推理癖は抑えて見ることに集中しようと思ってはいるのですがどうもうまくいきません。
また誤った推理で失望してしまいました(自分に)。
私の推理とは、大学の守衛(
かえるの親分ダルジール警視だ!)が、生き別れになった自分の娘エリザベスを守るために手を出した教授を殺めた、というもの。
大外れでした。
なるほど、そっち方面でしたか。
それらしいクラブに出向き、そこが同性が出会いを求める店だと気付いたバッカスが「風紀課に連絡しないんですかっ!」と言ったように、当時は同性愛は嫌われるどころか違法だったのですね。
今ではシビル婚の認められている国でも。
この時、警部とバッカスを見た客が「うらやましいね~」と言ってましたよね。
どちらに対してだったのですか?(笑)
事件の流れはわかりましたが、守衛がデビッド君を殺してしまったのがわかりません。
デビッド君は守衛の仕事場を知ってしまってもべたべたしたり脅迫したりせず、きちんと立場をわきまえ、なおかつ目撃した犯行を証言することもせずに「一緒に逃げよう」と提案しているのですよ。
しかもとってもかわいい(笑)。
一緒に逃げてしまったら自分の性的嗜好を認めることになるからですか?
勲章をたくさんもらっている元軍人であるが故ですか。
出会いの店では毛嫌いするような言動のバッカスが、逮捕した守衛へコーヒーと新聞を差し入れる姿は、また一歩大人に近づいたな、と思わせるものでした。
そのバッカス、「5年は離婚しませんよ!」と息巻いていたのに最後は結婚指輪を警部に預け、リサの人生を尊重することを決心したようです。
女学生の誘惑も自制できたのに。
事件から人として生きることに強く心を動かされたのが一番でしょうが、義父の署長が「娘が離婚なんて体裁悪い、なんとかしろ」みたいなことを言ってきたのも関係しているのでしょうか。
義父のこと大っ嫌いだものね(ジジイ呼ばわりしてたものね)。
義父の人が代わってもだめなのかな?(笑)
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COMMENT
No Title
Re:No Title
ですから、守衛が犯人だという前提は揺らがなかったのですが推理は間違ってしまいました。
女学生エリザベスは格好こそ派手派手でしたけれど、顔立ちは地味目でしたよね。
鼻が丸いところが好感持てました(笑)。