ジョージっ!!!!!(泣)
こんな終わり方って!
「他に人生の楽しみを持っていた自分と違って仕事人間の私を気の毒がっていた」という警部の告白がありましたが、ジョージこそ警部のお守りの人生だったような気がしますよ。
以前大怪我した時の奥さんの煮えた怒りを思い出すと、警部は一生恨まれ続けるのではないかと思いましたが、命をつないでいる機械を止める時には立ち合いを望んでくれたのでやっぱりジョージという人をわかっていてくれる奥さんだったのだな、と…。
事件も事件で、ドッグレースの元締めを追う事件では子どもたちが命を落とし、それを処理するはずの弁護士は法律事務所の仲間ごとアレで(笑)幼い命が危険にさらされるし、極めつけは資料室アーニーのよきパートナーになりそうだったジェニーが警部を親の仇と見ていたなんて。
今回の日本での最後の区切りのスタートも警部の過去の清算ともいえるような事件でしたが。
なんというか、警部に新しい人生を踏み出させるため、全てに終わりをつけたような気がします。
でもね、それがみんなのハッピーエンドでもいいじゃない。
「目も合わせない時もあったけど信頼していた」という署長の言葉で送り出してあげたっていいじゃない。
どんな苦いことがあっても我々の日々は続いていくのだという、人生を教えてくれたのだとしても…。
警部の幸せがジョージの犠牲のうえにおとずれたというのがシリーズを通してのジョージという役の位置づけを再確認させられたような気がしてしまいましたよ。
PR
COMMENT