金貸しをしているバウマンが殺され、返済トラブルによる殺人の線で捜査は進む。
カート場経営を隠れ蓑にした偽札製造者が、そこにつけ込んで取引金額を釣り上げてきたバウマンを殺したという、東欧で偽札を作らせるような国際的な偽札組織にしては規模も理由も地味な事件でした。
バウマンのパソコンのパスワードには「これだよっ!」と犬の写真に注意を促し、
遊ぼうと思った砂山付近で助けを求める声を聴きつければ、キライな音(耳に蓋する姿、かわいかったよ~!)のするカート場に飛び込んでアレックスを呼び、とレックスは犬刑事でした。
それに比べると、犯人は、自殺に見せかけるのに利き手にライター握らせちゃってるし(これは特殊な例で弾のあたりどころのせいで急速に硬直が起きたから仕方なかったみたいだけど)、
カートを買いたくて一瞬ヨコシマな考え起こした青年も、そこで殴られて縛られたくせに彼女がやって来たらそこでちょっといいムードになってみたり、
「子どもができるからカートが欲しいんだ」なんてお願いをアレックスにしちゃうし、
アレックスもそれを叶えてあげちゃうし、なんかみんな緊張感ないよね。
そういうレックスも砂遊びのせいでお風呂に入れられたのに、また砂山に向かうというお茶目さんでしたけど。
そしてまたまた心配なアレックス。
「お風呂、いや~」と逃げ回るレックスの思う壺になってます(家の中をぐるぐる回るの、計算だよね)。
アレックスがうれしいのなら、もうこのままでいいか!って気がしてきたぞ。
今回、ヒト刑事の内面に触れるという珍しい展開も見所(だったのか?)。
クンツは例えそれが犯人でも銃で人を撃ちたくないらしい。
それを知ったアレックスが「俺もそうだったけど、克服した」って言いますが、どうやって?(笑)
クンツが知りたいのはその気持ちの流れじゃないのかな?
結局は、銃撃戦でベックを救うために犯人を撃つことができ、無事克服となりました。
それならこの事件の中心にもうちょっとクンツを使ってあげて欲しかったよ…。
そういえば冒頭の射撃練習、銃がキライというわりにはクンツの狙いどころは急所なのでは…。
ベックもそうだったけど、殺しちゃっていいのか?(笑)
まあ、アレックスのカートレース応援シーンでガンンビー(ハンカチの四隅を結んでかぶるヤツ。モンティ・パイソンにあるよね)なクンツを見られたのでよしとしますか。
メガネやヒゲ、半ズボンといった姿ではありませんでしたが。
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COMMENT
No Title
せっかくレックスをお風呂に入れたのなら自分も無駄に偽してくれる?とちらっと期待したんですがすぐにガウンを羽織ってしまってがっかりでした。
でも銃撃戦とカーレースで活躍するアレックスが観られたからまあいいか。
ベックとクンツの関係が一歩改善した?ベックは銃を持たせると完璧なベックなのにすぐにお笑いモードに戻ってしまうのは何故でしょう。
このドラマの理解不能な部分の一つです。
Re:No Title
アレックス登場時に期待していた展開とは違ってしまってます。
でもこんな不測の事態も好きですけど(笑)。
ホント、アレックスは無駄脱ぎしませんね。
何か固い決意でもあるのでしょうか。
ベックが銃の名手というのは射撃訓練だけで、現場ではその腕の見せ所がないのは残念ですよね。
射撃訓練だけかっこよくて、他はコント要員というのはもったいないですよ。
No Title
私もココつっこみました。そんなことしてる場合ではないですよね。アレックスにレース出場を頼み込んだり何かと世の中甘く見てるカップルでした。
アレックスとレックスの追いかけっこはかわいいですが、毎日あんなことしているんでしょうか。もう他が入る隙がないですね。(笑)
銃撃戦もあってスリリングなはずなのに今回もゆる~いお話でした。
Re:No Title
アレックスとレックス、ふたりだけの世界といったふうで恐ろしさすら感じます。
いいのでしょうか、こんなで。
見てる分にはおもしろいし、愛されているレックスもいいですが、
ヒトとしてのアレックスはかなり問題ありだと思いますよ。
でも自分もこうだったのかなあ…(苦笑)。