愛犬はなこを亡くしてから気分が沈んだままの絵本作家夕闇ほたる。
庭の不気味なピンクのきのこを見ていたら、ゆっさゆっさと揺れ出してぼこっという音と共に「犬」の姿で現れた、それが「きのこいぬ」。
きのこいぬ、幼馴染の編集者こまこ、きのこ研究所の矢島くんがほたるの止まったままの時間を動かしていくのですが
とにかくきのこいぬがかわいい。
もっちり、むっくりで、メロンパンを食べる音などかなりツボだ(笑)。
きのこいぬの豪快な慰め方(?)に多少ブラックな面も感じるが、
原稿に描き続けた一見落書きの本当の意味がわかった時、
どうして犬となったのかまでがつながってじんわりとやられましたよ。
うちの庭もよく調べた方がいいだろうか。
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COMMENT
No Title
よんでみよ!
Re:No Title
ちょっと黒いところも、ストレートな愛情表現も愛おしくなります。