昨年11月23日、「本日からフジテレビTWOでブレイキング・バッド」というのを放送1時間前にツイッターで見つけ、ギリギリ間に合ったという運命を感じるドラマ(笑)。
妻は妊娠中、高校生の息子は脳性麻痺という高校の化学教師ウォルター。
彼がある日、手術不可能で余命2年の肺癌宣告を受け、残される家族のために金を残そうと高純度ドラッグ精製に手を染めていく、というお話。
重く暗いのかな?と想像しましたが、時にコメディ(「洗車場のオーナーの眉毛、へんだな」と思ってるところに「その眉毛にもうんざりだよっ!」で吐き捨ててくれたことに感動・笑)。
もちろん、主人公ウォルターが真面目な性格だけに時に切なくて、
治すためでなく延命のための治療というのは深刻。
だけど真面目ウォルターが真面目に悪の道を歩む姿は清々しくておかしい。
また、妻の妹(このへん、字幕のせいではっきりしない。妹のセリフが「義姉さん」になってたけどウォルターの妹って感じがしない)の夫ハンクが麻薬捜査官で、ウォルターとジェシーのミスを見ながら「技術は高くても素人だな」と笑っていたりするのがまたいい。義兄だとも知らずに。
ハンク、かなりちゃんとした人ですよね、嫁の心の病を心配する顔もあって。
ウォルターの身内だけでなく、相棒ジェシーも当初とは見方が変わりましたよ、弟のエピソードで。
ただのおバカさんかと思ってたら、
両親の期待には沿えない自分を知ってしまったために道を逸れてしまったとでも言いましょうか。
誤魔化しながらイイ子ちゃんを演じる弟のような狡猾さはないということで好感度アップだ。
マリファナの罪をかぶって目の前で踏みつぶすところにお兄ちゃんとしての威厳が見えましたね(私にだけ?)。
メスを大量に売りさばいてもらうために、売買を仕切るトゥコ(サンチェスだ。こっちの方が似合ってる・笑)に近づいてしまったら、このトゥコがとんでもない危険人物。
メスを渡しているうちはいいが、予定の金額を手に入れたらさようならというわけにはいかなさそうだ…でS1お終い。
もうちょっと見ている予定だったのにまだここまでですよ。
本日6日でS2の放送もお終い、まだS3はTWOにはやって来ないようなので余裕ですよ(笑)。
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