国境を越えて医薬品を運ぶトラックが運転手ごと姿を消す事件が連続して発生。
スイス警察の依頼で捜査に乗り出すウィーン警察、というお話。
トラック強盗団(3人だけど)は、医薬品とトラックを別々に横流ししているのでした。
それだけだと信じたトラックを売りさばくための新人運転手は、トラック運転手の死体を見て「殺しには関わりたくない、降りる」と言ったために撃たれ、
なんとか自力で脱出した信心深かった彼は、神父さんに強盗団の悪事とそれに関わってしまった自分の罪を告白して絶命。
ここからです、すごいのは(笑)。
神父様は、懺悔の内容を警察に話すわけにはいかぬ!と自らトラック運転手たちに警戒を説こうとします。
警察は、神父様を尾行すれば事件の概要が早くわかったのにな、という気がしてきます。
結局警察より先に尾行を開始した強盗団に神父様は誘拐されます。
「懺悔の内容は喋らない」と言っているのだから、誰か見張りをつけるだけで放っておけばいいのになと思うのは私が犯罪素人だからでしょうか。
運転手たちの集まる酒場で、詳しく理由は話せないけれど積荷の中身を知る方法は?とか懸命な神父様がかわいく見えました。
同時に、聖職者の辛さも醸し出していましたね(多分)。
この神父様がまた、もうおじいちゃんの領域であろうに、閉じ込められたドアのカギを壊したり、
足と手を縛られても壁を使って足の紐解くというパワフルさん。
ドアを壊したのを見ておきながら放置していた強盗団が間抜けですね。
というわけで、神父を追いつめてきた子分Aの足をレックスがくわえてベックの到着を待ち、
子分Bはアレックスに捕えられ、
その隙に逃げ出そうとした親分は車を品定めしている(そう見えたよ!)アレックスにナイフを投げますが、レーザーポインターを空中でくわえる技術を持つレックスがナイフを食い止めました。
アレックスは「ナイフに触っちゃいけないって言っただろ」と感謝をジョークで表現しました(笑)。
今回、ここでエンディングとなってもよかったよね(笑)。
さて、本日は珍しく捜査会議なるものが見られました。
あんなにいるのですね、刑事が。
この会議、国境を越えた事件なので上司が地図を広げレーザーポインターで事件箇所を指し示すのですが、その赤い光にレックスは夢中。
上司が手放すと即くわえてベックに光を当てて遊びます。
それだけでは足りず、こっそり持ち帰って家でもアレックスに向けてご満悦。
「持って帰ってきたのか?」と、気付かないアレックスもどうかしています。
で、このレーザーポインターですが、どうして光を出すと「ひゅ~ひゅ~」という人魂音が出るの?
怖いじゃないですか(笑)。
レックスはあの音が好きなの?
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COMMENT
無題
これなら神父さんが主人公の懺悔を聴いて犯罪捜査に乗り出すスピンオフを作ってもいいかもしれません(笑)
捜査の流れは相変わらず不思議でしたが。
音の出るレーザーポインター。
またオーストリアの優れた技術?が披露されていました。
レックスに照らされて転んであげる?ベックもお茶目でしたが、それでも真面目に会議が続いているのがすごいです。
Re:無題
確かに、スピンオフ作れそうです。
でも、この神父さんでなければいけませんよ(笑)。
ちょっとおじいちゃんなのにこの行動力!というのがポイントですから。
>音の出るレーザーポインター。
>またオーストリアの優れた技術?
オーストリア製なら仕方ありません(笑)。
ちょっとあの人魂でも出てきそうな音に度肝を抜かれましたよ。
もしかしたらレックスはあの音がお気に入りだったのかしら。
無題
でも、REXにナイフの手の部分を加えさせる、というあの技術?はいただけませんでした。いくらなんでも、危なさすぎです(涙)…。
ちっこい神父さんの行動力は、すごかったですね~。これで2つの大戦も乗り切ったんだーっみたいな気概を感じました(勝手に…)。お城のようなところに閉じ込められて、ヨーロッパっぽいなぁ、旅行行きたいなぁと不謹慎なことを思いつつ。。。
Re:無題
レックス参加してることが最早普通というのもありがたいです(?)。
きっと、殺人課のアレックス班ということなのでしょうね。
へんてこりんな事件ばかりのウィーンを、三人と一匹で請け負うには無理がありますものね。
つまり、へんてこ事件担当班なのかもしれません(笑)。
神父さんの行動力、すごかったですね。
あの神父さんなら信じられるから信徒になってもいいかな?という気になりそうでした。