「パーフェクト・ブルー」は脱落寸前なので(録画は続けて最終回だけみるかも・笑)、見てしまいました。
以前の感想は
コチラ。
出てくるワンコの名前はレックスだけど、犬刑事のレックスとは話がつながらないですよね。
無理矢理つなげるとしたら、ヘドロまき散らし事件を解決し地元消防の名誉隊員となった優秀なワンコにウィーン警察が目を付けて警察犬として育てることにした、ベニー君とブリーダーもそれを誇らしく感じて送り出した、とまとめることもできますね。
しかし、S1第1話でパートナーを亡くして落ち込むレックスのもとに誰もやってこないことに心が痛くなるので、やっぱり無関係っ!(笑)
面白くないこと言っちゃえば、本家「REX」が1994年~、「ベビー・レックス」は1997年のテレビムービー、タイムマシンにでも乗らなければベニー君はやって来られないのです…
「REX」人気がすごいので、同じスタッフで子犬時代をイメージできるようなものを作りたくなったのかもしれませんね。
というよりも、「ベビー~」の6カ月後からのレックス、二代目くんですよね。
二代目くんに引き継がせることを念頭においてのエピソードというのが正解かもしれません。
そんな大人の事情をあれこれ気にしながらも、子犬の姿にかわいい♪を連発し、きゅ~っと声がすれば一緒になってきゅ~っと言い、大騒ぎの視聴でした(←大バカ)。
子犬レックスの耳、あまりねじれてませんでしたね。
私の脳内では、自宅で作る中華まんの先っぽのようにねじり上がってたのですけど。
まあいいです、何をしてもかわいいから。
最高だったのは、悪人たちにダンボール箱に入れられて、やいのやいの言われたのがよほど怖かったのか、脱走して隠れて眠っている時に夢にまで見てうなされているところ。
本当のワンコの眠いのを我慢しているのが、あのゆらゆら回想映像のおかげで見事にうなされているように見えました。
うちのまさくんがうなされて寝ぼけて泣き出したのを思い出しておかしいやらほろりとくるやらでした。
迷い込んだレックスをおじいさんの通報でブリーダーさんが迎えに来た時、ベニー君のお母さんの
レックスをもらう気満々なところ、すごかった。
ブリーダーさんに会うなり「こんなに楽しそうなあの子を見るのは久しぶり」とか「父親がいなくて」とか。
涙をこらえてブリーダーさんの方へレックスを押し出すベニー君のほうがよっぽど大人(笑)。
それにしてもこの「ベビー・レックス」は、「REX」がつまってましたね。
ソーセージパン大好き、
ベニー君とふつうにバスに乗ってる、
大きなワンコの独り歩きに寛容、
人を小バカにしたような逃走、
ボートに乗る、
マークと訓練でヘルメットもらう前にすでに名誉消防隊員、
自分は見ながらリモコン抱えて寝ちゃうくせにベニー君には「宿題!」とテレビを消す、
何が起きているかはすべて言葉で説明してくれる、
ちょっとしたエロ、等々、本シリーズを知っていればこその「そうそうコレ!」と楽しめました。
でも、ひとつ違っていたのはレックスが病院には入っていかなかったところでしょうか(笑)。
本シリーズは録りだめして、気が向いた時(ワンコに会いたくなったら)見ると思います。
毎日2話は追い切れないですから。