ブルックリンの倉庫で大規模麻薬組織摘発捜査。押収されたコカインや銃器はCSIラボ金庫に保管された。そこへ突然のガス漏れ警報で皆避難するが、バーナーを消し忘れているのに引火していないことに不審を持ったマックは麻薬組織がブツを取り返す作戦では?と睨みその場にステラと共に止まる。その頃、倉庫で現場捜査にあたっていたアダムとダニーは犯人グループに拉致されていた。
2シーズン続けてファイナルは爆発!(笑)
しかし今回の爆発はマックのやりすぎでは…?犯人がビルから飛び降りた件よりも内務監査の対象にふさわしい気がするのは私だけですか。
爆発の元を作ったくせに自分はペイトンのお誘いを受けてロンドンに行くとか言ってますよ。
ドンちゃんもステラもそれを聞いて笑ってる場合じゃないぞ。
ストーリーの方はNYらしからず一つの事件を筋立てた展開で見応えありました。
ガス会社のふりをして潜入した犯人グループとラボ内での対決、内戦PCとエレベーターを使ったホークス先生との連携プレーもよかった。
その中でも一際よかったのは我らのドンちゃん。
摘発の指揮に始まり、拉致されたアダムとダニー救出の際の突入のタイミング、その後のラボへの取って返しと見所満載。
今までの取調室での強気な見当違いは事件の真相を導き出すためにわざとなのだなとの想いが強くなりました。
あとは突入時、役付の宿命とはいえ先頭にいるならヘルメットはかぶって欲しい。ドンちゃんに限ると本気で心配ですから(笑)。
ドンちゃんはマックたちと行動を共にしているから殺人課の刑事と思ってたのに、麻薬特捜班の責任者みたいに会見に応じてますよ。
地方の警察ならまだしもあんなラボを構えてマンハッタンあたりが担当なのに兼任刑事なんてあるのかなあ?とちょっと疑問。
The Wireだって殺人課と麻薬特捜班は相容れてないしなあ。
大きな怪我から生還してとても頑張ったシーズンだったので目をつぶりますけどね。
ということでS3はお終い。私的には事件の素っ頓狂なところとチームの個性とがいいバランスでとても楽しかった。やはり特別贔屓がいると違うのでしょうか(笑)。
事件や人の生死での引っぱりもなく、ある意味清々しいファイナルだったし。
何かにつけてリンジーを気にしていたダニーはやはりそうなのかとか、
現場に出した途端にヒドイ目に遭ったアダムは大丈夫なのかとか、
ラボで犯人と一騎打ちらしいことを聞いておきながら携帯かけちゃうような女でいいのかマック?とか、
S4に向けて気になるところはてんこ盛りなのでした。