バブルスの告白、マイケルの初仕事、ボーディの最期(本当に真面目だったよ…)、ランディの落ち着き先、ドゥーキーのプレッツ先生へのプレゼント入手方法、学校教育費に州の援助を断ったカルケティ、…全てがなんてこと!の連続だった。
でも、シェロッドを殺してしまったバブルスを容疑者として事件にしなかったばかりでなく、精神状態を考えて施設に送ってくれたランズマン、
ランディの落ち着き先に必死だったカーヴァー、
プレゼントの入手方法をその場で問い詰めなかったプレッツ、と人を想う気持ちも同時に感じられるものでありました。
ネイモンドを引き取りたいというコルヴィンの申し出を受け止めたウィーベイも含めて。
ギャングではあるものの、元々のバークスデール組は組織としてちゃんとしていたのだなと変な納得をしてしまうシーンだった。
空き家からぞろぞろ死体が見つかったことで、数ヶ月前に内偵中だったマルロ・スタンフィールド周辺を正式に特捜班の任務とする警察。
ボスは別の人だけど実質ボスはフリーマン、その下にキーマとマクノルティも戻ってきた。さあ、仕切り直してのスタートだ、というシーズン最終回には珍しい展開でしょうか。
ジョーの組合の話は愉快。脚本を元にオマーに奪われたというのを組合の誰も信じてないとか、クスリを横取りしたものの、売るのに困っていると「ジョーに買わせるか」と大笑いのブッチー。そして、本当にジョーにクスリを買わせるが、修理させた時計の代金はきっちり払うオマー(笑)。こういうところ、ちゃんとしてますよね。
ジョーを信用してないマルロの勘は正しいが、空き家の件が落ち着いてからなどと言っていられるのだろうか。空き家事件は落ち着かないよ、と思う。
ジョーの取引相手は「グリーク」だったのか、
マイケルと弟の新しい家とは、ファミリーになったことでマルロから提供されたものだったのか、
ランディのいつもキレイだった編み込み、家を焼かれて以降根元のぼさぼさが目立つのは悲しみを増す…、と次々に想いが浮かんでくるなあ。
ネイモンドだけでも幸せを掴みかけているのは最終シーズンの希望につながるのかな。
もう大丈夫、と特捜班に戻ったマクノルティはボーディの死でも持ちこたえられるのか、ドキドキしながら最終シーズンを待ちたいと思います。

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