何もかもネタバレということになるのでちょっと空けます。
確かにそういった状況がいつかは出てくると思いながら見ていましたよ。
しかし、今回のこんなところでとは…ってその時が来ればいつでも思うのだろうけど(笑)。
この前、「いなくてはならない人」と書いたシェーンが難しい決断を迫れたわけですよ。
二人一緒に帰ることが大前提だったわけですが、行った先はウォーカーだらけ。
そうなると「ここに何をしに来たのか」で選択しなくてはならないですよ。
ショーンは足を挫いてしまい、オーティスに後を託そうとしますが
オーティスは「置き去りにできない」と拒否。
しかし、残りの弾がお互い一発となった時
シェーンは自分を見捨てなかったオーティスを犠牲にすることを選んでしまいました。
この希望のない世界で(今のところ)人情に応えるなら互いに撃ち合うという選択肢もありますが
ここに来たのはカールのため、手術備品を持って帰らねばならないのです。
この時シェーンの脳裏にあったものは、生への執着?カールを救いたい一心?事故とはいえオーティスへの複雑な心境?、どれか一つなわけもないし、言葉で説明できるものでもないですね。
縋るオーティス、振り切ろうとするシェーン、迫るウォーカー、緊迫したシーンでありました。
冒頭、頭を丸めるシェーンを見て「ああ、彼らは戻れるのだ」と、思った自分は甘かった。
鏡に映る自分の身体にはオーティスの爪痕がくっきり残り、頭にも髪の毛を毟り取られた痕跡が。
シェーンに残された傷跡の意味に誰か気付いてしまうのでしょうか。
さらなる地獄を体験して、それなのに誰にも話せず、大丈夫なのでしょうか。
やっぱり彼はいなくてはならない人となりました(ええ、鬼ですよ)。
で、カールはシェーンの持ち帰った医療備品のおかげで安定を取り戻したようです。
「この世界で生き続けさせることが幸せなのか?」とローリが安楽死を望むような風でしたけれど
わずかの間に覚醒したカールが「鹿がかわいかった」と生の喜びを口にしたことを信じての手術決断でしたね。
ここもですね、子役に対する自分の鬼の見方が心苦しいですわ(笑)。
お留守番組ですが…
ダリルとデール、怒ってもいいよね(笑)。
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COMMENT
やっと追いつきました!
ダリルの改心?は、四の五の言ってる場合じゃないという生き延びるための選択でしょうか。とにかく頼りになります、情をはさまず冷静に計算・選択できるしね。(ほめすぎ?(苦笑))
カールの子、かわいいですね〜鹿に寄ってく時の瞳の輝きったら!あのシーンは「おぉこれが神の啓示か?導き手が?」と思ったらあの展開で。でもやっぱり啓示なのかな。「この場にしばし留まるがよい」みたいな。
リックが『独力では出来ないこと・守れないものもある、旧世界での自分にこだわるのはやめよ』ってことを受け入れるきっかけにもなったし。
時々ゾンビがキュートでコミカルだったりするので息抜きもできます、うまい作りだなあ〜。
Re:やっと追いつきました!
ダリルは妙に存在感増してきましたよね、っていうか贔屓しすぎのせいでしょうか。
贔屓の人を見つけるのはドラマ鑑賞には大切なことですよね(笑)。
そういえば4話は、シェーンの回想をのぞけば井戸の人しかゾンビはいませんでしたよね。
どうしちゃったのかしら?(笑)