街角で歌って日銭を稼いでいた少女の遺体が川から引き上げられた。身体には殴られ首を絞められた跡があり、自殺と他殺の両方から捜査される。
食肉工場の不正調査にやってきた食品衛生局の職員が失踪するという事件も起き、警部はジョージと共に捜査することに。
REX?(笑)
赴任してきたばかりでまだ家が決まらない巡査を「かまわんよっ!」と自宅に迎え入れたら、なんと彼は犬の訓練士、担当犬のカイザー(通称カイ君)も一緒。
最初こそ吠え立てられるも、巡査が怪我したら警部に妙に懐いてた。
この人に自分の生活がかかっていることがわかったのかな。
そしてカイ君、食肉工場で麻薬の臭いを嗅ぎつけ(わかってもらえなかったけれど)、武器を持って暴れる密輸犯にてこずる警部を見かねて犯人に突撃!
持ってたフックが刺さり傷を負うけれど、本来の相棒巡査の姿を見たら三本足でもすっ跳んでいきました。
警部も絆にはかなわないのでした。
カイ君にこっそりおやつ(缶詰のごはんでは…?)をあげるジョージを「甘やかしてはいかん!」と窘める警部は、ジョージが後ろを向いてる隙に自分もあげてますよ。
みんな、自分だけは甘やかしてもいいんだよね(笑)。
フロスト警部はワンコ率が低いことを残念に思っていたので、ちょっと満足。
でも、早くREXが見たくなってしまったぞ(笑)。
少女ジェーンの事件は自殺でした。
半年前に家出し、知り合った青年となんとか日銭を稼いで流れながら暮らしていたけど、ある日とうとう身体を売ろうと思い立つ。
しかし、いざとなるとやはり無理。
逆上した男に殴る蹴るの暴行を受け放り出され、身体にも心にも大きな傷を負った彼女が選んだのが死でした。
ジェーン家出のきっかけは、一年半前に友だちが死亡したこと。
クスリが原因だったようだけれど、その出所がジェーンの兄。
今回頼った兄は、ジェーンの金の無心に脅迫感を抱き冷たく突き放す。
これもジェーンの絶望の後押しとなってしまったわけですね。
「デントンにお知り合いは?」と質問された両親は「いません」と言ってたけれど、兄さんはどこに住んでたの?
カイ君の活躍を見て思ったのだけれど、警察犬と犬刑事の違いってわかります?
「リード」ですよ。
警察犬は担当官がリードでコントロールしてますけど(少なくとも現場以外では)、犬刑事はいつでも単独捜査だっ!
ということで、カイ君は警察犬というよりも、犬刑事に向いているのではないでしょうか。
PR