性的魅力で男性を誘惑し、知人を殺害させた罪で逮捕されたディアナに有罪判決が下る。
裁判を欠かさず傍聴し、手紙を書き、面会までしていた教師ベルクマンは、彼女と会えなくなることに耐えられず、移送車を襲撃しディアナを連れ出すのだった。
今回はなんと、6時半起床という史上初かもしれない早起きエピソード。
しかし、ベックにしろシュトッキーにしろ、出勤早いよね~。
いつもなら進んで電話を取りに行くレックスが、毛布をかぶって拒否しているので「どうしてそんなに疲れてるんだ?」というモーザーの言葉を真に受けて心配しちゃったじゃないですか。
刑事部屋でもマックスがソーセージパンを持ってくるまで寝てるし。
そのソーセージパン、1個はたいらげて他の3個は引き出し、棚の下、とにかく奥(笑)と隠してしまいましたよ(ベックはじっくり観察・笑)。
後で全部食べるつもりなのでしょうね。
今読んでる本、犬が主人公なんだけど、木の根元に牛皮ガムを隠したことをすっかり忘れていた!思い出したりするのですよ。
外の牛皮ガムはいいけど、室内のソーセージパンは忘れるとたいへんなことになりそう。
タヌキ寝入り(=死んだふり)、宝隠し、カメラマン、と本日もレックスは大活躍でした。
そして事件は、今シーズン初のお色気エピソード(笑)。
相変わらず視聴者ターゲットの幅が広い番組だ。
「刑務所に戻る前にシャワー浴びてもいいかしら?」って聞くディアナもすごいけど、許可してしまうモーザーはもっとひどい。
言うべきは「カーテンを閉めなさい、誘惑されないぞ」じゃなくて「そんなもの、刑務所に行ってからにしろ!」だろうに。
ディアナを連れ出したベルクマンが「偽名で部屋を借りた」と言いながら、自分の車で乗り付けてるのに仰天。
そして車を発見した警察官がモーザーたち到着の前に「出かけたようです」って報告にはもっと仰天。
ベルクマンの学校立て篭もりも、偽ディアナと人質の交換に出発しちゃってから「奥の戸が開きません!」、仕掛けた爆弾も「作動しないぞ!」、もうウィーン警察なんて信用できません(笑)。
死んだふりとか、隠すとか、そういうのがポイントになるかと思った解決法も、歯を剥き出して威嚇するレックス頼みという力技だったこともすごかったなあ。
銃撃に対して死んだふりって、かえって危険じゃないの?(笑)
そういうことを全部含めて、楽しかったデス。
偽ディアナに扮した女性刑事、協力が3回めということはヌーディストビーチに潜入捜査した人だったのかしら?