ラルビ兄弟はスペインからの麻薬密輸計画を進行させているが、運転手として潜入捜査中のサミーが汚職警官として監察に捕まる。ロバン判事が、大掛かりな摘発を控えた潜入捜査中であることを説明しても聞き入れてもらえない。
クレマン検事が情報源となった政治家DV事件のもみ消し工作が新聞に載り、上層部の怒りを買う。
前回、カルテの書き換えを黙って聞いていたことがショックで「クレマン人でなし説」をとりましたがコメントで指摘を受けたとおり、今回真意が明らかになりました(atsumiさん、りり・かさん、ありがとう)。
ここで自分にできることはないから世間に知らしめることを選択したのですね。
悪事は悪事だったのだから気分はすっきりでしょうが、サミーの逮捕は早速の報復だろうからちょっと勇み足だったかも?
「私に話してくれれば…」というロバン判事はやっぱり大人ですね。自分でも情報源探り出してるし。
情報源に話を取り下げさせてサミー釈放、潜入捜査続行となるわけだけどここでも警察に不信感。
ベルト警部の拷問ですよ。ガソリンかけてライターを近付けて取り下げ強要ですよ。
「本当にガソリンかけるわけないでしょ」とジルたちに言うけど、彼ら眼を背けてましたよね。
臭いがわからないので私には判断できないけどジルたちの視線が正解に思えるなあ。
ああまでした行動に対してということかもしれないけど、それならジルやフロマンタンも暴行に参加してるし(警部がそのことで監察に目をつけられているのに学習しないね)。
だからこそ、そこにガソリン臭を感じてしまう(笑)。
この後、ワーグナー判事がベルト警部に停職を申し渡す。元々の申立てを受け付けたことには首を傾げたが、その後の警部を見てると停職已む無しかも。
無線信号や書類のチェックミス、部下と寝る、監察に睨まれているのに繰り返す暴行(これはワーグナー見てないけど)。好意的に言っても「休みなさい、あんた疲れてるよ」でしょうか(笑)。
現われない被害者を「具合が悪くて」と言うカールソンに「私をバカにしてるのか?」とお見通し発言をするワーグナーはそれほどバカではない。同時に、棄却できることで警部を責めているのだから…私憤の証拠?
ベルト警部抜きでスペインからの密輸に備える警察だが、カールソンにサミーの素性が知れてしまった!
即刻、ムスに報告とか思ったら「サミーは本当に警察に捕まってました」と証言。事実だけどさ(笑)。
彼女、何企んでいるのでしょうね。ラルビ兄弟が捕まる筋書きで、その前に貰えるモノは貰っておくつもりでしょうか。ツァボにも切られるしね。
でもカールソンが素性を明かさなくても、警部がサミーを留置所に迎えに行って、それを他の逮捕者に見られているからなあ。
だから潜入捜査中に警察と接触しすぎるのはよくないって言ってるのに。
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