こんな時なのにルースとジョージの結婚は具体化してきてる。もっと違った時ならネイトも祝福できたはず。母の再婚がおもしろくないのではなくてそんなこと考える余裕がないわけだから。
この家に繋ぎとめられたからこんな思いをする羽目になった、と怒鳴り散らすネイトには言葉もない。普通じゃないから出た言葉なのか、こういう時だからこその本音なのか。
個人的にはこんな時に結婚式なんて、と思うが当日あんなに華やいだ乙女ルースを見てしまうとめでたいならしょうがないかって気にもなる。後はジョージが問題抱えてないことを祈るだけ。
ネイトは家を空けて飲み歩くようになる。マヤを押し付けられるクレアの心はいかに。一人で負うには重過ぎるところに赤ちゃんのお守りだもの。前回の機械的な堕胎手術の歪は絶対にある。マヤを愛しく思う気持ちは大切にして欲しい。
で、そんなクレアはお父さんの墓を探していると本人に出迎えられる。ナサニエル、登場多かったなあ。墓地ではナサニエル側の人達が楽しそうに過ごしている。クレアの元BFもすっかり人が変わったように生きること(?)を楽しんでいる。どん底のクレアにはせめてもの救い。でもそこでリサにも会ってしまうんだよね。一緒にいたあの赤ちゃんは…
リサの遺体を発見したという警察からの連絡をネイトは誰にも話してない。それどころか酒場に出かけて喧嘩。遺体の確認にいかないのか?車内ではナサニエルとリサに誘われちゃうし、ボロボロもいいとこ。そして最後に選んだ行き先はブレンダのところ。道を見つけたのかな。罪悪感に苛まれてブレンダの元へは行けないんじゃないかと想像してましたが。
2シーズン続けてラストはまだ死にたくないと泣くネイトでした。
家族みんなに会いに来たナサニエルは、それぞれに違った顔を見せていく。ネイトには暴走をそそのかし、クレアとデイヴィッドには導く父親の顔。そしてルースには部屋の隅でうずくまり涙する姿。今それぞれの心にいるナサニエルなんだろうね。
よかったことはデイヴィッドが感情を爆発させたことでキースも二人の関係を考え直してくれたことかな。「こんなんだけど愛してる」と言うキースをデイヴィッドが受け入れられるか、だけど答えは出ているようですね。
まさに迷路な最終回。出口にたどり着けたり、見えるけど行けなかったり、まだ見つけられなかったり。心配なのはフェデリコもその中に入ってしまったかのようなラストの出会い。フィッシャーの家みたいだの名言に自分が入ってしまいませんように。
特筆すべきはマヤですね。今回も大物女優振りを発揮してました。帰宅したルースに片手を挙げて応えてましたよ。別撮りでしょうけどね。怒鳴りあいをする大人に抱かれていても泣き出すことなく
まあって感じで口あんぐりだし。
和ませるだけですって感じの子供の使い方は嫌いなのですが、マヤはきゃっきゃっとしたところがなくてそこが魅力に感じます。次のシーズンには大きくなちゃってるんだろうな。今回も走ってたし。
で、リサの死因は?