単独事件もありましたが大きく流れていたのは元特殊部隊からなる特殊警察意識でした。
スニッファーを狙っていたと思われたスナイパーは、元特殊部隊の人だったのでしょうか。
動向を監視するのと、銃を向けるのは違うような気もしますけど。
もう戦闘能力はあるので、あとは犯人特定のためにスニッファーの特殊能力があれば、完全無敵な警察が出来上がる!と意気込んでます。
確かに、大佐率いるアレには不安もありますが、スニッファーが選んだのは国の警察組織でした。
そして元特殊部隊の指揮官は、娘の死をきっかけに自らも…というエンディング。
彼の人生は娘の復讐のためにあったのでした、という今シーズンでした。
そしてもうひとつ。
スニッファーといい感じになったはずの女医が、誘拐事件がトラウマとなり心を病んで病院へ、というエピソードも、挿入させるにはあまり話が近づかずに「?」気味でした。
が、最後にとんでもないつながりを出してきましたね。
女医さんと元嫁がお友だちだったというのは、S1で触れてましたっけ?
それともスニッファーからのつながりで元嫁は彼女を見舞っていたのでしょうか(最初の方で雑誌の差し入れしてたのは元嫁ですよね?)。
仕事も失くして、息子とも両親ともうまくいかず、やっぱりスニッファーがいてくれたらいいのに…と心がくじけそうなところに、彼の大切な人を救うというのがダメ押しだったとでもいいましょうか。
それにしてもあの病院、患者を退院させないためにたいした治療をしていないのかと思ったら、医者が気に入った患者を手元においておきたいからだったとは。
ちょっと現代では無理がありそうで、素直に「すごいな」と思いました(笑)。
こういった、唐突に出てくる「ちょっとどうかな…おいっ!」というところが楽しいです。
例えば、偽医者が来ての予防接種ですよ。
あそこ、国の警察組織ですよね?
簡易診療所とか、せめて医務室くらい建物内にあってもよさそうなのですが、みんながふだん仕事しているフロアのデスクで、ですよ。
みんなが腕まくりもせずに一列に並んでる姿も印象的です。
学校での予防接種、早く済むように腕まくりをして並んで、注射前消毒係がいて、医者が注射(もちろん注射器準備係もいる)、最後に消毒脱脂綿係、と流れ作業だったのを思い出したもので、その違いに愕然(笑)。
ゲーナがいるのがコンピュータルームみたいなところでないのも不思議な感じです。
でも、このほうが大佐も行ったり来たりしやすいのでいいのかも、です。
そうだ、今シーズンは現場で大佐があまり飲食してませんでしたね。
アメリカドラマでよくコーヒー飲んでるのも、「このくらいの間我慢できませんか?」と思ってるのに、ここの大佐は何か食ってましたよね。
こうなると何か言う気もなくなり、かえって食べてないと心配になったりします(減量を気にしてたからか?)。
現場で飲食をしなくなって、身体が引き締まったら、今シーズンではなかった美女との出会いもあるのかもしれませんね。
次のシーズンもあるのでしたら、そういったことも期待しておきたいと思います。