運河再開発へ向けての清掃活動中、古いトンネルが崩れる事故が発生。数人が閉じ込められるが(ジョイス含む)怪我人はなく安心したのも束の間、複数の人骨が見つかった。ほとんどは18~19世紀頃の工夫のようだが一体だけ20世紀の歯科技術を施されていた。
同じ地域では最近森で暮らすトムという男性が村の若者に襲われているとの通報があった。警部補への昇進通知をもらったトロイがトムに様子を聞きに出かける。
ようやく新シリーズ。
またまたカリーが謎。ウェブスターの運河開発の広報担当のような仕事をしている。確か
この前の話では旅行会社に勤めていたはずだが。
ウェブスターが「バスの運転手で成功」といわれていたのでその会社の広報部?と思えば「ボランティアの仕事をクビになった」と言い出す。
広報活動は地元のためのボランティアだったようだ。まだまだカリーの謎は続くのか…?
事件の切なさに声を荒げる警部というのも珍しい。
判事と当時の担当刑事がトムを糾弾しなかったことを責めているのではない、DVに耐えかねて母を守るために父を殺してしまったトムの心の傷を守っているつもりで放置していたこと。
警部と事件を思い返し解放されたことでようやくトムの人生が始まるのかも。
森に戻って横たわるトムの側で眠るキツネさんたちを見てたら思わず涙が…。
自分の手で家族を失くしてしまったけれどトムを迎えてくれる家族はいたんだな。
トンネル事件の真相は見えたものの、ウェブスター夫人&少年連続殺害は…。
息子の友だちと淫らな関係を続ける妻を元の生活に戻すためウェブスターが殺しました、で一旦は解決かと思われたが供述の不自然さからトロイ君は誰かを庇っていると推理。そう庇っていたのは息子のダニエル。
愛情のなくなった夫婦でも息子を思う気持ちは残っていました。
ダニエルが悪仲間の中でおとなしそうなのは、心の底でバカにしている、されている、の関係が滲み出ていたからか。
根は優しい子なのか自らお姉さん役カリーに犯行を告白して出頭するダニエル。
カリーの次の仕事はネゴシエーターか(笑)。
警部補になるなら独り立ちさせねば、とトロイ君に事件を任せてさりげなくアドバイスする警部の気配りが絶妙。
昇進祝いでも「君に助けられていた」とおだてながら「一人前にするのに時間がかかった」とつい本音も(笑)。
別れを前面に押し出した湿っぽさではなく、家族の新たなスタートを祝う雰囲気に溢れたいいシーン。
繰り返すけど、ホントに家族みたいだよね(笑)。
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