フィオナの家に泥棒が入る。
捕まえた少年ジョーイは義理の父親エリックを殺すために銃が必要だったと告白する。
ママの元で事情を聴くと、エリックの横暴ぶりと実兄がギャングで汚い仕事の隠れ蓑になっていることがわかる。
エリックに親権を渡さずに母息子の安全を取り戻すためにマイケルたちは一肌脱ぐことにする。
一方、マイケルを自分の手元に置きたいスパイ・エージェント、ストリックラーのプレゼント攻勢は続く。
マイケルは、彼の立場がどれほどのものか探るために連絡係ディエゴを利用することに。
愉快だったよ~。
自然な流れで小道具作り出したり、相手をやり込めるための小芝居も楽しかった。
今回は特に小芝居の部分が効いてましたね。
精神的に追いつめられたエリックが駐車場で汗びっしょり、
ジョーイの運転する車のスリップ音だと気付かずに慌てまくってるのとか
マイケルたちがヤバイ奴らに撃たれた!と逃げ出すところは最高のコント。
エリック役の人、お見事だ。
それだけでなく、家族を守ろうと銃を盗むジョーイに自分を投影して犯罪者にはしないよう気を配るマイケル、
事情を聴いて家に匿ってあげるマイケルのママ
殺しの代金として受け取った金を全額差し出すフィオナ
と人情に篤い部分も心に沁みますねえ。
携帯電話を盗聴器に改造する(当然のことのように何してるかわかってる自分に驚く)のを見せ
銃を離すようにの説得、ラストの車を背にしたツーショット、と
この二人を見ているとジョーイを弟子に迎えたいくらいだった。
だって、銃を探しにフィオナの家を選ぶところで素質が感じられるじゃないですか。
なおかつ!
この前からちょこちょこと Otto Sanchez が登場しているのも嬉しいですね。
マイケルにパシリ扱いされてるけど。
ちょっとお人よしっぽくて一流の匂いがしないところがまたステキだ。
「キッドナップ」でのかっこよさが思い出されますよ。
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COMMENT
無題
なんだかGWで頭がまだぼけぼけしています。
エリックは最悪の男でしたが、あまりに馬鹿すぎて、
逆に結構好感が持てた気がします。きっとあの兄は今まで、
苦労してきたのでしょうね…。ジョーイがいい子で、
お母さんを守ろうとしているのがけなげでした。
そこにほだされたのか、チームもいい活躍。
トータルでほのぼのと楽しめたエピソードでした。
Re:無題
このエピソード、大好きです。
悪役兄弟もわかりやすいし、ドンパチよりも手の込んだストーリー仕立て作戦だし、とても好みでした。
最近、「ちょっと変化がないなあ…」と思っていただけに楽しさが倍加された感じです。
それに今はこういうドラマの方が断然安心感があります…。