか。テレビで放送されるものはあまりに少なく放送されるものは必ずと言っていいほど録画していた。NHK−BSとWOWOW、あとNHK教育で土曜日か日曜日の午後に時々やっていた「アジア映画館」(たぶん)をチェックしていた。
その後ケーブルテレビが視聴可能になり、今は無き「スタープラス」やその他チャンネルが増え、扱いも多くなってきたり当初よりも目に触れる機会が増えたような。

つきせぬ想いですが、自分の曲のあり方に悩みどん底状態の作曲家(ラウ・チンワン)と広東オペラを上演する一家の娘(アニタ・ユン)との悲恋物語。
地味に淡々とストーリーは進む。ひょんなことから二人が出会い、惹かれあい、優しい時間を共有し、そして…。
きっと観ている誰もがこの先どうなるのか想像できると思う。でも、あふれ出るものをとめられない。
主演の二人に引き込まれていくのはもちろんだが、二人を囲む人々があたたかい。お互いがお互いを大事にしている様がなんともいえない。普通だったら傲慢な人気歌手までもが。
ラウ・チンワンとアニタ・ユンも見事ですが、カリーナ・ラウも良かった。彼女はかわいい役の印象が強いのですが、大人の素敵な女性でした。

ここ数年ヒットしている難病悲恋ものの映画(国内外問わず)は、「お涙頂戴かよ!」と近づきもしない私ですが、この映画はとても好きです。ひねくれているのでしょうか。そうなんだろうな。




アジア映画初心者ですが。。 (nyan-routine)

2005-11-10 11:12:26

 はじめて観た「洋画」というのが、ブルース・リーの「怒りの鉄拳」だったので、アジアぞっこんかと思いきや、それ以後、カンフーものに嫌悪感を抱くようになり、それ以後のジャッキー・チェンものなど、私も近づきもしませんでした。
 それが、確か「花様年華」をきっかけにして噴出すように観始めました。そんな中、定番の「初恋の来た道」の流れでみた「小さな中国のお針子」という映画がとても好きでした。
 文革の再教育で人里離れた山奥に追いやられた二人の青年と一人の少女の物語。二人の青年が見てきた映画のストーリーを村人に物語るとき、全く異なるストーリー(本当は発禁されている西洋の物語)を話して聞かせ、それに村民が引き込まれていく様がとても可笑しくて、でも悲しい時代で。。



未見ですが (yasishi)

2005-11-11 09:59:56

「花様年華」、「小さな中国のお針子」ともに未見ですが観てみようかなあと思います。私の映画鑑賞はほとんどケーブルテレビで放送されるものなのでいつになるやら。
最近またアジア映画熱がわいてきたので過去に観たものを思い出しているところです。
本文中にもあるようにひねくれものですがオススメがあったら教えてください。

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ショーン・オブ・ザ・デッド

ショーン・オブ・ザ・デッド

「The Office」のドーンとティムが出ていました。ドーンは結構活躍していましたが、ティムはほんのちょっとしか出番がありませんでした。

内容はイギリス版ゾンビ。この前観たドーン・オブ・ザ・デッドはゾンビがパワフルで恐かったけれど、こちらはあれに比べれば暢気なもの。ゾンビのふりをすると間を通れる。人間に気づかないの。
でも襲われる描写は結構派手。生きている人の腹を素手で穿り返していた。残酷なシーンはとことん残酷だけれど、ホラー映画というよりもコメディでしたね。
ドーン・オブ・ザ・デッドは救いのないエンディングだったけれど、この映画ではゾンビは退治されるのではなく人間と共存していく。仕事を与えられたりもしていた。
イギリスの今の若者とゾンビをなぞらえていると聞いたような気もする(不確かです。別の映画のことだったかも)。

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