ビッグ・マイクが出勤すると店のものが丸ごとなくなっていた!大事にしていたカジキの剥製も。ビッグ・マイクは内部の犯行と睨み、カジキ探しに躍起になる。慌ててロッカーを確認したチャックは、前日にキャプテンから預かったエリーへのプロポーズの指輪までもがなくなっていることに愕然。プロポーズの時も、チャックが強制保護下におかれる時も迫ってくるのだった。
店丸ごと泥棒は、前日に発見された盗聴器のせい。どうやらフルクラムのメンバーが紛れ込んでインターセクトの情報を探っていたらしい。店での会話が拾われ、チャックがインターセクトそのものであると知られてしまったら、これから一生政府に保護という名で幽閉されてしまう!フルクラムに知られる前に情報収集器を回収しないと!と大慌て。
そしてこれがまたビッグ・マイクのカジキの剥製の中に隠してあり、さらにはチャックのロッカーから指輪を発見したモーガンまでもが剥製の中に指輪を隠し、もう全員が「カジキを探せ!」(笑)。
ジェフとレスターが、デリバリーのオネエチャン(ピタのデリバリーとぴったりパンツをかけてたの?)、リジーをスケベ根性で撮影していたことが幸い。リジーこそがフルクラムの手先で、デリバリーついでに盗聴器をしかけていたのでした。「俺たちは黒幕」みたいなことをジェフとレスターは言ってましたが、リジーに「電源切っておいてね♪」とでも頼まれていたのでしょうか。すると、店泥棒とは関係なくて、電源も切ってあったのをつなげてしまったのだし、まったく事件とは関係なかったわけですね。それどころか、撮影したディスク(女人祭り?)のおかげでリジーの犯行がわかったのでお手柄です。
ところで、ジェフは身体が悪いのでしょうか。「君の身体のことは知ってるし、心配もしてる」というチャックのセリフが気になりました。
チャックのことが知られるのは時間の問題だし、後継インターセクトも完成するので、保護前倒しの支持が出たところ、「まだ隔離される心の準備なんてできてない!」には、シーズン続いていることを知りながらもしんみりしちゃいました。任務と関係ないから会いに来て、みんなには心が楽になるような言葉を、とかチャックとサラの会話や表情はもちろんですが、「リジーを追え」という指示に「わかりました」と返答して接続切った後、「チャックを追え」とサラに言ってあげるケイシーですよっ!驚くサラに「急げ、気が変わるかも」って。親しくなりすぎないようにと自分に言い聞かせているのはケイシーの方が強いのかもな、と思えるシーン。サラは既にセーブが効いてないものね(笑)。
ロッカーの指輪を、「チャックがサラにプロポーズする」と勘違いしたモーガンが「チャックを失う」とわけわからないことしているのが印象的。もし、あのままチャックが隔離されていたら人として壊れてしまったかも(これ以上?)。
エリーにプロポーズするのにまずチャックに許可を取るキャプテンもよかった。「初めて弟を持ったような気がした」と二人も弟がいるのに言ってしまうとか、キャプテンもどれだけチャックを頼りにしてるんだか。
なんとか指輪はプロポーズに間に合い、エリーとキャプテンとチャックの素敵な家族の誕生ですね。
ここのやりとりも切ない。エリーとキャプテンを見て、失いたくないと改めて思うチャック、誘われても「家族の時間だから」と加われないサラ、家族を見守りながら「チャックの時間は長くはない」と真実を呟くケイシー。
あー、インターセクト修復不可能にしてやりたいっ!もちろん機械のほうですよ。
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