無事復職したリディアとオチョアは、殺人事件の証言をする女性につきっきり。
かなりきちんとした目撃情報であるため、検察も期待していたが、
彼女はアルコールへの依存が強く、飲まないでいる時間の長さに逃げ出そうとする。
が、リディアの「人のためになること」との説得に法廷へ出向き、見事な証言をし、三人は祝杯を挙げるが…。
「本当に〇〇(犯人の名前。忘れちゃった)が殺す瞬間が見えた」
いい気分になった証人はつい本当のことを言ってしまいました。
リディアもオチョアも絶句ですよ。
本当に見たのは近所の人で、彼女は噂話を集大成して目撃したように語っただけなのでした。
本当に犯人で、近隣住民のためには刑務所に入れられるべきヤツだったのでしょうが、そうはいかないのが法制度。
彼女は偽証罪でその場で逮捕。
しばらく飲めないからと、その場でウォッカ二杯オーダーしてあげるリディアの裁量が好きです(笑)。
心配なのはサミー・ブライアント。
犯人特定に失敗したため、その犯人を廃車寸前の車に押し込み砂漠へ連れ出して墓穴を掘らせるという…。
銃をつきつけ、威嚇射撃はしても撃てない。
モレッタを殺した男と確信しても撃てない。
ここの警察官たちはホントにひどく道を外れたことはしませんね。
墓穴に置き去りにして、帰路吐く。
自分の内に「処刑」なんて言葉はなかったのに一瞬でもやろうとしたことに耐えられなかったのですね。
帰宅するとモレッタの妻マリエラは「母のところへ身を寄せる」と引っ越す準備ですよ。
「ネイトの想い出ばっかりで、時間が早すぎて」の訴えは効きました。
サミーをネイトになぞらえて感覚がおかしくなっていたのかもしれないです。
ようやく本当に哀しむ時がきたのだなと思えます。
それはサミーにも同じことだよね。
ジョンは鎮痛剤を止める努力を始めたようです。
あの大汗は禁断症状でしょうか。
虐待を受けていたと思われる少年の「洞窟にいた、ティレルと〇〇もいた」の言葉に何かを感じ、「洞窟」発見に懸命なのは
この件を解決することでクスリを止めても大丈夫という支えが欲しかったのかもとさえ思える。
やりあった保護司もジョンの言葉から別ルートで探していてくれたらしく、「洞窟」は特定できましたが…ティレルたちは保護されたものの、犯人自殺という苦い結末。
しかもこの犯人、ジョンが保護した少年の写真を見せて「知らない?」と質問した人でしたよ。
あれで追いつめられたと悟っての自殺らしいです。
ジョンがクスリを止めるきっかけにしてもらうしかないような結末ですよ。
この事件で、出動要請を断って「洞窟」を探すジョンとベンが
険悪な状態なのを察するのがなんとデューイでしたよ!
さらに、ジョンに「大丈夫か、何なら一緒にセミナーに」なんて声をかけてますよ!
そんなのデューイじゃない!
彼が更生したことを喜んであげない私がどうかしているのでしょうか(笑)。

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