自殺と見せかけた他殺だけではすまない、とてつもなく入り組んだ事件でした。
でもこういう、私の推理が入り込む余地なしなほうが好き(笑)。
子どもは母親の元として夫を交換する二組の夫婦、おばあちゃんは血のつながらない孫を預かって、その孫たちの学校長は警察が来たってだけで趣味のエロ本をこそこそ処分しようとし、保護監察官はかつて担当していた少女の幸せが面白くなく、教授は「見ていたくない」という理由で生徒を退学させ、ルイス警部は被害者のお隣りの奥さんとちょっといい感じ、と内容てんこもりでした。
最高だったのは、博物館の窓から身投げしようとした犯人ヒューの手をつかんだハサウェイ。
「手を離さないのは生きていたいからだ!」という説の元、ヒューの手を離しましたよ!
ヒュー、絶叫で観念して無事救出&逮捕(笑)。
上司のイノセントは「大勢が見ていたのよ!」と叱責してましたが、確かに最善の策でしたよ。
益々ハサウェイのファンになりました。
てんこ盛りの内容のちょっとした隙間に、「(スピーチが嫌だから)死体を探して来い」とか、事件関係者とちょっといい雰囲気になったと思ったら刑事魂が優先して破局とか、コンタクトレンズぐりぐりの目元アップとか、気を抜く暇を与えてくれません。
好きだけど。

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COMMENT
脇役好き
毎回盛り込まれるルイス警部の恋愛は少し無理があるような気もしなくもないですが、いかがでしょう?
Re:シュワッチさん
かなりハサウェイのファンになってしまったようで、彼の行動がいちいち気になって仕方ありません。
>毎回盛り込まれるルイス警部の恋愛は
とりあえずの最終回でもありましたね。
でも、ハサウェイがルイスの女性の趣味をいじるためのアイテムだと思って許そうかな?と思います(笑)。