週5話の帯放送でスタートした本家L&O。
スパドラの半分でCMを入れる体制がぴったりくる、
前半捜査、後半法廷というわかりやすさだ。
そんな風ですから、刑事や検察の人物背景など直接はありません。
敢えて言うなら会話の中にそれと感じるものを察する程度。
メンバー間の恋愛とかうじゃうじゃしたのが好きではないので心地いいくらい。
まだ5話分しか見ていないので今後どうなるかはわかりませんけれども。
事件も今のところ素っ頓狂なものはなく(NYなのに・笑)、生活の中に流れている感じがしますね。
それだけに喜びの結末が待っているというわけにはいかない。
この裁定で何が起こるか想像はついても、裁判は罪を裁くもので予防策をとる場ではない(#3)、
被告に同情はするものの罪は罪(#2)、
一線を引くことでは終わらないところに見応えを感じますよ。
この帯放送、追いつくのは到底無理。
それに10月17日からは吹き替え版の放送もスタートするらしいので、
吹き替え版の放送に追いつかれて来たらそちらに乗り換えるくらいのぼちぼち感で見ていくつもり。
で、#7「知事の恋人」ですよ。
順番にうるさいくせに、5&6話をとばしたのは
我らのゼルさん(Zeljko Ivanek)がゲストだからですよ。
知事夫人が殺された。
知事はある会社との癒着について記者に迫られており、直前にも記者の強行インタビューに遭っている夫人の姿が目撃されていた。
汚職絡みの殺人事件?と逮捕されたのが知事と蜜月状態にある会社社長のゼルさんでした。
逮捕に至ったの、遠回りで凶器を入手した可能性とか、同居の恋人(男性)が「知事夫人を殺してきた」というゼルさんの告白を聞いたと刑事に話したから。
さて、その理由。
便宜を図ってくれる知事との関係が壊れるのを恐れたのは確かですが、そこまでの過程が…
ゼルさんの恋人に知事がセクハラ、その最中を知事夫人が目撃、「妻が口を閉じている保証がない」と知事がゼルさんに話したから、なのでした。
しかも、ゼルさんたちは同居の恋人ではなく、婚姻関係を結んでいたので彼の証言が「夫婦のそれにあたるかどうか」で法廷紛糾。
検察マッコイさんは、同性婚そのものが無効、恋人の証言は有効と主張。
協議の結果「婚姻関係は無効、でもこの決まりは変更されるべき」との裁定を得ますが、
今度は恋人が自分たちの関係を見下されたとして証言を拒否、法廷侮辱罪となっても断固拒否。
そんな中、ゼルさんは「彼が望むから結婚したのにっ!」とちょっと反省の色がありません。
第一、夫人殺害も恋人へのセクハラ行為の恨みではなく、
スキャンダル発覚で知事とのパイプが絶たれるのを嫌ってですからね。
しかし、マッコイさんの「彼は今喋らないだけ。殺人事件には時効がないから証拠が見つかったらすぐ最高刑を科してやる!」の脅しに屈し、15年で取引しました。
いや、恋人釈放もお願いしたので愛情なかったわけではないと信じたい、そんな役でした。
さあ、今度はエド・ダンバースとして登場するのを待ちましょう!
S8と9なので気の長い話ですけれども。
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