スーパーの店長が夜間金庫へ入金に行く途中に射殺された。
過去の同様事件を調べると、モーリッツという青年が浮かぶ。
彼はスーパー強盗で服役しているが仮出所中で姉と同居しており、アパートの住人たちも「また彼の仕業だ」と噂しているのだった。
味方しているふりのナーグルが、モーリッツに罪をかぶせるつもりでの犯行、そして5年前の事件もモーリッツではなくナーグルだったという、タイトルの「再犯」は野放しナーグルのことでした。
警察怠慢だったんじゃないのかしら?
今回の事件のナーグルも、計画に隙ありすぎで気付かない方がおかしいでしょ。
まあ、アレックスに花を持たせるためだったと思うことにします。
今日の疑問はウィーンの刑務所システムについて。
モーリッツは19歳の時に投獄されて5年らしい。
何歳までは少年施設で何歳から成人施設というのが国によって違うのはいい。
罪の大きさにもよるだろうし。
問題はこの後の「定期的に仮出所して、今は2週間姉のところにいる」というところ。
定期的に仮出所って何?病院の週末外泊じゃないんだから。
それとも罠?ちょっと自由にして様子見るという。
あ、仮出所ってそういうことか。
出ては戻り、出ては戻りで外の生活を恋しがらせて刑務所生活に張りを持たせる意味でもあるのだろうか。
無実の罪で服役させられて人間不信となったモーリッツが、今度も警察に疑われ自棄になって電気コードで自殺するぞと脅かすシーンで、レックスのイタズラが役立ちました。
クンツのパソコンのコード引き抜く技が有効でしたね。
それはいいのですが、クンツはレックスがコードを引き抜いたことが、アレックスとベックはそれをイタズラと気付かないクンツが、それぞれに「不注意だぞ」なのですが、
レックスにサラミソーセージ一本咥えさせて笑ってるだけってのが一番不注意なのでは?
先代レックスは人刑事に注意を促す犬刑事たる姿がよく見られたように記憶しているのですが、二代目の設定は警察犬・警備犬の範囲におさまっているような気がしてなりません。
イタズラは積極的だけど。
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COMMENT
No Title
そしてオーストリア刑務所の仮出所、確かに不思議です。アメリカでこんなルールが成立したらブレイクアウトキング続出で恐ろしいことになりそうです。ドラマ的には面白いかもしれないけど。
野放しナーグルもあんまりでしたが、モーリッツを犯人と決め付けるアパートの住民たちに呆れました。単純過ぎます…
Re:No Title
やはり、レックスは犬刑事!です。
アパートの人たち、怖かったですよね。
いくら張本人ナーグルの積極的なそそのかしがあったとはいえ。
刑務所の定期的な仮出所システム、不思議ですよね。
戻ってこないとかないのでしょうか?
それならそれで、ブレイクアウトキングな人たちが登場して解決してくれるのでしょうか。
う~ん、二度手間?(笑)