ソーン引き渡しに応じなかったカーターは保安官の職を解かれる。
後任にやってきたのはロボット保安官のアンディだった。
しかし着任早々、木が倒れ、巨大アンテナが折れ、アンディ保安官が車ごと潰されるという事件が発生し、原因調査に首を突っ込んだカーターは驚くべき真実を知る。
カーターが保安官をクビになるのはへん。
確か、通りすがりだったユーリカという町の秘密を知ってしまったため、半ば強制的に保安官にされたのではありませんでしたっけ?
まあいいや、こういう話が見たかったのだから。
アンディ保安官はロボットだから、倒れた木に動揺する町民を「大丈夫、驚いてるだけでバイタル安定してるから」とその場でスキャンできたり、潰されてもファーゴの修理ですぐに元通り。
名前が覚えられないとか、オランダ語しか話せないとか、修理ついでに本当はそこにも手を加えたのでは?とファーゴの仕事を疑わせるような付録もいい。
極めつけは「私の生還率は7%なのでやりません!」とロボなのにの任務拒否。
小難しい理論はわからないので、こういう見ていてわかりやすい小技の畳み掛けが好きだ。
「計算し直したらあなた(カーター)といると成功率が上がるのでやります!」、
「私にはこの仕事は向いていない」とロボに言わせる、SFと人情が同居した名セリフも聞けたし。
ロボットに仕事を選ぶ権利を与えるとは、ユーリカらしいね。
驚くべき真実とは、重力をいじった一連の事件の黒幕がサラだったということ。
カーターとゾーイがいなくなったらイヤなので新保安官を文字通り潰してしまおうとしたらしい。
そのために電力使いすぎの博士を利用するとはかなりブラックだ(前からのメールのやりとりは単純にお友だちだったのだろうが)。
そういえば、アンディが制服取りに来た時「正しい保安官ぶりが鼻につきます」って言ってた。これが伏線だったの?(笑)
「私が見たかったユーリカだ!」とご機嫌だったものの、重力を元通りにするのに失敗したら
「復興に10ヶ月はかかる」、「カリフォルニア一体に住めなくなる」等、心のどこかを突かれるようなドッキリなセリフも(笑)。
やっぱり油断ならないな、ユーリカは。
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